新米は2,000円では売らない
[2025年05月26日(Mon)]
今日は、週初めの月曜日だが、話題は備蓄米(古古米)の放出時期と放出価格になる。現在は備蓄米を2,000円で販売しようとしているが、2022年産と2021年産の古古米なので投げ売りしても問題は無い、まして政府所有なのだから農家に影響は無い。まあ冷蔵倉庫に入っているから、食えないわけではないが通常は主食用では出回らない米である。我が家も鶏に古米を与えている、古古米なんて今どき農家は持っていないからだ。だから古古米の備蓄米を安いか高いか判断するのは消費者になる。まぁ備蓄米を食べられるのは今回かぎりと思ってネット購入してみるつもりだ。
さて最大の問題は、今年の新米がどれだけ高くなるかだ。決して農家は、2,000円では売らない、いや売るわけには行かない。なぜなら売れば売るほど赤字が増えることになる。備蓄米が5キロになるのは、放出価格が1,000円未満だからである。そんな価格で新米を販売していたら、経費のほうが販売価格より高くなってしまうので、新米も2,000円だと思って勘違いしないことである。あくまで備蓄米は、今回かぎりの放出なのだから、一時しのぎと思わなければいけない。
だから新米の2,000円販売はあり得ないわけだ、すでにネット販売をしているコメの値段を見れば高いものばかりである。ところが今年の新米値段もいくらになるか分からない。なぜなら夏の高温状態の影響とカメムシの大量発生が収量を左右するからだ。そして地元の農家代表は、JAには米を卸していない。すでに大手卸業者が青田買いをしているはずだから、おそらく前年度と買取価格はあまり変わらないと推測している。もし高温とカメムシの被害が出れば、先物取引市場では買いが集中して相場が高騰するので、現物価格にも多分に影響が出るかもしれないと考える。
現時点の田んぼは、植えたばかりの稲の苗が青々育っている状況なので順調ではあるが、2か月後にまったく無事であることは考えにくい。こういったリスク状況を加味すれば、取引業者が青田買いの段階に高値で契約している可能性も無いとは言えない。我が家は廃業しているので真実は分からないが、多分こんな状況だろう。政府に期待することは、備蓄米を安く売りたたくことではなく、今後の新米価格をどう適正に安定させかに尽きるが、コメの自由競争市場になった現在は、大手業者の青田買いが一般化し、家庭向けより外食産業にコメを持って行かれる可能性があるので、やはりコメは高くなる。将来的には、差別化をはかり高いコメと安いコメを用意する必要があるのではないか。
それからもう一つ気になることは、コメがビジネスになっていることだ。昨年から先物取引の開始で投機家が参入し、安いコメは転売ビジネスの対象にもなっているだろうから、あまりにも安すぎるコメの販売は、一時的に家庭を救済したところで、すぐに市場価格に合わせざるを得なくなる。いつまでも補助金(税金)政策で乗り切れるものではないことを政治家は知るべきだ。
さて今年も米の値段が高いのは歴然としているが、高温状態になれば野菜も高騰する可能性もある。今週は偏西風が日本列島なりに九州から北海道へ流れているので、太平洋高気圧が勢力を拡大できないため、移動性低気圧の影響でしばらく梅雨空のような天気となるから、野菜の種を追加購入してきた。たとえば春菊、夏大根、ミニ白菜、パセリ、からし菜である。基本的な野菜は、すでに植え付け済みなので、マニアックになりつつあるが、少し変わった野菜を試してみるのも面白そうなのである。
ところで、すでに植え付けてあるグリーンカーテン用のキュウリとニガウリが、ツルを伸ばし始めたので、ボランティア作業で刈り取った篠竹で支柱を立てておこう。支柱は、ホームセンタに売っているが、とても高くて自家用野菜に使えるものではないから、刈り取った篠竹が有効活用できて家計が助かる。
今朝は、冬の終わりの頃のように冷え込んでいるが、上空3000mには氷点下の寒気が流れ込んで来るので、しばらく涼しい日が続く見込みだ。低気圧や前線の通り道となるため、梅雨空模様が続きそうである。もうスーパーには梅の実が並んでいた、1,500円くらいで売っていたが、昔の約2倍の値段なのでとても買う気にはなれない。我が家は、白加賀と南高梅が植えてあるが、そろそろ収穫時期なので見逃さないように気を付けないと、節約自給自足生活も日々忙しいのである。
さて最大の問題は、今年の新米がどれだけ高くなるかだ。決して農家は、2,000円では売らない、いや売るわけには行かない。なぜなら売れば売るほど赤字が増えることになる。備蓄米が5キロになるのは、放出価格が1,000円未満だからである。そんな価格で新米を販売していたら、経費のほうが販売価格より高くなってしまうので、新米も2,000円だと思って勘違いしないことである。あくまで備蓄米は、今回かぎりの放出なのだから、一時しのぎと思わなければいけない。
だから新米の2,000円販売はあり得ないわけだ、すでにネット販売をしているコメの値段を見れば高いものばかりである。ところが今年の新米値段もいくらになるか分からない。なぜなら夏の高温状態の影響とカメムシの大量発生が収量を左右するからだ。そして地元の農家代表は、JAには米を卸していない。すでに大手卸業者が青田買いをしているはずだから、おそらく前年度と買取価格はあまり変わらないと推測している。もし高温とカメムシの被害が出れば、先物取引市場では買いが集中して相場が高騰するので、現物価格にも多分に影響が出るかもしれないと考える。
現時点の田んぼは、植えたばかりの稲の苗が青々育っている状況なので順調ではあるが、2か月後にまったく無事であることは考えにくい。こういったリスク状況を加味すれば、取引業者が青田買いの段階に高値で契約している可能性も無いとは言えない。我が家は廃業しているので真実は分からないが、多分こんな状況だろう。政府に期待することは、備蓄米を安く売りたたくことではなく、今後の新米価格をどう適正に安定させかに尽きるが、コメの自由競争市場になった現在は、大手業者の青田買いが一般化し、家庭向けより外食産業にコメを持って行かれる可能性があるので、やはりコメは高くなる。将来的には、差別化をはかり高いコメと安いコメを用意する必要があるのではないか。
それからもう一つ気になることは、コメがビジネスになっていることだ。昨年から先物取引の開始で投機家が参入し、安いコメは転売ビジネスの対象にもなっているだろうから、あまりにも安すぎるコメの販売は、一時的に家庭を救済したところで、すぐに市場価格に合わせざるを得なくなる。いつまでも補助金(税金)政策で乗り切れるものではないことを政治家は知るべきだ。
さて今年も米の値段が高いのは歴然としているが、高温状態になれば野菜も高騰する可能性もある。今週は偏西風が日本列島なりに九州から北海道へ流れているので、太平洋高気圧が勢力を拡大できないため、移動性低気圧の影響でしばらく梅雨空のような天気となるから、野菜の種を追加購入してきた。たとえば春菊、夏大根、ミニ白菜、パセリ、からし菜である。基本的な野菜は、すでに植え付け済みなので、マニアックになりつつあるが、少し変わった野菜を試してみるのも面白そうなのである。
ところで、すでに植え付けてあるグリーンカーテン用のキュウリとニガウリが、ツルを伸ばし始めたので、ボランティア作業で刈り取った篠竹で支柱を立てておこう。支柱は、ホームセンタに売っているが、とても高くて自家用野菜に使えるものではないから、刈り取った篠竹が有効活用できて家計が助かる。
今朝は、冬の終わりの頃のように冷え込んでいるが、上空3000mには氷点下の寒気が流れ込んで来るので、しばらく涼しい日が続く見込みだ。低気圧や前線の通り道となるため、梅雨空模様が続きそうである。もうスーパーには梅の実が並んでいた、1,500円くらいで売っていたが、昔の約2倍の値段なのでとても買う気にはなれない。我が家は、白加賀と南高梅が植えてあるが、そろそろ収穫時期なので見逃さないように気を付けないと、節約自給自足生活も日々忙しいのである。