卒業アルバムの処理まとめ[2019年11月11日(Mon)]
卒業アルバムなど 印刷物の洗浄方法
卒業アルバムなど 印刷物の洗浄について
定義:卒業アルバムなど 銀塩形式のプリントではなく 写真製版の技術とオフセット印刷を使用して 量産、製本した冊子状のものが 水害などにより 雨水、泥水に浸かり 汚損 また その後の乾燥により 固着してしまったものを開き 復元する。
作業工程のまとめ
元々が印刷物 紙製なので 水には弱い が 固着を解体するためには 水に浸けないとほどけないので 一旦水に浸けて とりだし ゆっくり 水分を中まで浸透させて 再度 水に浸けて タラタラにした状態で剥がす。作業のこつは焦らないこと。
1. 状態 固着して 完全に乾燥している
2. まだ 湿っている場合 すぐに処理 もしくは冷凍保存 4へ ←これ大事
3. すぐに処理ができるか?
4. できない場合 ジップロックにいれて 空気を遮断 冷凍庫にいれて 作業ができるまで保管
5. 作業が出来る場合
6. 表紙と本体を切り離し ハトメ ホッチキス 製本の糸などを はずす
7. 流水で汚れとカビを落とす(あまり強くこすると傷むので注意、特に小口は固着を生むので こすらないように
8. 消毒液に浸水する 水温20度以上 (オスバン5% 希釈液など)
9.一時間程度 浸水させて 腰が抜けるのを待つ ただし 表面の紙が溶け始めたら 浸水をやめる
10 水を切って かつ 水が乾燥しないように また カビが発生しないように空気を遮断して ジップロックや 保存容器で1日以上 放置する←これ大事
11 再度 消毒液に浸水する 無理にもんだりしないで自然に腰が抜けるのを待つ
12 完全に腰がぬけたら はがせそうなところから 1ページづつ はがしていく
13 はがれないところはもう一度 浸水する ←これ大事
14剥がしたページを 洗濯ばさみではさんでつるして乾燥させる
15十分に乾燥できたら ページ順に重ねて プレスする
16シワが伸びたら 再度 アルコールで仕上げをする
17 フチをカッターで綺麗に 切りそろえる
18はがれたところ やぶけたところを裏打ちできるところは糊付けして 再度乾燥
19 糊が乾いたら 再度 プレス
20 表紙の汚れを落とす
21 表紙もプレス
22 元通り 順番にして 納品
23 もしくは 製本する
卒業アルバムなど 印刷物の洗浄について
定義:卒業アルバムなど 銀塩形式のプリントではなく 写真製版の技術とオフセット印刷を使用して 量産、製本した冊子状のものが 水害などにより 雨水、泥水に浸かり 汚損 また その後の乾燥により 固着してしまったものを開き 復元する。
作業工程のまとめ
元々が印刷物 紙製なので 水には弱い が 固着を解体するためには 水に浸けないとほどけないので 一旦水に浸けて とりだし ゆっくり 水分を中まで浸透させて 再度 水に浸けて タラタラにした状態で剥がす。作業のこつは焦らないこと。
1. 状態 固着して 完全に乾燥している
2. まだ 湿っている場合 すぐに処理 もしくは冷凍保存 4へ ←これ大事
3. すぐに処理ができるか?
4. できない場合 ジップロックにいれて 空気を遮断 冷凍庫にいれて 作業ができるまで保管
5. 作業が出来る場合
6. 表紙と本体を切り離し ハトメ ホッチキス 製本の糸などを はずす
7. 流水で汚れとカビを落とす(あまり強くこすると傷むので注意、特に小口は固着を生むので こすらないように
8. 消毒液に浸水する 水温20度以上 (オスバン5% 希釈液など)
9.一時間程度 浸水させて 腰が抜けるのを待つ ただし 表面の紙が溶け始めたら 浸水をやめる
10 水を切って かつ 水が乾燥しないように また カビが発生しないように空気を遮断して ジップロックや 保存容器で1日以上 放置する←これ大事
11 再度 消毒液に浸水する 無理にもんだりしないで自然に腰が抜けるのを待つ
12 完全に腰がぬけたら はがせそうなところから 1ページづつ はがしていく
13 はがれないところはもう一度 浸水する ←これ大事
14剥がしたページを 洗濯ばさみではさんでつるして乾燥させる
15十分に乾燥できたら ページ順に重ねて プレスする
16シワが伸びたら 再度 アルコールで仕上げをする
17 フチをカッターで綺麗に 切りそろえる
18はがれたところ やぶけたところを裏打ちできるところは糊付けして 再度乾燥
19 糊が乾いたら 再度 プレス
20 表紙の汚れを落とす
21 表紙もプレス
22 元通り 順番にして 納品
23 もしくは 製本する
Posted by 森田 at 18:03 | 卒業アルバム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)