レンゲ摘みの季節ですが… [2013年04月08日(Mon)]
春の花が咲き乱れる季節、思い出すことがある。何故か昔は女の子が「お花摘みに行ってくるね」と言って教室から消えていくことがよくあった。何故、女の子は休み時間になると毎回毎回、花を摘みにわざわざ行くのであろうかと不思議に思っていた。
ある時、何で毎回お花摘みに行くのかと尋ねたところ、女の子たちはちゃんとした受け答えをしてくれなかった。躍起になって問いただしたら、実はトイレに行くのに恥ずかしいから「お花を摘みに行く」と言って、女同士で連れ添ってトイレに行ってたらしいと仲のいい女の子が教えてくれた。そうなのか!女の子はしゃがんで用を足すので、そんな風な言い方をするんだなと納得した少年時代を過ごした。 ここからは妄想であるが、それ以来、春になって子供たちが蓮華を摘みに行くというと、(何故かレンゲなのだ!)大勢でトイレに行っているイメージが大きくなってきた。レンゲ畑がとっても大量の糞尿で汚されているイメージが、だーひょうりじの頭の中に刷り込まれたのだ。子どもの時に大好きだったレンゲのハチミツもそれ以来苦手になった。 洋式のトイレが普及した現代では、男も女も座るようになったが「お花を摘みに行く」という表現は死語なのだろうか?それとも宮崎だけの言い回しなのだろうか? |