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きょうされん熊本支部

きょうされん熊本支部会員事業所のブログです。熊本県内で活躍している事業所の日々の活動をご覧ください。


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3.28院内集会 [2023年03月28日(Tue)]
337374494_2214333208754353_8567476818931072011_n.jpg優生保護法問題の早期・全面解決を求める3.28院内集会が、衆議院第一議員会館大会議室で開催されました。
熊本からは4名が参加。
各地判決の説明の後、原告・支援者が想いのお話を聞くことができました。
熊本からも原告の方2名と弁護団から、熊本の想いを届ける事ができました。

当日は、300名を超える方々が全国から参加。
オンラインにも300を超えるアカウントで参加され、1000名近くの方々が参加しました。

熊本地裁判決後も各高裁、地裁で原告が勝訴しており、司法の判断は、本件が違法性が明確であること。非人道的なものであり除斥期間の適用を認めていません。
原告は、ご高齢の方が多く、早期の解決を求めています。
障害者の人権回復の為にもみんなで、取り組んでいきましょう。
338386937_1324570351443017_7581992782304399368_n.jpg
当日は、インクルーシブ議連の方をはじめ、20名を超える議員の方々も参加しました。
院内集会要請書を手渡ししました。

← こちらの写真です。

その後、私たちが求める全面解決と今後に向けて、弁護団から提案が行われ、アピール文が提案され、決議されました。

真の共生社会実現の為にも、この問題の全面解決が必要です。
これからもご支援お願いいたします。

以下、優生保護法問題の早期・全面解決を求める3.28院内集会 アピール文
 私たちは、優生保護法問題に関する昨年の大阪高裁判決、東京高裁判決並びに今年に入っての1月23日熊本地裁、2月24日静岡地裁、3月6日仙台地裁、3月23日大阪高裁判決を心から歓迎します。直近の大阪高裁判決においても、裁判長から言い渡された勝訴判決に、原告、弁護団、支援者は手を取り合い、喜びの涙を流しました。さらに、関連する3月24日大津地裁の優生保護法情報公開請求裁判でも、情報開示を認める勝訴判決が出されました。
 国がつくった優生保護法の恐ろしさは、「不良な子孫の出生防止」という目的の下で、子どもを持ってよい人/持ってはならない人を決めつけたことです。強制不妊手術を推進するために、都道府県に対して「身体拘束や麻酔を打ってもいい、だましてもいい」と通達を出し、強制不妊手術を推進しました。
犠牲者数は、当事者の同意なしで進められた人口妊娠中絶手術と合わせて、約84,000人に及びます(厚生労働省調査分)。加えて、優生保護法を支える「障害は不幸だ」という価値観は、今も障害者差別、偏見の温床を成し、誤った障害者観と共に優生思想を日本社会に深く広くはびこらせています。また国は、多くの自治体で強制不妊手術の証拠となる資料がすでに破棄され、手術の実態がつかめない状況を放置したままです。
 この間の7つの判決は、そうした国の非人道的行為を断罪しました。優生保護法は、憲法違反で著しい人権侵害であること、この法律が障害者差別や偏見を助長したことを言及し、司法は、人権の砦としての役割をしっかりと果たしてくれました。
 しかし、昨年2月の大阪高裁から今年3月の仙台地裁判決にいたる一連の勝訴判決に対し、国は、除斥期間の適用を制限したことを不服とし控訴、上告を続けています。私たちは、この3.28院内集会で次のことを国に要求します。

1 今すぐ控訴、上告を取り下げるとともに、札幌高裁、大阪高裁判決に対して上告しないこと。憲法に違反し、著しい人権侵害をしておきながら、控訴、上告をすることは絶対に認められません。

2 国は今すぐ、優生保護法が違憲であること、及びその責任を明確に認め、被害を負った原告らに、謝罪すること。

3 今なおお名乗りを上げられない被害者の救済を優先すべく、調査と検証に全力を尽くす事。

4 二度と同じことを繰り返さないために、これまでのことを総括し、当事者、関係者とともに優生思想を許さない方策の検討と具体的策の制定に力を尽くすこと。

 2018年1月の仙台地裁提訴から5年が経ち、すでに5人の原告が泣くなっています。高齢になった原告らの大事な人生を、苦痛と苦労の中で終わらせることは許せません。原告らが身をもって教えてくれる「命を分けない社会」「障害があるおうなかろうと、すべての人たちの人権を大事にできる社会」の実現のチャンスは今しかありません。私たちは、原告と全国の被害者の名誉と権利の回復のために、そして、優生保護法問題の全面解決のために、より一層、団結し、力を合わせて、運動し続けます。

2023年3月28日
「優生保護法問題の早期・全面解決を求める3.28院内集会」参加者一同
逆転勝訴 [2023年03月25日(Sat)]
337682303_759035039221839_8897774952588151033_n.jpg65歳を境に障害者総合支援法に基づく自立支援給付を打ち切られ、介護保険の利用で自己負担が生じたとして、千葉市の天海正克さんが市の決定の取り消しなどを求めた訴訟の控訴審がにおいて、逆転勝訴しました。
 天海さんは、「障害者の尊厳が守られ、人権が保障されるような判決を」と訴えていました。
 あたりまえに暮らす事ができる社会を!
 なぜ、介護保険が優先されなければならないのか?
 今後も多くの皆さんと一緒に選べる暮らしについて考えていきたいと思います。
2022年度第2回代表者会議 [2023年03月19日(Sun)]
336541433_169613472600273_1989104571580724532_n.jpg2023年度第2回代表者会議が、宇土市民会館で行われました。

2022年度を振り返りながら、今後の活動方針としての各委員会及び部会からの事業報告案と次年度に向けた事業計画案を提案し、意見交換をする事ができました。
コロナ禍の中で、各事業所いろいろな取組みを進められています。

その中での課題等を意見交換をしながら、5ヶ年ビジョンについても共有する事ができました。
国連における総括所見、旧優生保護問題さらには、令和6年度の障害福祉に関する報酬改定等、議論を深めながら、仲間たちにとってあたりまえに働く社会。選べる暮らしについて、考えていきたいと思います。

その後、九州ブロック学習交流会実行委員会が行われ、今回の総括及び収支決算案等についても協議致しました。
3.11から12年 きょうされん理事会 声明 [2023年03月11日(Sat)]
東日本大震災から 12 年を迎えるにあたり、きょうされん理事会が声明を出しました。
こちら → 【声明】3.11から12年 20230311.pdf

3.28 院内集会の案内 [2023年03月10日(Fri)]
3.28院内集会(12-14時)が開催されます。
ハイブリッド開催ですので、オンラインでも参加できます。ぜひご参加ください。
◆オンライン参加のお申込み:https://forms.gle/qcZgnndhWhhV3QaM8

チラシはこちら → 3.28優生院内集会チラシ.pdf

<優生裁判の判決ラッシュ>
1.1月23日(火) 熊本地裁 勝訴
2.2月24日(月) 静岡地裁 勝訴
3.3月 6日(月) 仙台地裁 勝訴
4.3月16日(木) ★札幌高裁
5.3月23日(木) ★大阪高裁
6.3月24日(金)  大津地裁
7.6月 1日(木) ★仙台高裁
2023 年 3 月 6 日優生保護法訴訟仙台地裁判決に対する声明 [2023年03月09日(Thu)]
2023 年 3 月 6 日優生保護法訴訟仙台地裁判決に対する声明です。
優生手術被害者とともに歩むみやぎの会、 強制不妊訴訟不当判決にともに立ち向かうプロジェクト
が声明を出しました。

こちら → 20230309 【確定版】優生保護法訴訟仙台地裁判決に対する声明.pdf
九州ブロック学習交流会 最終日 [2023年03月05日(Sun)]
334060770_1577284946084630_4932859726405002955_n.jpg初日に引き続き、3つの分科会と特別分科会が行われました。

第1分科会のはたらくなかまの就労・労働実践では、コロナ禍でも私たちは「はたらくなかでたくましく」を大切にしながら、実践してきた中で、障害の重い仲間にとって、働くことの意義の再確認と高工賃の取り組みの重要性について意見交換を行いました。

第2分科会では、グループホームなどの生活支援実践として、障害のある仲間の暮らしを支えるためには、多くの支えが必要です。「豊かに暮らす」為には何が重要なのかを考え合う事ができました。
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第3分科会では、事業所の現場での相談支援機能として、障害者自立支援法が施行される以前より、作業所現場では仲間の暮らしに寄り添い、本人や家族から聞き取ったニーズをもとに支援の実践を積み、制度の不備や不足については、行政へ要望して現状を伝えてきました。
現場での相談活動の実践を共有する事ができました。


特別分科会は、働く職員の現状とこれから
〜世界と日本の福祉労働〜 について、高林実行委員長から2時間にわたる講演をして頂きました。
障害のある人が安心して支援を受けられるよう、福祉・介護等の深刻な人手不足を根本的に解消し、福祉に携わる人が、安心して働き続けられることが望まれます。
世界と日本の福祉労働を比較し、働く職員のこれからについてお話を聞くことができました。

IMG_4512.JPG仲間交流会は、熊本城探索と作品づくりに挑戦!
きじ車のちぎり絵をボランティアの皆さんと一緒に楽しむ事ができました。
また、熊本城探索は、復興中の今しか見る事ができない熊本城を満喫しました。

分科会終了後、昨日遅くに熊本入りした小野理事からの情勢報告を通して、現在の障害福祉の課題、65歳問題や旧優生保護の課題。何より怖いのは戦争です。
ウクライナにおける侵略は他人ごとではありません。戦争は障害者を生み、多くの人の命を奪います。一日も早い平和の実現に向けて、力を合わせる事ができればと思います。

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九州ブロック学習交流会 [2023年03月04日(Sat)]
331522597_5796107073835264_4465531709526042608_n (1).jpg第25回きょうされん九州ブロック学習交流会が熊本市国際交流会館、熊本市市民会館シアーズホーム・夢ホールで開催され、200名超える参加者となりました。
オープニングセレモニー後、開会全体会、基調報告が行われ、記念講演では、大会実行委員長の高林秀明熊本学園大学教授の「自然災害・コロナ禍から考える、みんなが当たり前に働き選べる暮らし」という内容でお話をして頂きました。

この10年の間に、九州北部豪雨災害、熊本地震、熊本南部豪雨災害と立て続けに災害が起こっています。障害のある人、そして家族、職員の声から見えてきたもの…
アンケート調査等の資料を元にご講演頂きました。
その後、「はたらく」「くらす」「ささえる」の3つの分科会に分かれて共に学ぶ機会となりました。

特別分科会では、旧優生保護裁判の経過として、松村弁護士にお話をして頂きました。
1948年から1996年までの長い間、優生思想に基づいてつくられた優生保護法に対して、その被害者らが国に対し、賠償を求めた裁判。

国はこの法律の下で障害等を理由に、同意や説明もなく強制的に不妊手術や中絶手術をした多くの被害者に対し、充分な謝罪や補償もせず、検証や総括もせず、いまだに深刻な障害者差別を生み出しています。1.23熊本地裁での裁判経過等を通して、この問題の本質について、参加者の方々と共に考えていきました。

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仲間交流会では、〇×クイズをボランティアの皆さんと参加し楽しみました。
サプライズゲストにくまモンも登場!
大変盛り上がりました。