CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«社会的企業からはじめましょうか | Main | 社会的企業に行く前に、連帯経済、社会的経済をお伝えします。»
労働統合型社会的企業ってなんだ? [2017年09月08日(Fri)]
 worldheritage348_2_20150417084128.jpg

1970年代から80年代の初めにかけて欧州は2度の石油ショックの影響から立ち直れず、停滞の時代にありました。完全雇用は厳しくなり、 労働市場から排除された人々に対して、生産・事業活動を通じて労働・訓練機会の提供を行い、労働市場・社会活動への統合を実現する社会的企業への期待が高まってきました。こうした新しいタイプの社会的企業は「労働統合型社会的企業」(Work Integration Social Enterprise:労働統合型社会的企業)と称して、これを縮めてWISE(以下、WISEと記述)と呼ぶこともあります 。

o0500070312830565166.jpg

 欧州各国において、失業者対策等は、積極的労働市場政策の枠組のもと、WISEへの支援は積極的に行われました。WISEを先駆的に支援してきたのはイタリアです、1990年代以降、各国でWISEの法人化の整備や支援が行われてきました。

images (1).jpg

 例えば、フランス、ポルトガル、スペインなどでは新しい法人格が用意され、ポルトガル、フランス、フィンランド、アイルランドなどでは、全国レベルでの支援制度が確立されました。ベルギー・スペインでも地域レベルで公的な支援システムや政府出資の基金が整備されました。このような支援のもとでイタリアでは2005年には7300団体のWISE、によって25万人強、フランスでは2004年には2300団体のWISEにより22万人の雇用が生み出されました。

images.jpg

 以上の取り組みにより、多くの人たちに労働への道が開けました。社会的排除を受ける人たち、刑務所出所者、元犯罪者、シングルマザー、そして、障害のある人たちの多くが職を得て生活ができるようになりました。特に積極的だったのがイタリアの社会的協働組合です。

P9300913-740x555.jpg

 誰もが、収入を得ないと食べていけません。また、仕事こそが社会との窓口で、仕事での経験が自分の人生を豊かにするものと確信しております。次回はイタリアの社会的協働組合についてお勉強しましょう。


【(カテゴリーなし)の最新記事】
Posted by 堀田さん at 18:58 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント