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きょうされん熊本支部

きょうされん熊本支部会員事業所のブログです。熊本県内で活躍している事業所の日々の活動をご覧ください。


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くらし部会 研修 [2018年02月20日(Tue)]
身体障害者福祉センターにおいて、今年度2回目のくらし部会が開催されました。
今回は、サビ管と管理者の方々を中心とした研修会。世話人さんも参加頂き、20名近くが参加されました。
事例発表は、ふれあいワークグループホームとプレジャーワークさんから報告があり、寄り添いながら支援をしていく中での難しさや仲間の生きづらさについて共有する事ができました。

午後からは、精神障害者の理解と援助という内容で、矢野千里さんより、お話をして頂きました。
世界から見た日本の精神医療の現状として、自殺率が高く、病床数が多い。しかし、有病率は低い。という点を指摘したうえで、診療報酬の低さや9割が民間病院であり、支援するスタッフが不足している現状を説明頂きました。そのうえで、グループホームと病院の役割について、ホーム側の当事者の捉え方と病院側の捉え方の違いがあり、同じ視点での話し合いとカンファレンスの重要性を学ぶ事ができました。その中心は、セルフケアの評価だと感じる事ができました。

精神障碍者の理解と援助を実践していく過程で大切にすること
@お世話的看護・介護はしない ⇒ 犠牲的精神をやめる「私は一生懸命お世話している)
A指導がお説教にならない ⇒ 支援側が答えを出していないか
 いう事を聞かない ⇒ 一緒に考え気長に待つ。答えは入居者に出させる
B世話人自身が学習しているか
C入居者とミーティングの有効活用とスタッフ間での対処方法の共有
 ⇒一人で考えて対処しない事
D症状観察(これまでと違う、症状悪化等事前に医療側へ報告)
 ⇒入居者の全体像を把握し、サインを見逃さない
当たり前の事ですが、できていない部分やドキッとした部分も参加者の方は、あったようです。
最後に確認できたことは、「何よりも入居者と信頼関係の構築が大切」であるという事。その為にも視線を同じ高さで、穏やかな口調でまずは、受容ですね。

たくさんのご参加ありがとうございました。
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