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第11回<企業・NPO・行政のパートナーシップを探る>社会的責任を考える研究会を開催しました。[2009年01月22日(Thu)]
 1月21日(水)開催の第11回の「社会的責任を考える研究会」は、NPO法人!-style(エクスクラメーションスタイル) 副理事長の吉野智和さんと、京都文教大学人間学部現代社会学科教授の川本卓史さんをお迎えし、「現代を動かす新しい力〜社会起業家※とは」と題して、社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)をテーマに、お二人による対談と、参加者との質疑応答を行いました。会場では、大変熱のこもった議論が展開されました。

 !-styleは、NPO法人!-styleと株式会社J.F.Sによる共同事業で、京都府八幡市で福祉施設「!-factory(エクスクラメーション・ファクトリー)」を運営しています。障がいのある人たちが働く「作業所」を社会的資源として捉え、有効に利用できるよう再構築し、社会に発信する仕組みを作ることを事業の使命だと考えておられます。2008年4月からは、地域の小規模飲食店舗の下調理を請け負い、現在では6店舗分のセントラルキッチン的な事業となっています。こうした活動が評価され、2008年12月には、「CB・CSOアワードおおさか2008 優秀賞」を受賞されました。

 今回は、まず!-styleの吉野さんと板倉さんに組織と事業内容について紹介いただいた後、吉野さんと川本さんの対談、そして、!-styleの事業に関することや、「社会起業家」としての吉野さん自身に関すること等、フロアからの質問に吉野さんと川本さんが答えていくという三部構成で進めました。

 吉野さんのお話の中で、「普通の」という言葉がしばしば出てきました。吉野さんのいう「普通」とは、障がい者の作る物が市場で流通すること、障がいの有無を区別せずに働く環境があること、そして、障がい者も健常者も「同じ人間である」ということであり、これらが!-styleが!-factoryとして取り組んでいることなのだということがひしひしと伝わってきました。

 川本さんは、社会起業家を動かす原理として(1)カタリスト(触媒)になる、(2)レバレッジ(てこ)を効かす、(3)ボランティアとつながることがあるとおっしゃいましたが、!-styleは、社会と障がい者施設を結びつけることによって、「普通」の社会を実現する、まさに「カタリスト」であり、その取組を通じて「てこ」を効かせているように感じられました。

 なお、今回初めて導入した「対談形式」は、参加者の方々からも好評だったようです。今後、機会があればぜひ行いたいと思います。

※「社会起業家」…社会的な課題をビジネス的手法で解決する事業を始める人たちのこと。

(スタッフ: 滋野浩毅)


写真 左:吉野さん 右:川本さん
Posted by 府民力推進課 at 17:30 | 社会的責任を考える研究会 | この記事のURL
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