• もっと見る
プロフィール

小野寺 牧子さんの画像
小野寺 牧子
プロフィール
ブログ
子どもから大人まで楽しめる絵画造形教室
カテゴリアーカイブ
最新記事
Tel/Fax E-mail
019-681-4406
m.psyche@outlook.jp
ランチとアート[2024年10月08日(Tue)]
20240921_114907.jpg

令和6年9月21日のランチです。

メインは和風ローストビーフ丼。

小鉢3品、ごはん味噌汁、デザートコーヒー付き1000円。

きっちん花屋町は、火、木、土ランチのみ営業のお店です。



美味しいランチでおなか一杯になったところで、

クリニカルアートをしました。

コラージュパズル。

小さな画面でも

どの形を使おうか、

どんな色にしようか、

どんな模様をつけようか、

次々に考えることが出てきて、

気が付くとものすごく集中していました。

みんな個性が出ていて、

楽しい作品ができました。

20240921_135216.jpg
おサルさん[2017年01月06日(Fri)]
IMG_1249.JPG

日光のおサルさんは、人慣れしているのでしょうね。

こんなに近づいても平然としています。

お顔とお尻が見事に赤い!

百日紅(サルスベリ)の花を思い出しました。

確かに、色は似ているかもしれませんね。

ふわふわした毛。

昨春旅立った我が家の飼い犬を思い出させるふわふわ毛でした。
自家製大根[2016年01月24日(Sun)]
IMG_0447画像圧縮.JPG

昨年秋に収穫した大根。

IMG_0449画像圧縮.JPG

モチーフにして、ちぎり絵に仕上げました。

IMG_0448画像圧縮.JPG


その他に、

たくあんに漬けてみました。

今、ちょうど食べごろになっています。



自分で育てた野菜を

絵に描き、

食する。

なかなか贅沢な時間を過ごしている気がします。




しかし、

9月ごろ種をまいたので、小ぶりの大根しか収穫できませんでした。

大根は、大きい大根がおいしいように思います。

若い大根は、成熟していないせいか、

食感が悪く、あまり美味しくありませんでした。

次はもう少し大きい大根に育てようと思いました。

大根おろしにしておいしくなる。

そんな大根を目指します。
ほめること、けなさないこと[2015年12月03日(Thu)]
言葉の持つ力は大きいと思います。

私たちが元気になるのは、褒められる言葉。

逆に、傷つくのは、棘のある言葉。

普段の会話の中でも、

気を付けていかなければなりません。

コミュニケーションがうまく取れるようになると

信頼関係を構築しやすくなるということを感じることがよくあります。

IMG_0391.JPG

このサツマイモの絵を描いていく時も、

初めて会った生徒達でしたから

尚更、よいと感じたことをそのまま伝えるようにしました。

嬉しそうな笑顔は、私をも笑顔にさせてくれました。

さて、

今日2015年12月3日付の朝日新聞

「学びを語る」欄には、

東京学芸大学教授 飯田英利さんのコラムが掲載されていました。

コラムの中で、飯田教授は、

「子どもの長所に気付き、ほめ、それを伸ばすのは大人の大切な役目。

自己肯定感をもって育った子どもは、

勉強、運動、芸術などに意欲を持ち、

失敗を恐れず、最後までやり遂げようとします。」

とあります。

自己肯定感という言葉は、

臨床美術の中でもよく出てきます。

認められ、褒められることにより、

自己肯定感が増す。

それが、心の回復につながってくる。

私は、臨床美術のセッションでは、

自己肯定感をもてるような言葉かけをしてきました。

それだけに、

飯田教授のおっしゃる意図が分かるような気がします。

ところで、子どもだけではありません。

大人にだって必要です。

ほめること。

けなさないこと。

そして、自己肯定感を高める手助けをすること。

肯定的な言葉だけで構成されたセッションの、

なんと心地の良いこと。

他の人が褒められている言葉を聞いているだけでも、

安心した雰囲気が醸し出されてきますね。

否定的な言葉を使わずにすむようにするために、

事前の準備を入念に行います。

その心配りが臨床美術士の質の向上につながると思っています。






輝く笑顔[2015年12月01日(Tue)]
昨日、大船渡市の赤崎地区でのアートワークをした時の事。

元気の良い年配の女性がたくさん来られました。

IMG_0486.JPG

この建物の前のテラスには、

大根と二つ割にした白菜が干してありました。

きっと、漬物を作るのでしょう。

その上には、干し柿がいい色に変わってぶら下がっています。

これらの野菜と女性たちの印象が見事にマッチします。

私に気付くと、

みなさん、笑顔で挨拶してくれました。

IMG_0487.JPG


セッションが終わった後の笑顔は、

全く別物に感じました。

IMG_0488.JPG

なんというか、

はち切れそうな笑顔。

瞳が輝いて居る笑顔。

頬が紅潮している笑顔。

どなたの顔も、

私の胸を打つような

笑顔になっていました。

楽しかったんだなと

嬉しくなりました。

わずか2時間の出会いでしたが、

濃い交流ができたと思います。

機会があれば、

ぜひまた来たいと思います。






IMG_0486.JPG
無用の用 今こそ荘子[2015年11月23日(Mon)]
IMG_0350.JPG

2015年11月23日(月)朝日新聞文化・文芸欄に

「今こそ荘子」

と題したコラムが載っています。

ふと目に留まったのが、

「戦乱を生きた思想家は失われゆく命を憂い、人もものも存在自体に意味があると説いた」

という小見出しです。

コラムによると、

「荘子は2千数百年前の中国・戦国時代に活躍したとされる思想家である。

根本にあるのは

「万物斉同」(すべてのものを斉しく同一とみなす)という考え方だ。

そこでは、

善悪・美醜などの相対的価値観は意味がないとされる。」

と荘子のことを紹介している。

「善悪・美醜などの相対的価値観は意味がない」

とはどういうことか、ふと考える。

理解できないようでいて、次の説明で、少しわかる気がする。

「無用の用」

この言葉は、著書とされる「荘子」(そうじと読むらしい)の

「人は皆、有用の用を知りて、無用の用を知るなきなり」

という言葉が出典だ。

高校時代、漢文を習っていてよかった。

「〜なきなり」・・・ふむふむ。

「人は役立つものばかり求め、

役に立つか立たないかというものの見方しかできなくなっている。

役に立たないように見えても本当は有用なものが多いのに、

それらには目が行かない。

というのが大意。

実利・実学偏重へのアンチテーゼとも読める。」

と解説している。

さらに、「不材の木」という言葉も紹介している。

「これは、ある人が大きな木を見つけ、

これならきっと上等の材木がとれるだろう

と思って見たところ、

幹は曲がり、

根本には空洞もあって

何の役にもたちそうにない。

そこで、

ああ、これは材木にならない木だったのだ。

だからこそ、ここまで大きくなれたのだろう

と語ったという寓話に基づく。

人に役に立つ木は、 

すぐに切られる。

使い道がなかったからこそ、

くだんの木は生き残り、

大木になれた。

そこには、

人の役に立とうと立つまいと、

ものの価値はみな等しく、

存在自体に意味があるという

荘子のメッセージが込められていると

長崎大学の連清吉教授(中国古代思想)」

と続いていた。

ここまで読んで、

はっと気が付いた。

存在自体に意味がある。

いるだけでいいのだ。

「いてくれてありがとう。」

臨床美術の根底にある考え方だ。

荘子の生きた時代は、

国のためという理由で、

多くの若者が戦に駆り出されて命を落としたという。

蓮教授は、

荘子の思想には、

現代日本に生かせるものが多い

と指摘しているそうだ。

確かに。

勉強でも

仕事でも

成果を求められ、

否応なく競争に巻き込まれて、

知らず知らずのうちに

ストレスを抱え

苦しんでいる人が多いと思う。

そんな現代社会だからこそ、

臨床美術は必要とされるのかもしれない。

私は、子どもの頃から朝が怖かった。

恵まれた仕事についても、

楽しいと感じることが多くても、

やはり朝が怖かった。

疲れていたのかなと思う。

今は、

一日の始まりを笑顔で迎えられている。

それは、

自分は無理をすることなく、

存在しているだけで意味があるのだと

悟り始めてからだと思う。

臨床美術に出会ったおかげだと思う。

臨床美術を考え出した先人に感謝したい。

IMG_0350.JPGIMG_0350.JPG
動物の自然治癒力[2015年09月16日(Wed)]
IMG_1084.JPG

我が家の愛犬 豆芝犬


IMG_1092.JPG

平成14年9月に我が家に来て早13年。


現在、推定14歳。


早くから緑内障を発症し、治療をしていました。


その犬の胸に小さなしこりを発見したのは、


昨年の4月です。


おそらく悪性かもしれないと言われました。


いろいろ悩みましたが、私たちは、手術しない決断をしました。


そして、今年の7月。


食欲がなく、ぐったりして、起き上がることもできません。


主治医には、あと1週間持つかどうか。


もったとしても、そう長くはないと言われました。


最期を迎える時が来たと思い、遠くに住んでいる家族にも知らせました。


死ぬ前に、思いっきりおいしいものを食べさせました。


ご飯が大好き。しかも白米。


お肉も柔らかいところを選んで、


お魚は骨をとって、水出しして塩気を抜いて、


大好物のごちそうを、ドッグフードに混ぜて食べさせました。


そうしたら・・・・・


IMG_1098.JPG

現在、元気に生きています。


胸の状態も良くないので、シーツをしいていますが、


散歩にも行きます。


ご飯もよく食べます。


食べる力を取り戻したら、


みるみる生き返りました。


こういうこともあるのですね。


胸のできものは、自分で舐めて治しているようです。


動物の生命力に驚きました。


残りの日々がどのくらいになるかわかりませんが、


いっぱい美味しいものを食べ、


よく眠り、よく散歩して、


人生ならぬ犬生を全うさせたいと思います。


昨年の決断は間違っていなかったと、


今は心から思います。


ずっと私たち家族を癒してくれた豆芝犬。


最期までかわいがってやりたいです。



紅葉の秋  ネガポジアナログ画[2014年11月09日(Sun)]
トリミング 画像圧縮牧子作品.jpg



ネガポジアナログ画は、通年で制作できるアートプログラムですが、緑だけでなく色とりどりの葉っぱが手に入る秋が最適ですね。


画面に葉を並べた時、美しい葉の色に感動しました。

しかし、完成作品にその葉は残っていません。

その代わり、すてきな色彩が残っているすてきな絵に仕上がりました。

描いている本人が、二度も三度も驚きや喜びを味わえる、すてきな90分間でした。



「満開の桜の大木」制作と楽しい会話[2014年05月11日(Sun)]
3枚画像圧縮.jpg


盛岡の桜は、4月下旬が満開でした。

今日は、その桜を思い出しながら制作しました。

盛岡と言えば、

有名なのが「石割桜」。大木です。

何百年と経っているのでしょうね。

それに比べれば、

我が家の近くの桜は、まだまだ若いです。

そうそう、

石割桜を火災から守った桜守の実話が

小学校の道徳副読本に載っていました。

確か盛岡版だったような気がします。


私は岩手の人間ですが、

その副読本を読むまで物語を知りませんでした。


日本中には古木というか大木がたくさんありますが、

おそらく一本一本にいろいろな物語があるのでしょうね。

しかし描いている時は、夢中になって楽しんで描きました。

3人の作品をつなげたら

すてきな屏風になりました。

床の間に飾りたいですね。

今年の春の良い思い出が出来ました。




[2014年04月23日(Wed)]
最近、鶯の鳴き声が聞こえます。

今日は、我が家の庭木に飛んできて、鳴いていました。

ここ数日、毎日聞いています。


昨日は、鶯の声に癒されながら、

体験教室のチラシを配って歩きました。



今日もチラシ配りに行きました。

午前中配り終えて、帰宅したら、

お帰りなさいと言わんばかりに

すぐ頭の上から鶯の声が聞こえたのです。

見上げると、鶯の姿をとらえることができました。

スズメよりも一回り小さく感じました。

色は、鶯色というよりは、茶色に見えました。

我が家は、自然に囲まれていて過ごしやすいなあとしみじみ感じました。

そうそう、写真を撮ろうと思ってカメラを取りに家に入ったら、

気配を感じたのか、鶯は飛び立って行ってしまいました。

残念。恥ずかしがり屋さん?



さて、まだチラシは残っています。

あと2日、頑張ってチラシ配りをしたいと思っています。



1000枚ポスティングは、時間がかかります。

Mr.ポストマンのご苦労がしみじみと感じました・・・
| 次へ