すみません、最近忙しくてあまり更新できてません。
今日はクラウン1号の方の制作を紹介します。あと2〜3回は1号に関する記事になると思います。
1号と2号の違いは……仕上げの違いです!
1号は「燻し仕上げ」、2号は「白仕上げ」でいきます。3号はまだ未定です(注文してくれた方に合わせることになります)。
というわけで、クラウンの裏地を
燻し仕上げしていきますのが今回の記事です。
硫黄
黒い感じです
いつも通り、全部真っ黒にしてしまいます。
硫黄に突っ込み、バーナーで加熱し、何度か繰り返す。
あとは表面を研磨していけば、
外はピカピカ!
中は燻し黒の重厚感! ということになるわけです。
まぁ短いんですが今回の作業はここまでになります。
実はこの仕上げをする際にいろいろNGがありまして。
僕としては、アンティーク調に仕上げたかったわけです。
割と入り組んでいるデザインですし、鏡面仕上げにするよりも表面も燻して少し磨く程度でいいかなと。
なので、240番のヤスリ(粗いヤスリ)で磨いただけで、研磨して燻しました。
アンティーク調
これであとはバフって石打ち込んで仕上げるだけー……って、しかし、
ご注文してくれた友人が鏡面でいいよ、とのことだったので、
燻した後に1000番(細かいヤスリ)で磨いて、それから再度燻しに入るということになりました。
研磨(粗め) → 燻し → 研磨(細かめ) → 燻し → バフ掛け
長かった……。んで、作り終わってみると別に表面は鏡面でも全然ありだなぁというのが感想。石も目立つし。燻しのまんまより良かったんじゃないかな!
中だけ燻し、外は鏡面という不思議な仕上がりになりました。
以上、制作中のNGシーンでした!
実は記事にしてないだけ(書き忘れ)で、ミスったり、同じ工程をぐるぐるやり直してたりすることたくさんあります。そのうちNG集の記事出しますわ。
次回はバフ掛けしますー
◆ワックス制作
@設計図A削り作業1 角B削り作業2 ルーターC削り作業3 王冠D削り作業4 縁取りEワックスペンF仕上げ〜キャストAG仕上げ〜キャストB◆仕上げ
@研磨AダイヤモンドB燻し仕上げCバフ掛け
D石留め(1号)
E再度研磨
F白仕上げ
G超音波
Hバフ掛け
I石留め(2号)
J仕上げ
K完成
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見習い銀匠
安齋
ginsho-a@mail.goo.ne.jp
押していただけるとやる気がでます。お願いします♪
