「磔」 2:ワックス(型作り)
[2008年05月16日(Fri)]
本日は彫金作品「磔」の第2段階、『型作り』の工程を載せてみます。
まずは"ワックス"の説明を。

ワックスというのは、蝋です。ロウソクの蝋と似たようなもので、削りやすく加工しやすい。これで自分の思い描くオブジェを作り、型を取ります。簡単に言えば鋳造ですね。
ゴム型にすれば、同じものを何個も生産することができます。
ワックスを削るのには以下の道具を使っていきます。

一番上の道具で、ワックスに溝を掘ったりします。
上から二番目の道具で、角などを削ります。小さな彫刻刀をイメージしてもらえるとわかりやすいですね。
下ふたつは先がスプーン状になっていて、丸みを帯びさせるときに使用します。
残念ながら、今回のこの作品のワックスの制作工程の写真はありません。もう鋳造して、銀のオブジェとしてできあがってから、このブログを立ち上げてしまったからです。
ワックスを使う次作では、このワックスの工程を詳しく載せていきたいと思います。
今回のワックスの流れを簡略的に書けば、
1、ワックスを糸ノコで大きめに切り取る。
2、粗めのやすりで削りながら、厚みを調節していく。
3、人の形を細かいヤスリで削り出していく。
4、細かいヤスリで表面を整えてやる。

これは実際に鋳造し終わったあとにできたものですが、この形にワックスを削り、やすりで磨き、仕上げたということになりますね。
@設計図
Aワックス(型作り)
Bチェーン穴
C接合
D研磨(ルーター)
E燻し
F研磨(バフ掛け)
G石穴
H鏨作り
I石の埋め込み
J超音波
K再燻し
L完成
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
店名 見習い銀匠
店主 安齋 修平
mamoru47@msj.biglobe.ne.jp
興味ある方は是非ポチっとクリックを!



まずは"ワックス"の説明を。

ワックスというのは、蝋です。ロウソクの蝋と似たようなもので、削りやすく加工しやすい。これで自分の思い描くオブジェを作り、型を取ります。簡単に言えば鋳造ですね。
ゴム型にすれば、同じものを何個も生産することができます。
ワックスを削るのには以下の道具を使っていきます。

一番上の道具で、ワックスに溝を掘ったりします。
上から二番目の道具で、角などを削ります。小さな彫刻刀をイメージしてもらえるとわかりやすいですね。
下ふたつは先がスプーン状になっていて、丸みを帯びさせるときに使用します。
残念ながら、今回のこの作品のワックスの制作工程の写真はありません。もう鋳造して、銀のオブジェとしてできあがってから、このブログを立ち上げてしまったからです。
ワックスを使う次作では、このワックスの工程を詳しく載せていきたいと思います。
今回のワックスの流れを簡略的に書けば、
1、ワックスを糸ノコで大きめに切り取る。
2、粗めのやすりで削りながら、厚みを調節していく。
3、人の形を細かいヤスリで削り出していく。
4、細かいヤスリで表面を整えてやる。

これは実際に鋳造し終わったあとにできたものですが、この形にワックスを削り、やすりで磨き、仕上げたということになりますね。
@設計図
Aワックス(型作り)
Bチェーン穴
C接合
D研磨(ルーター)
E燻し
F研磨(バフ掛け)
G石穴
H鏨作り
I石の埋め込み
J超音波
K再燻し
L完成
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