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2019年10月30日

「学生×地域づくり実践事例発表会」取材報告

2019年10月30日(水)

「学生×地域づくり実践事例発表会」取材報告

 先日20日、栃木県主催、NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク実施協力による「学生×地域づくり実践事例発表会」が栃木県庁東館4階講堂にて行われ、県内の高校生・大学生、他社会人など約60名が参加しました。

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全体の様子

 「学生×地域づくり」は県内の高校生・大学生で地域づくりの活動を行っている方から講演を聴き、その後実践者と参加者の交流を行い今はまだ地域づくりに「踏み出せずにいる若者」と「実践している若者」が出会う場として行われました。

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那須どうぶつ王国 総支配人 鈴木 和也さんによる基調講演

 初めに学生や若者だけではなく、大人の方がどのような地域づくりに取組んでいるのかとして那須どうぶつ王国 総支配人 鈴木和也さんによる「那須に新たなスぺクタルを」についてお話していただきました。鈴木さんが那須で仕事をしようと思った理由や2006年に総支配人になってから那須どうぶつ王国でどのようなことを行ってきたのか、地域に密着した自転車プロロードレースチーム「那須ブラーゼン」の立ち上げなど地域を盛り上げてきたことについてお話していただきました。

 参加者に対して今回の話や実践者からの話を聞いて地域で自分の住む町で何ができるのか考える機会になったり、行動が伴う機会になればと思いますとまとめていただきました。鈴木さんのお話は「ベリーマッチとちぎ 暮らす人々」にも紹介されています。

 次に栃木県内で行われている4つの取組み@農と共に、A未来創造ネットワーク白鷗、B株式会社アグクル、C矢板地域おこし協力隊による実践事例発表が行われました。

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学生×地域づくり実践事例発表会

 初めに高校生×地域づくりとして「有志団体 農と共に」代表の阿久津清尚さんによる紹介が行われました。農と共には、離農(1人では難しい、体力的に難しくなってきた)を考えている方々に対して農家さんの生産作業の支援活動を多世代で行う、農業の楽しさを伝えていく団体として作業や補助などを行っています。

 草刈りや機械への積み込み、種まき・収穫、肥料まき作業の補助を行うことで離農農家件数の減少対策、耕作放棄地の増加対策につながっています。農作業を体験して楽しさを感じてもらうことで農業に関心を持ってもらう機会づくりを今後も継続していきたいとお話していただきました。

 次に大学生×地域づくりとして「未来創造ネットワーク白鷗」前年度子ども部会長の會田未来さんによる紹介が行われました。ボランティア活動や地域づくりによる地域活性化を行う団体として地域イベントに参画、自主企画運営、空き家の利活用によるコミュニティスペース作り等の活動を行っています。

 小山を知るためのフィールドと調査とワークショップを行う「子どもおやま評定」、小山駅西口の通りに人々が集うまちの空間とまちを照らすコミュニケーションの場づくり「テラス小山」、空き家利活用「おやま未来ヒュッテ」等の活動を通して、沢山の人との出会いや行動力得ることができ、また、まちの新たな気付きを知ることができたとお話していただきました。

 次に大学生×社会人×地域づくりとして「株式会社アグクル」代表取締役の小泉泰英さんによる紹介が行われました。発酵万能調味料「おりぜ」や米こうじ100%甘酒「ありがとう」などの商品開発などを行っています。以前センター情報紙「まちぴあ」話題人のコーナーで小泉さんを紹介したこともありました。子どもたちにやさしい発酵食品を届けたいと宇都宮大学農学部在学中に起業。

 まちぴあ登録団体とは発酵食品教室〜塩麴づくり〜のコラボをしたこともあり、地域に根差した取り組みもされています。「赤ちゃんに自然派の発酵食品を届けたい!」という思いから宇都宮市内でママさんとのつながりを大切にしています。活動をしていく中で社会を少しでもハッピーにしていきたいとお話していただきました。

 最後に地域おこし協力隊×地域づくりとして「矢板地域おこし協力隊」の経験があり、矢板ふるさと支援センターセンター長である高橋潔さんによる紹介が行われました。東京で株式会社代表を務め、矢板と2拠点生活。地域おこし協力隊に就任されていた時の地域との関係づくりのポイント、地域住民の出番づくりを考える、持続可能な仕組みづくりなど経験をまとめていただきました。来年4月にはNPO法人の設立を考えており、地域の未来を切り開く人材のチャレンジ支援、地域住民の交流や育成の場、新規事業の立上げや既存組織の立直し支援をしていくとお話していただきました。

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台風19号による水害ボランティアについて説明

 次に、昨年学生×地域づくり実践事例発表会で実践事例を紹介した一般社団法人えんがお代表理事 濱野将行さんより10月12日から13日にかけての台風19号による水害支援についてお話をしていただきました。2015年台風18号の際にも動いたNPO法人トチギ環境未来基地、NPO法人とちぎユースサポーターズネットワークと一般社団法人えんがお他によって構成されている災害支援チーム「ユース2000」について概要説明がありました。現在ホームページ(とちぎユースサポーターズネットワーク)、FacebookなどのSNSで発信を進めており、水害支援への参加呼びかけを行いました。

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地域づくり活動実践者との交流

 最後に行われた地域づくり活動実践者との交流ではそれぞれ話を聞いてみたい取組みの所に移動しました。様々な地域課題や社会課題に対して活動している方々のお話は中々聞く機会がないということもあり、関心のある皆さんはしっかりとした質問を投げかけていました。

 こういった実践事例を聞くことは、自分だったらどんなことができるだろう、取り組みに参加してみようかなというきっかけになったかなと思います。宇都宮市まちづくりセンターで取り組んでいる「コミュニティボランティア体験プログラム(地域の催事の手伝いや企画検討後の実施など)」でも多くの高校生に参加していただいており関心度の高さを感じております。取り組みについて知る、活動に参加してみるという行動が今後の選択の参考になる機会になったかなと思います。

(記事作成:小松)
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