天草きぼうの家25周年
[2014年05月23日(Fri)]
青空の広がる天草。雲ひとつない天気に恵まれました。
功労者・優秀出勤者表彰式のあと、基調講演は、「精神科リハビリテーションについて」酒井病院理事長の酒井保之先生のお話。
お話の中で、精神疾患は「疾患と生活障害が共存しており、生活のしづらさがある」ということを指摘されたうえで、症状があっても生活能力の改善はありえる。症状にこだわることなく、生活機能に働きかけることが重要だとお話を頂きました。
精神保健の歴史を振り返りながら、当事者に対する支援として、「自立」「活動」「調和」が必要で、個性を尊重し、利用者も社会の一員である事を主張することの重要性。そして、地域との交流がとても大切で、精神疾患の理解は子供時代から行うべきであることをお聞きし、まさにその通りだと感じた次第です。
最後に、今後の課題として4つ上げられました。
1 入院医療中心から地域生活中心へ国民意識の変革
2 長期入院者の地域生活行こうと支援体制の強化
3 新入院者の1年以内の隊員と残存者現象への努力
4 多職種協働のリハビリテーションを院内から地域へ進展させる
福祉と医療の連携が益々必要になってきます。仲間たちの生活のしづらさを少しでも緩和できるよう日ごろの活動がとても重要だと再認識しました。
素晴らしい作品がいっぱいありました。その中でも最近人気なのががま口のお財布だそうです。
カラフルなデザインで持っているだけで、元気になるお財布。
きっとお金もたくさんたまるはず。
本商品に関するお問い合わせは…
NPO法人 天草きぼうの家
п@0969-24-3235
天草きぼうの家では、一緒に働く仲間を募集しています。
さをり織り 糸まき・糸きり 農作業のお手伝い ケーブルテレビ番組ガイドの配布などなど
送迎サービスもあるそうです。