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プチ情報灯台CANPAN

情報灯台、彩の松ちゃんです。60歳からの若さと健康を追求する徒然日記


防災の日は自ら防災の実践か [2024年08月28日(Wed)]
間もなく防災の日が近づくが、目下台風10号が迷走状態にあると考えるので、防災の日が防災の実践をする日になるかもしれない。ただ防災訓練は、大地震を想定しているのが一般的であるが、南海トラフ地震が発生した場合を想定しておく必要がある。実際に大地震が発生すれば、大混乱となっている景色が思い浮かぶが、果たしてどう考えているだろうか。大地震や大型台風は、大被害をもたらすことは当然と考えなければいけないので、交通は遮断され、物流はストップし、飲食料品は品切れ続出になるだろうから、あらためて何が必要か真剣に考える必要がある。一番恐れるのは、複合災害である、台風襲来の中で大地震が発生した場合、逃げるに逃げられない状況が発生する。防災の対策は、自分で考えなければ境遇が違うので防災にならないので、今が真剣に考えるチャンスかもしれない。少なくとも国から指示を待つなど期待しないほうが良い。台風10号の恐怖は、進行速度が極端に遅いことだ、大雨と強風が続いたらどうなるか。自ら考えて防災の実践が必要だ。

 

台風10号が来たら、何をすべきかは人それぞれ違う。昔、伊勢湾台風が通過するとき、親父の背中で眠りながら、竹藪の中にある藁葺き納屋に避難した記憶がある。理由は簡単だ、暴風で自宅が吹き飛ばされるかもしれないほどの状況になったので、親父の判断で慌てて逃げだしたのだ。やがて台風が過ぎ去って朝が来た、自宅があるのか不安だったが辛うじて家は建っていたが、屋根瓦がボロボロに吹き飛んでいた。台風10号でも同じようなことが起きる可能性は大いにある、ただ今の自宅は、平屋づくりにしてあり、家の前が畑なので果樹を植えて防風林を作ったので、直接暴風が自宅に吹き付ける心配はない。台風で直接影響するのは、風と雨だが、風は防風林があって雨戸を閉めるので大丈夫だろう、雨に関しては自宅の敷地が道路より1m高く、道路の雨水管は近くの川へ直結しているので道路に雨水は氾濫しない。

次は二次的被害を考えると、停電と断水がある。台風到来は夜間が多いので、停電したら充電しておいたソーラー照明を使用する、それからポットでお湯を沸かしておけばインスタント食品で腹を満たせるので十分だ。もしご飯が食べたければ事前に冷凍ご飯を作っておけば、お湯をかけて食べられる。そして滅多に断水は無いだろうが、念のためペットボトルに水をためておけば台風通過中は過ごせるだろう。とりあえず自宅が吹き飛ばされない前提での防災の実践は必要だ。

ところで米不足の折、国は来月には新米入荷で解消されると気楽ではあるが、早場米を除き新米の受粉や稲刈りはこれからだが、全国的に大雨予報となっているので、今から稲刈りは間に合わないだろう。台風がどこを通過するか予測できないが、気象庁の予想では日本列島大縦断だ。まったく無事であると言うことは奇跡に近いと考える、少なくとも6年度の在庫減少と値上がりの懸念は残る。

 

今朝だが、ついに米が無くなった、と言っても白米なので、玄米は20キロ在庫がある。単に精米に行く時間がなかっただけなので、朝一番で出かけてくる。やはり朝飯は、白い米の飯を食わないと力仕事が出来ない、勉強でも同じだ、とてもじゃないが、9月の新米の収穫まで米を食わないで我慢しろなんて無理だ。そのうえ台風10号が迷走しているので、いつ自分のところを通過するか予想が出来ない、しばらく外出できない可能性もあり、やはり白米のストックは余裕が必要である。毎年8月は在庫を処分する時期でもあるから、品薄になることは不思議ではない、これを教訓に来年は余裕をもって購入しておくことである。

 

さて台風10号は、九州ではまだゆっくりと進むが、本州では日本海側を流れる偏西風が、太平洋高気圧の勢力拡大で、やや北上してきているため、日本列島縦断の進路はやや北寄りになる可能性があるが、雨の状況に変わりはないだろう。引き続き大雨の警戒は必要だ。

今朝の台風10号は、昨日よりまだ西へ移動している、このまま移動しながら北上すれば九州の西側へ回り込む可能性も出てくる。それから大きな問題がある、偏西風が朝鮮半島まで北上したままなので、九州上空には偏西風が流れていないことだ、台風10号はゆっくりのまま九州北部まで縦断もあり得る。過去にないほどの異常な大雨が降る可能性がある。

 

台風10号がどれだけ危険な台風か、どれだけ避難しなければいけないか、過去に遭った昭和の三大台風に、室戸台風、枕崎台風、伊勢湾台風がある。それぞれの中心気圧の最低時は、911.6hPa(上陸時)、865hPa、895hPaとなっていて、台風10号が三大台風に匹敵する大型であることは確実なのだ。どれだけの大被害が予想されるかは、三大台風の記録を検索すれば凄まじい事態になったことが分かる。何もしないで済むことは無いだろう。台風が来る前に避難しなければ一歩も動けなくなる、ただ飛ばされるのを待つだけになる。九州南部では、暗くなる前に安全な場所へ避難することである。少なからずどこかで家の倒壊があると考えて行動しなければならない。今夜から防災の実践が始まったのだ。参考だが、政府の防災訓練は中止となった。訓練どころではないからだ。政府は、すでに災害対策本部を設置して招集をするくらいの準備は必要だろう。

 

すでに屋久島では風速40mを観測した、もう外には絶対出られない暴風だ。

さて台風は、午後から進行方向を北西から北東にわずかながら向きを変えたようだ。いよいよ九州へ上陸態勢に入ると思われる。




今朝の台風10号の位置は、28.97° N, 130.02° Eにある。

       昼の位置は、29.47° N, 129.87° Eと北西に移動中。

                    夜の位置は、30.23° N, 130.15° Eと北東に向きを変えた。
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