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危機管理 [2010年06月13日(Sun)]
 危機(クライシス=crisis)という言葉の語源は、ギリシャ語のカイロスという言葉に由来し、神との出会いや運命の時を意味するものだと言われています。
 危機という日本語も、「危」はあぶない、不安定、険しいなどといった意味であり、「機」は時機、機会などの用い方をし、転換期としての意味があるというのです。いま、宮崎の人たちが直面している危機と表現するのでしょうが、本来、危機には経過の岐路、分かれ目といった意味が含まれており、全てが悪い状態ではなく良い方向に向かう出発点であるという意味があり「危険」と「機会」の2つが同時に存在している状態を「危機」というそうです。
 みんしゅとーの、そーりーだいじんや、みやざきけんちぢが昨日会っていろいろお話をしたそうですが、だーひょーりじ的には是非これを新たなチャンスとして動き出せるかどうかだと思っています。
 人間は自分が辛い目に会っているときに「何で俺だけこんな目にあうんだ。あいつのせいだ!あいつさえいなければちゃんとやれてるのに」と責任を転嫁しがちですが、そんなことばかりでは先に進めません。

写真の、えらい人たちに本当の「危機管理」頑張って欲しいっす。

 危機の真っ最中に、どんなに危ない状況から、最善の方向性へ導けるのかを考え実行することこそ、だーひょーりじは大切だと思っています。そのタイミングはいろいろあるでしょうが、そのタイミングを逃すとやられちゃいます。人間生きてるうちに何度も危険な目に会います。
そのタイミングは「髪の毛」ほど細くて見えないかもしれませんが、どんなに危険な状態でも生きていれば巻き返すことは出来るはずです。
 宮崎県民は、たぶん戦後で一番の危機を味わっていると思いますが、こんなときこそ新しい機会として捉え前向きに生きる姿が大切だと思います。
 「危機管理」ということですが、勿論、危険な状態に陥らないように管理することも大切ですが、危険なときこそ、偉いそーりーだーじんや、ちぢさんには、「機会」を創造するところまで本当の意味の「危機管理」に取り組んで欲しいと思います。
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