きょうされん総会&国会請願活動
[2014年05月29日(Thu)]

「あたりまえに働き、えらべるくらしを 〜障害者権利条約を地域のすみずみに〜」
と聞いて、考え方としては、2017のビジョンをより分かりやすく、ビジョンの実現に向けたスローガンであり、私たちのめざすものに向かうテーマというか、スローガンであると妙に納得できた。
会則が変わったのは、第9条の専門委員会に国際委員会が加えられたこと。また、常任理事会の構成に、専務理事が加えられた。
専務理事には、藤井常務理事が。常務理事には、赤松常任理事が承認され就任された。
現在、東京都中野の生協連会館に事務所を置いているが、建て替えをされることになり、9階建ての4階部分を使うことになった。必要な資金は、7,000万円。会員事業所の利用者は、2014年、2015年の2か年で、600円の募金を。職員は、2年間で2,000円の募金をお願いしたいとのことだった。
本当は、きょうされん会費が高いから、支部への還元を!!とお願いするつもりで意気込んでいたが、どこからも補助金や助成金など受けていないきょうされんの現状に、ことばをのみ込んでしまった。
安永健太さんのお父さんの訴えは、障害者権利条約を批准した日本の判決ではないと思うし、だからこそ、障害者権利条約を読み込み、基本合意と骨格提言の実現をめざしていかなければならないだろう。
全国大会は、9月22日(月)・23日(火)神奈川で開催される。既に募集要項も完成している。2年後、熊本で全国大会もあっという間にやってくることを実感した。みんなで準備に取り掛からねば。

参加者 450名(過去最高と言われましたが・・・)
熊本からの参加者 猪島・飯田・中園・山下う・里崎・山下(篠原さんは沖縄の応援!)
みのり施設長と私以外は初参加。緊張しながらも、一生懸命みんなの署名の託された思いを、自分のことばで伝えられる姿に、頼もしさと、その方々とともに生かされていることに誇らしさも感じたときだった。ところが・・・、
誰が選んだ議員???国会議員やその秘書は、選挙の時だけ頭を下げる?
「熊本から来ました!」という声にも、無表情の方がおられたり・・・、一生懸命自分の仕事を話すなかまの声にも、「頑張っていますね!」のやさしい言葉かけひとつないことに、憤りというより人間性を疑う方もおられた。偉くなればなるだけ、頭を垂れ・・・そんなことばをぶっつけたくなる請願だった。それでも、あきらめず、伝えていかなければならないのだろう。
今回の請願で思ったことは、国会議員を選ぶのは地元の私たち。地域の方々を動かせるほどの伝える力を身につけたいということ。そのためには、まず、なかまたちを支え、誰もがあたりまえに生きていける社会をめざす会員の意識改革と連携を培うこと。私にできることからはじめなければ。 (Y)
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