• もっと見る
<< 2010年06月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
検証!口蹄疫被害 [2010年06月11日(Fri)]
だーひょーりじたちは新しいブログをCANPAN内に立ち上げました。宮崎で起きている「口蹄疫」の被害をみんなで検証し、CANPAN「口蹄疫被害家庭支援・子どもの学び応援基金」と連動しようという目的のブログです。だーひょーりじのブログみたいな、ゆる〜いものではなく、ちゃんとした宮崎の今を発信していけるものになればいいなと思っています。名付けて「検証!口蹄疫被害」
その初めての投稿は行かんような感じです。


写真は口蹄疫に冒され死亡した仔豚たち(川南町・森本さん提供)

 2010年4月に九州は宮崎県で発生した「口蹄疫」。10年前に一度宮崎県で起きた時は753頭の殺処分で済み被害も最小限にさえることができた。しかし今回はいろんな要因が重なり27万頭以上の牛や豚などの偶蹄類が殺処分される(2010年6月10日時点で感染は拡大中)。
 政府の補償制度の内容がようやく提示されたが、それは殺処分の対象となる家畜の頭数に対する補償であり、2次被害、3次被害に対する補償は現時点で何もない状況です。出荷することができない農産物、「みやざきナンバー」だからといって車の進入を断られる運送業、1000人単位でキャンセルの出る旅館業、次々と中止になる会合やイベントetc…。家畜の被害のみならず、全ての産業や経済活動、そして教育の現場まで市民生活の全ての分野において致命的な打撃を与え続ける口蹄疫の被害は、まだまだ拡大しています。
 宮崎県外のマスコミでは、畜産農家の被害、そしてエース級の牛の殺処分等がクローズアップされていますが、事態はそんなものではありません。職を無くす人、事業ができない会社、目に見えないウィルスに脅え日々を過ごす宮崎県民の生の声をこのページでは発信していきたと思います。宮崎県内で、どんなことが起きているか、どんな被害に直面しているかをこのBlogにいろんな人にレポーターとして書き込んでいただき、宮崎県以外の人たちに本当の姿を情報発信していける場として活用ください。レポートしたい方は、office@bunkahonpo.or.jp までコンタクト願います。

 また補償の対象にならない被害を受けた(受ける)家庭の支援として、その子どもたちの学ぶ機会を応援するCANPAN「口蹄疫被害家庭・子どもの学び応援基金」が立ち上がりました。こちらは、行政の行っている募金活動では補えないことに対応していく基金として、職を失ったり収入を得ることができなくなった家庭の子どもたちの「育英基金」的なものとして活用する予定です。一時のことではなく、小さくても長い支援を続けていきたいと思いますので、是非ご協力くださいますようお願いたします。
| 次へ
プロフィール

石田達也さんの画像
最新記事
リンク集
https://blog.canpan.info/laputa/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/laputa/index2_0.xml
最新トラックバック