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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」

 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。



「今出来ること」という一人ひとりの小さな道が一緒になって大きな道へ
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ダウン症啓発月間2019  [2019年02月26日(Tue)]


「 ダウン症のことを 知ってもらいたい 」。

今年も『 世界ダウン症の日 』の
3月21日に向けて、
ダウン症啓発月間の
お知らせをいただきました。

ダウン症のほとんどが
21番目の染色体が3本あることから、
3月21日を
『 世界ダウン症の日 』に制定され、
3月は、ダウン症のあるひとたちが
そのひとらしく
暮らしていけるように という願いを込めて
日本、そして 世界で
さまざまな 啓発イベントが行われます。

その中のひとつの取り組みとして
恒例となった
ダウン症啓発月間の 啓発ポスターが
届きました。


世界ダウン症の日2019.jpg



――中学1年生から、
 1日も休むことなくお稽古を続けて20年。
 茶道裏千家から
 澤田宗仁の茶名と
 准教授の許状をいただきました。――
            ( ポスターより )

今年の
ポスターモデルは、
三重県に住む 澤田仁美さん。

穏やかな笑顔で
お点前をされている仁美さん。
お茶の先生の
ご自宅の茶室で 撮影されました。

仁美さんが小学校4年生の時、
小学校の茶道クラブで
初めて 茶道と出会います。
中学生になり、
茶道教室へ通い、弟子入り。
一日も休まず
熱心に稽古を続けて、
今に至るそうです。


「 ダウン症のあるひとの日常を知ってもらう」。

特別に
特定の期間に
広報しなくても
知っている・知ってもらえている
社会になるには、
こうした取り組みを
積み重ねていくことも
とても大切だと 思います。

そのためにできることの
ひとつとして、
この啓発ポスターを
皆さんのお近くの
カフェや図書館や学校などに張る
という取り組みを、
日本ダウン症協会さんは
行っておられます。

申し込みは
メール、ファックス、ハガキからできます。
1枚から申し込め、
無料で 郵送してくださいます。

  
▼メール
件名「ポスター希望」、本文には
郵便番号、住所、氏名、日中連絡先電話番号、
希望枚数を記入のうえ、
poster@jdss.or.jp まで。
▼FAX
郵便番号、住所、氏名、日中連絡先電話番号、
希望枚数を記入の上、
FAX:03(6907)1825 まで。
▼ハガキ
ハガキ裏の5cm × 10cm の範囲に
郵便番号、住所、氏名を並べて
ご記入ください
(切り抜いて宛名ラベルとして使用します)。
その下に、日中連絡先電話番号、
希望枚数も記入の上、
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3-43-11
公益財団法人日本ダウン症協会 
ポスター係 まで。



―― あなたの一歩も
 わたしの一歩も
 おんなじくらい大変で
 おんなじくらい面白い。 ――
           ( ポスターより )

本当に そう思います。

皆さんのまわりの
一人でも多くのひとに
知ってもらえるとうれしいです。

まだ 巡り合っていないひとたちへ
届きますように。






* 公益財団法人 日本ダウン症協会
東京都豊島区南大塚3‐43‐11
福祉財団ビル5階
Tel:03(6907)1824
http://www.jdss.or.jp

*世界ダウン症の日2019 公式HP
http://jdss.or.jp/wdsd2019/
→ 2019年のテーマは、
 “ Leave no one behind " です。

* 世界ダウン症の日 公式HP
https://worlddownsyndromeday.org/

2006年から、3月21日を
世界ダウン症の日(World Down Syndrome Day)
と制定しており、2012年からは
国連が正式な国際デ―のひとつとして
『世界ダウン症の日』と制定。
以来、世界中で
毎年3月21日前後に
ダウン症に関する啓発やイベントなどが
行われています。












ノーマライゼーション [2019年02月20日(Wed)]

「 ノーマライゼーション 」という言葉を
耳にするようになって、20年以上が経ちます。

障がいのあるひとや高齢のひとが、
ほかのひとびとと
同等に 生きる・生きることができる
社会環境の整備、実現を目指す 考え方。

この「 ノーマライゼーション 」という言葉を
使う際に指すひとは、
障がいのあるひとや高齢のひと “ 自身 ” が
一般的です。

この「 ノーマライゼーション 」を考えた時、
大きな そして とても大切なことを
置き去りにしている と
気付いているひとがいると思います。

障がいのあるひとや高齢のひとの
家族にも
「 ノーマライゼーション 」は 当てはまる
と いうことを。



障がいのある子をもつ親が、
自らの老いを受け入れるときに
感じていることを
知るひとは、
どれだけいるでしょうか。

重い障がいのある子の
介護を担い続けている親たち。

親による子の介護は、
子が何歳になっても
「 それ(親が見ること)は あたりまえだ 」
と 見られることがほとんどです。

親をはじめ そのきょうだいなど
「 障がい者の家族 」の
「 ノーマライゼーション 」に
社会は 目を向けるところまでいっていないのが
現状です。

そこで、
障がいのある子を
介護しながら暮らす親たちが、
どのような生活を送り
どのような人生を生きているのか、
自身の老いを前に
何を望み
何を考えているのか、など
「ふつうに 老い病むことができない」親たちの
ノーマライゼーションについての
シンポジウムが 開催されます。



障害者家族のノーマライゼーションを考える.jpg


    障害者家族の ノーマライゼーションを考える
  〜 わたしたちは ふつうに老いることが できない 〜

 日 時:2019年3月3日(日) 
         13時 〜16時 【 開場:12時30分 】
 
 場 所:日本福祉大学名古屋キャンパス 北館8階8AB教室
      愛知県名古屋市中区千代田5−22−35
      https://www.n-fukushi.ac.jp/about/campus/campus-map/nagoya/index.html

 申し込み:不要
 参 加 費 :無料 ※但し、資料代を当日徴収



――障害者を介護する親による悲しい事件が
 あとを断ちません。
 親たちは、どのような生活を送り、
 どのような人生を生きているのでしょうか。
 自身の老いを前に、
 親は何を思い、何を望むのでしょうか。
 親の生活や思いから
 家族のノーマライゼーションを考えます。
 ぜひご参加ください。 ――
             ( フライヤーより )


3つの講演
「追い詰められた親が引き起こした殺人事件」
「親たちはどのように生きているのか?」
「老いていく親として思うこと」に、
ミニコンサート、そして
トークセッション
「家族のノーマライゼーションを考える」と、
障がいのあるひとの家族の
赤裸々な話を聞き、考える内容になっています。


このような内容のイベントを
全国各地で開催してほしいと思うのは、
私だけではないと思います。

なかなか
話しにくいと思われがちな内容ですが、
知ってもらうことからしか
始まらない。


「 ふつうに 老い病むことができない 」。


親自身が、身体が動きにくくても 病気でも
「 この子を介護するのは わたししかいない 」。

そう思っている思い込んでいる
親たちのことを、
皆さんは どれくらい知っていますか。

「 この子を介護するのは わたししかいない」。
そう思い込ませている一端に
あなたは かかわっているかもしれません。






*一般社団法人 日本ケアラー連盟
東京都新宿区新宿1-18-10
橋場コーポ305号室
https://carersjapan.jimdo.com/













支援3  [2019年02月14日(Thu)]

先日、このような記事を 目にしました。


「 あえて「マスクなし対応」好評 
  市役所、風邪の職員は… 」
 ( 2019年2月6日付け:朝日新聞 )


青森県むつ市では、役所の窓口で
市民と応対する際に
職員に対して
特段の事情がないかぎり
「 不快な印象を与えない 」という
窓口対応改革の一つとして、
「マスク」を付けずに
接するように求めている、と ありました。

体調の悪い職員には
窓口対応をさせない、とし
自宅で休ませることを徹底した上で
ノーマスクを推進している、と続きます。

「マスク」をしていると、
「 表情が見えづらく 不快な印象を与えかねない」
「 会話が聞き取りづらくなり、
説明の内容が 十分に伝わらないおそれがある」と
着用禁止の理由が。

マスクの着用について、
アレルギーなどの健康上の理由や
業務上必要な場合や
抵抗力の弱い子のいる家庭をもち
病原菌を家庭に持ち帰りたくないと
心配する職員もいることから、
一律に マスクの着用を
禁止することまではしていない、とありました。

このむつ市の対応には、
賛否両論があると思います。
わたしは、むつ市の対応に賛成です。

その理由は
ひとつに、応対するひと(市民)に
安心感を与えるというその姿勢について、
もうひとつは、
体調の悪い職員は
自宅で休ませるという市側の対応 です。


そして、
この記事を読みながら
真っ先に浮かんだ光景がありました。

福祉事業所内での光景です。

風邪やインフルエンザが流行している時期とはいえ
その職員さんのほとんどが
いや そこにいる全員が
「マスク」を付けて
利用者と向き合う光景。

異様、というと
言いすぎかもしれませんが、
それにも似た思いを持つひとは
わたしだけではないと思います。

必要、なことなら まだしも
過剰、な対応に見えることも しばしば。
予防、と称して着用し続けるひとびとに
利用者と呼ばれるひとたちが感じている
「 顔の見えない不安 」に
思いをはせることはないのか、と問いたい。


通勤途中での着用や
花粉症などの疾病に関するものは別として、
福祉事業所内での
「マスク」の着用について、
「マスク」を 日々し続けることから
何が そこで 起こっているか。

職員さんと
利用者と呼ばれるひとたちが
コミュニケーションを取る際に、
その「マスク」は
コミュニケーションの大きな妨げに
なっているのです。

ひとがひとと接するとき、
その「 表情を見る 」ことは
コミュニケーションをとるうえで
大きな一助に なっています。

障がいのあるひとも同じです。

と いうより、
障がいのあるひとの中には、
健常と呼ばれているひとよりも
ひとの「 表情 」に敏感で
「 表情 」で場の状況を知るひとがいること
それは 周知の事実です。

お互いの表情から読み取れることが
どれだけあるか、
大切なことがどれくらい含まれているのか、を
職員さんたちは 知っているはずです。

だったら、なぜ
必要以上に「マスク」を着用するのでしょうか。


自身の表情を「 隠す 」
「マスク」の着用について、
今一度、考えてみてください。

マスクの着用を最低限にし、
「 表情から安心感を持ってもらえるように」。

これも「 支援 」のひとつだと思います。













たのしくてふしぎ [2019年02月09日(Sat)]


今年も開催されます。

アトリエやっほぅ!!さんの
展覧会の案内です。


たのしくてふしぎ .jpg


        〜 たのしくてふしぎ 〜

 会 期:2019年 2月11日(月・祝)〜 17日(日)
         12時 〜19時 【 最終日は18時迄 】

 場 所:同時代ギャラリー 
      京都市中京区三条通り御幸町角1928ビル2階
      http://www.dohjidai.com/
      ※ 2019年から 同時代ギャラリーさんは、
        1928ビル1階から2階へ 移転されました。
 
 主 催:京都市ふしみ学園
 後 援:京都新聞、産経新聞厚生文化事業団、
     京都ほっとはあとセンター
 助 成:京都府 地域アート展開催事業




2011年から9回目の
今年のタイトルは
“ たのしくてふしぎ ” 。

いつも
どの作品にも
温かみを感じる
やっほぅ!!さんの作品。

いろいろなことを想像しながら、
ぜひ 会場へ
足を運んでみてください。





*京都市ふしみ学園 アトリエやっほぅ!!
京都市伏見区紙子屋町544
http://atelieryoohoo.com













地域の風景  [2019年02月04日(Mon)]


多様、という言葉を
よく耳にするようになった 日本。

ほんとうに
さまざまな “ 多様 ” が あるなぁと
思う機会が増えました。


たとえば
認知症のある高齢のひとと
障がいのある子や不登校の子が同居する
三世代家族が
支援を必要とした場合、
その 支援窓口は
1つではなく、
いくつかの窓口へ
出向かなければならない現状があります。

高齢のひとは 高齢のひと、
障がいのあるひとは 障がいのあるひと、
障がいのある子は 障がいのある子、
不登校の子は 不登校の子、と
支援窓口が
分けられているからです。

多様なケースから
「 福祉 」において
「 分けられる 」ことが 多々生じていますが、
これらの弊害については
今までにも 多くのひとびとが
声をあげています。なのに
その「 一元化 」は 可能になりません。


「 福祉 」とは 何なのでしょうか。
「 福祉 」とは 誰のためなのでしょうか。

「 福祉は こうあるべき 」という
概念を取り払うことから、
本当に必要としているひとびとの福祉が
生まれるのではないか、と。


「 福祉 」という枠組み。
もちろん、それらの中には必要なものもあり
そこから、進む未来もあります。

でも、従来の福祉の枠にとらわれず
さまざまな「 分野 」を 行き来し、
それらの良さを 組み合わせながら
その地域の課題に沿って取り組むもの、それが
今必要とされている「 福祉 」だと思うのです。

そして、今必要とされている「 福祉 」とは
10年後20年後の
地域の風景を つくっていくことだ、と。

「 地域の風景 」。

「 地域の風景を ととのえる 」それが「 福祉 」。


そして、思います。
地域社会を
再構築していくときに
中心的な役割を担っていくものは
「 福祉 」だと。

「 地域の風景をととのえる福祉 」。

多様な分野のひとびとが
垣根を越えて
考える機会を
増やしていくこと。

これこそが 今、必要なことです。













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