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見習い銀匠

ハンドメイドシルバーアクセサリーのブログです!
銀匠と称すにはまだまだ腕は未熟すぎますが、銀塊に込める手作りの想い、見てください。
(明治大学商学部ブログ企業論)


本ブログは大学の授業で開設しました。現在は個人ブログとして続けています。彫金の工程紹介をメインに更新していく予定です。他には登山記録、就職活動など書き記していきたいと思います。


「磔」 4:接合 [2008年05月21日(Wed)]
本日は「接合」の工程を紹介していきます。




接合というのは銀と銀をくっつけたりすることです。

紙と紙を貼り付けるにはノリを使いますよね?
それと同じで銀と銀をくっつけるのにも、銀ロウというノリの役割を持つ銀を使用します。バーナーの熱で溶けて、くっついてくれます。



これをハサミで細かく切って、適量を接合部分に乗せます。





銀ロウにも種類があって、10号・7号・5号などあります。番号が高いほど、低い温度で溶けてくっついてくれます。ここで使用したのは7号の銀ロウになります。








そして、接合部分周辺にはフラックスという酸化防止剤を塗ります。






このフラックスをつけないと銀ロウが接合部分にうまく流れ込んでくれません。
フラックスをつけずにバーナーを当ててしまうと、表面が酸化してしまい、銀ロウを弾いてしまうからです。






そして、加熱する際に気をつけなければならないことがあります。今回はチェーン穴を接合するので、自筆の図でちょっと説明してみました。


銀ロウの流れ方



緑の○を銀ロウだと思ってください。
そして、赤◎の部分にバーナーの炎を当てます。気をつけなければならないのは、銀ロウに直接バーナーを当てるわけではないということです。
銀ロウは熱い方へ流れていく性質があるので、銀ロウを置いた反対側の部分に加熱する必要があります。

もし直接銀ロウにバーナーを当ててしまったら、銀ロウは接合部分には流れ込まず、ただ溶けるだけになってしまいます。

そしてバーナーを一定時間当てて、銀ロウが溶けたのを確認したら、水の中へ入れて冷やします。ここで、もし銀ロウがちゃんと流れ込んでなかったらとれてしまいます。
ちなみに私はあまり接合は得意ではないので、毎回神経尖らせて制作しています。

ちなみにバーナーの熱気が土台から跳ね返ってくるので物凄く熱いです。でもバーナーの炎をぶれないないようにするため、耐えるしかありません。額には汗が溜まりましたよ。




無事接合



このようにチェーン穴が完成します。



今回はここまでです。彫金作業に接合は必須なので、ここをスピーディに上手くなれるよう努力していきたいですね。

次回は「研磨」についての記事を書いていきます。


@設計図
Aワックス(型作り)
Bチェーン穴
C接合
D研磨(ルーター)
E燻し
F研磨(バフ掛け)
G石穴
H鏨作り
I石の埋め込み
J超音波
K再燻し
L完成



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店名 見習い銀匠
店主 安齋 修平

mamoru47@msj.biglobe.ne.jp



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