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2018年06月22日

MCFオーケストラとちぎ「コンサート会議&音楽鑑賞教室」取材報告

2018年06月22日(金)

MCFオーケストラとちぎ「コンサート会議&音楽鑑賞教室」取材報告

 4月8日、宇都宮市清住に事務所を置く「一般社団法人MCFオーケストラとちぎ」にお伺いさせていただきました。 まちぴあ貸しオフィス団体としても活動されていた「一般社団法人MCFオーケストラとちぎ」、栃木県出身・在住やゆかりのある音楽家約90人で構成された、プロフェッショナル音楽団体です。 企業・個人の皆さまからの協賛金などを資金とし、音楽を愛するボランティアスタッフがそれぞれの仕事の合間を縫って事業を実施しています。 

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コンサート会議の様子

 主催公演『MCFコンサート』や小さな子どもに本物の音楽を聴いてもらうことを目的として『MCFキッズコンサート』などを行っています。

 会議では『MCFコンサートVol.6 (8月11日(土)開演14:00(開場13:00)、栃木県総合文化センターメインホール)』に向けて、当日手順や準備、まちぴあ主催企画「学生ボランティア体験プログラム説明会(6月30日)」についても触れていただき、担当スタッフから詳しく説明も行いました。

 学生の皆さんに、普段体験する機会の少ないプロオーケストラ演奏会のスタッフとしてボランティア体験していただくことになっており、高校生や大学生などの皆さんにクラシックコンサートの良さや音楽を愛するボランティアスタッフの熱い思いを知ってもらいたいとご協力いただけることになりました。

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ヴァイオリン、フルート、ピアノ、打楽器についてクイズ

 6月20日には城山東小学校にてMCFの活動の1つである音楽鑑賞教室が行われました。 音楽鑑賞教室は小・中・高等学校・特別支援学校を訪問し行っているもので2015年から始まり、これまで県内で23回ほど行ってきたそうです。

 今回はヴァイオリン奏者:亀田砂織さん、フルート奏者:西園文美さん、ピアノ奏者:中山里紗さん、打楽器奏者:澤田奏恵さんの4人が、全校生徒・保護者約150人に向けて演奏を行いました。

 演奏が始まる前には担当先生から児童の皆さんに、鑑賞する際の望ましい態度についてのお話や、校長先生の挨拶がありました。 プログラムの中では、演奏者から、手に持っているヴァイオリンがいつ出来たのか、フルートは木管なのか金管なのか、ピアノの鍵盤数、ステージ上にあるスネアドラム・マリンバ・カホン・トライアングル・ウインドチャイムは全部打楽器かなどのクイズが出されました。 選択肢が2〜3個あり、みな元気良く手をあげて答えていました。

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演奏終盤に行われたみんなで歌おう

 1.カルメンより「前奏曲」、2.リベルタンゴ、3.動物の謝肉祭(序奏と獅子王の行進曲、メンドリとオンドリ、象、水族館、耳の長い登場人物、おおきな鳥かご、ピアニスト、化石、白鳥、終曲)、みんなで歌おう 4.ビリーブ、5.校歌、6.ラデツキー行進曲(拍手で楽しむ)、☆キセキ(GReeeeN)が演奏されていました。

 子ども達にとって聞いたことがある曲や普段歌っている校歌を歌えるなど、優れたクラシック音楽の演奏を生で聴くことにより教育音楽の向上や、情操を高めることにつながったと思いました。 

≪今後のプログラムお知らせ≫

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≪MCFコンサートvol.6≫←詳細情報はMCFホームページより

日時:2018年8月11日 土曜日 開場:13:00 開演:14:00
場所:栃木県総合文化センターメインホール
出演:指揮 高井優希  ソリスト: 黒岩航紀(ピアノ)

曲目:
・J.シュトラウスU 喜歌劇《こうもり》序曲 
・ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調 作品18
・ベートーヴェン 交響曲第6番ヘ長調「田園」作品68

(記事投稿:小松)
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