ほめ上手って?! [2013年05月29日(Wed)]
先日、発達障害、特別支援教育の専門家
岩澤 一美先生とお話をする機会がありました。 家庭でも、 「ほめ方」のコツをつかむことが大切とのこと。 支度に時間がかかり、遅刻がちな子供相手に実践すべく、 「ん〜?こういうのはどうだろう」 と、家庭でも頭をひねり、 結果でなく、プロセスをほめればいいんだな〜と 早速実行に移しました。 子:「お母さん、大丈夫間に合うかな?」 母:「大丈夫よ〜」 (やばいけど決して急いでとは言わないぞ! 遅刻は覚悟)…いつもなら、ぎりぎりなので、 親のしかめっ面か早くー!の一言で関係と状況が悪化。… 子:服を着替えて登場 母:「あら、早かったね。支度はばっちりだね。」 子:「あと、ハンカチ、ティッシュ、歯磨き、携帯・・・」 母:「よくわかってるね〜」 (肯定的に注目、ほめる) (ここからまだ15分はかかると腹をくくる) 子:少し、時間が間に合わないことに気付き、 興奮ぎみ。 「あ〜間に合わない〜〜。大丈夫?」 母:「そろそろ、ぎりぎりだけど、 最後までがんばってるからえらいね〜」 (いつもなら、やり取りに行き詰まり、 親子共々興奮しきって関係悪化) 子:落ち着きをとりもどし、「これでok!」 (いつもなら、ハンカチを選ぶのにこだわりが強く、 悩んで2分かかっていたのに、選ばず手前からとった!) 子:「どれでもいいやって思えた!はやくできた!」 母:「すご〜い。えらいね〜。おかげで間に合いそうだよ。」 結果は、サッカーと同じ。 勝つ時もあれば負けることもある。 遅刻することもあるし、遅刻しない時もある。 どうせ、どちらかの結果なんだから、 プロセスを穏やかに、 本人が、よりやる気を持てて、 自分に肯定感を持てるようにするか。 今回は、 こだわり行動を自分でやめたというおまけ付き。 周りの環境、かかわり方で子供が変わる。 今までもそうしてきたつもりだけど、 子供の変化を見逃さず、 どうもうまくいかないな〜と感じた時、 あらためて、振り返り、大人が関わり方を変えるとき 今日は、うまくいったな〜。 |
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lights
at 15:42