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第3回<企業・NPO・行政のパートナーシップを探る>「社会的責任を考える研究会」を開催しました。[2008年06月05日(Thu)]
 今回は企業から7名、NPOから6名、行政から7名、その他から3名、合計23名の方の参加がありました。

 内容は日置弘一郎さん(京都大学経営管理専門職大学院学研究部教授)の講演「共生経営の勧め」と、鈴木理夫さん(京福電気鉄道株式会社事業本部鉄道部 沿線活性化担当部長)より協働事例として「嵐電沿線 協働緑化プロジェクト」の紹介がありました。

 日置教授の「共生経営の勧め」の要約は次の通りです。 
 生物学で共生とは複数の種が同一の生態環境で一緒に生きていくことを指している。これらの種が相互作用しながら進化していくことを共進と言う。自然界における共進は意図して行われているとは思えないが、意図しているとしか考えられない。これに対して社会での共生・共進は意図して行われる。
 このような、自然界の共生の概念を人間社会に適用することを、特に企業経営になぞらえて共生経営という。現在の社会的責任論のように、他の社会システムと協調というレベルにとどまらない。事業の枠組みに取り組み、不可欠な存在にしていくことである。
 企業での共生は、企業間の共生のみならず、企業内での共生もある。多文化やジェンダーにおける共生は、ビジネスチャンスでもあることに注意する必要がある。さらに企業と家庭との共生、生業との共生も意味するところは大きい。
 NPOと企業の共生も十分にあり得る。むしろ、積極的にその枠組みを考えていくと、新たなビジネスモデルの構築が可能となるだろう。
 以上のようなお話しをしていただきました。


 鈴木部長の「嵐電沿線 協働緑化プロジェクト」については、昨年、嵐電沿線で行われた緑化事業について紹介をされました。このプロジェクトは、嵐電の駅を「みなのもの」とするコンセプトを基に、地域の住民、小・中学校、NPO、企業が協働するという活動です。
 雨水タンク(雨水を貯めることが出来るタンク)の設置や北山産の木材を使ったプランターをづくり、最終的には駅にこのプランターを設置し、花などを植え、貯まった雨水で世話をするというお話をしていただきました。 

 共生経営の神髄は他のセクターを必要不可欠の存在として取り込んでいき、企業が存続していく点だと思いました。SRの研究会としても、貴重な視点をご提供いただきました。
 嵐電の取り組みは、公共交通機関の駅を「地域のみなのもの」とし、環境に配慮する、また観光資源を活性化させる社会貢献を、多くの他セクターと共にするものであり、さらに本業にも反映をさせている好事例であったと思いました。このようなWin-Winの関係が地域を活性化し、SR活動を推進していくものと思えます。

(スタッフ:上田 正幸)
Posted by 府民力推進課 at 17:11 | 社会的責任を考える研究会 | この記事のURL
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