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第5回<企業・NPO・行政のパートナーシップを探る>社会的責任を考える研究会を開催しました[2008年08月11日(Mon)]
 第5回の「社会的責任を考える研究会」は、ドイツ・エアランゲン市(バイエルン州)在住のジャーナリスト・高松平藏さんより「日独の社会構造の比較から見るCSR」と題して、ドイツと日本の社会を比較しながら、ドイツ企業のCSRに関する取組みとその特色についてお話いただきました。

 ドイツはその歴史的背景から、地域のアイデンティティが非常に強いのが特徴的です。その中においてNPOは、人間関係のプラットフォームとして機能しています。また、企業は、本社等を置く「拠点地域との対話」を重視しており、拠点となる都市の質を支えるNPO等の組織やプロジェクトへの支援に積極的であるといいます。なぜならば企業は、地域社会に貢献し、都市の質を高めることによって、地域の優秀な人材を集めることができ、そのことにより企業の業績が上がれば、納税によって、都市のインフラが豊かになると考えるからだそうです。
 最後にこれまでのドイツの例を踏まえながら、@京都はドイツ型の社会的責任を果たしやすいと思われるA都市としての京都の質を高める(CSRは持続可能な経営につなげる経営戦略。ゆえに取締役会直轄で扱うべき)Bグローバルプレーヤー、ローカルヒーローとしての存在感の自覚C社員の短時間労働、職住近接化(NPOへの参加の機会はここから生まれる)という京都の企業に向けての提言がありました。
 
   続いて、NPO協働推進課の上田正幸が「NPOによるCSRへのアプローチ」という題で話題提供しました。廃棄物を出しながら経済活動を行う企業にとって、そのステークホルダーとしての環境NPOとの協働が、持続可能な社会実現のためには重要であることを、事例を踏まえながら話しました。

 日本とドイツは、その歴史、社会構造、文化的背景も違い、単純な比較はできませんが、お話の中で出てきた「都市の質を高めることが、住民の生活の質ばかりでなく、経済活動にも好影響を与える」ということは、日本の精神風土や文化性、社会構造に合った形にすれば実現可能であると思いますし、CSRの取組みを豊かにすることになるでしょう。

ご関心を持たれた方は、高松さんの著書『ドイツの地方都市はなぜ元気なのか 小さな街の輝くクオリティ』(学芸出版社)もお読みください。 
(スタッフ:滋野 浩毅)
Posted by 府民力推進課 at 21:53 | 社会的責任を考える研究会 | この記事のURL
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