全国高校選サッカーの決勝戦が予定より5日遅れて今日行われた。接戦の末、優勝の栄冠を手に入れたのは我が宮崎県に初の優勝旗をもたらせてくれた鵬翔高校。まさかまさかの快進撃で準決勝、決勝と延長戦の末、PK戦を制した。
よくやった、頑張った、おめでとう!だーひょーりじ達が管理しているみやざきアートセンター1Fの太陽の広場に集まった市民たちは皆、優勝を喜んでいた。
だーひぃーりじ的には、対戦相手である京都橘高校のエースストライカー、仙頭君の姿が忘れられなかった。今大会屈指のストライカーで、得点王で決勝戦もゴールを決めた仙頭くんは、PK戦の1番手として挑んだ。彼の蹴ったボールは僅か左にそれゴールポストに当たって跳ね返った…
だーひょーりじが思い出したのは昭和59年(1984年)の春の甲子園大会・準決勝、PL学園VS都城。 総合力では清原、桑田が在籍していたPLが上回っていた。大方の予想を覆し、延長戦に突入したこの一戦。
11回裏、PLは無死から松本が四球で出塁。旗手の送りバントが二封され一死。清原は痛烈なライナーを放つが、都城の左翼・黒島に好捕され二死。打席には桑田を迎える。
ここで、桑田の右中間に高く上がったフライを右翼・隅崎がまさかの落球。一走の旗手が一挙に生還しPLはサヨナラ勝ちをおさめた。
都城・隅崎選手は一瞬ボールを掴んだが、グラブを下に下ろそうとした時にボールが落ちた。「捕れたと思い安心したのがいけなかった」とコメントを残した。
ほんの一瞬のミスで天国と地獄が決まってしまう。今まで京都橘を引っ張ってきた仙頭君にはこれにメゲずに頑張って欲しいものだ。スポーツの勝ち負けで人生が決まるもんじゃない…
サッカーはめちゃ騒がれているけど、実は延岡学園の男子バスケ全国2連覇も、もっと騒いでもいいのになと思う、だーひょーりじでした。
仙頭君、次のステップ目指して頑張ろうぜ!