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まちづくりネット東近江ブログ

まちづくりネット東近江の取り組みの紹介を行います。
まちづくりネット東近江は、滋賀県東近江市を中心に活動する中間支援団体です。地域の団体さんと一緒にさまざまな活動に取り組んでいます。
ぜひご覧ください。

ブログを更新しました!:団体さんのパワーアップのために

[2017年10月20日(Fri)]
東近江市の愛東地区で、10年以上活動をされてきた「NPO法人愛のまちエコ倶楽部」さん。

菜の花プロジェクトの一環でもある菜種油の製造や、BDF(バイオディーゼル燃料)の製造。

それ以外にも、農村地域の魅力を発信しようと、地域の人と一緒に昔ながらの古民家で、お茶がいただける「よ〜きて喫茶」や

町をフィールドにして歩く「まち歩き」。それから、農家の就農してもらうためにも、就農支援の事業を行っておられます。

多岐にわたる事業を行っている団体ですので、限られたスタッフだけでは大変だと思います。

そこで、事業を一度見直しをしたいということで、そのお手伝いをすることになりました。

事業を見直す上で、団体がどんなことをミッションとして、そしてビジョンをして描いているのかをスタッフの中でも共有することが大事です。

今回のエコ倶楽部さんは、その部分は共有されておられました。

そこで今回は、今何を本当に困っているのかを明白にし、それがスタッフですぐに解決できるのか、工夫次第では解決できることなのか、専門家にアドバイスをしてもらうことが必要なのかに分ける作業を一緒にしました。
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現状を知るということは、なかなかやっているようでできていないことが多いと思います。

忙しい毎日の中で、今何に一番困っているのかを一緒に仕事をする人同士が共有し合うということ。

本当は大切なことなのですが、最重要事項ではないので、目の前にことに追われておざなりになってしまうということがあります。

私達の団体も、できていないので、自分達も必要だなと感じたのですが、もう一つ感じたのは、やはり第三者に入ってもらうこと。

自分達だけで話をしていると、声の大きい人や、決定権を持っている人に誘導されてしまうことが多く、全員が納得した答えが出にくいのではないかと思いました。

NPO団体のような、想いを共有した人が集まる組織の場合は、特にそこが大切なのではないかと思います。

大変なことなのですが、ちょっとしたボタンの掛け違いで、仲たがいしてしまうこともよく聞かれます。

そうなることを避けるためにも、こういう機会は必要なのだと改めて感じました。
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次は、専門家の方に来ていただき、今回のでてきた「専門家のアドバイスが必要な部分」を掘り下げていこうと思います。

更にパワーアップすることができるように、よい機会になればと思っています。

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