2016年9月27日(火)
登録団体:NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク
『ソーシャルグッドカフェ〜社会を良くするシゴトのつくりかた〜』取材報告
先日24日(土)主催:NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク主催宇都宮市後援による「ソーシャルグッドカフェ〜社会を良くするシゴトのつくりかた〜」がREDIOBERRYイベントスペースで行われました。 会場には一般の方とまちぴあスタッフ1名の約20人が参加しました。
パワーポイントを使った説明
ソーシャルグッドとは・・・“社会をよくすること”“社会的によいこと”を広義として捉え、社会課題のために事業化し取り組む「ソーシャルビジネス」や共感をあつめ様々なリソースを獲得しながら継続して実施する市民発のソーシャルアクションも含め、包括的にこの言葉を使用しています。
今回の取組みではソーシャルグッドな取組で活躍するゲストの方からお話を聞き、必要性・やりがいを明らかにしながら、これからの社会の姿を描く、参加者の方々のソーシャルグッドの関わり方や始め方を見つけ、ソーシャルグッドの理解とアクションを広げることを目的に行われました。
「ゲストトーク」では宮治勇輔氏(株式会社みやじ豚代表取締役社長、NPO法人農家のこせがれネットワーク代表理事)、矢島里佳氏(株式会社和える代表取締役)を招きソーシャルグッドな取組みについてお話していただきました。
宮治勇輔氏によるゲストトーク
宮治勇輔氏からは「スーツを脱いで見つけた自分らしい働き方」をテーマにお話していただきました。 『株式会社みやじ豚』代表取締役社長として湘南みやじ豚ブランド化やトータルプロデュースなどを行う一方、『NPO法人農家のこせがれネットワーク』では社会的課題である事業後継者問題への対応として食や農業に関心が高い生活者とつながれる場を作りだし、就農へ向けて踏み出す農家のこせがれを応援するための活動(「こせがれ交流会」「こせがれ塾(帰農を考えているこせがれを対象)」)などについてお話していただきました。
矢島里佳氏によるゲストトーク
矢島里佳氏からは「日本の伝統文化×若者が生み出す次代をつくるモノづくり」をテーマにお話していただきました。 株式会社和えるでは「先人の智慧を私たちの暮らしの中で活かし、次世代につなぐこと」をミッションに社会的課題である伝統文化継承の解決として全国の職人さんとともにつくる、生まれたときから大人になっても使える日用品のオリジナルブランド『0才から6才の伝統ブランドaeru』を立ち上げました。 モノづくりを通して、子どもが伝統に出会える機会を創出、伝統産業の活性化・後継者育成にもつながることについてお話していただきました。
トークセッションの様子
ゲストトーク後には宮治勇輔氏と矢島里佳氏ととちぎユースサポーターズネットワーク事務局長の古河氏による『ソーシャルグッドのこれから』をテーマにトークセッションが行われました。ゲストトークで気になったことを付箋にまとめたものを元に答えていただきました。
次回「第2弾ソーシャルグッドファクトリー」では今回同様社会に対する問題意識や社会意識に関心を持つ人、これから事業を立ち上げようとする起業家予備軍、愛着のある地域に貢献したいという人、解決したい課題がある方、アイデアをカタチにしたい方を対象に全4回のプログラムが行われます。
(記事投稿:小松)
2016年09月27日
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