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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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「今出来ること」という一人ひとりの小さな道が一緒になって大きな道へ
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第10回 金澤翔子書品展 [2018年10月28日(Sun)]


久しぶりの 案内です。
金澤翔子さんの書品展が
京都・建仁寺で 開催されます。



     〜 第10回 金澤翔子書品展 〜

 会 期:2018年11月3日(土)〜 11日(日)
       10時 〜 16時 【16時30分閉門】

 場 所:臨済宗大本山 建仁寺 大書院
      京都市東山区大和大路通四条下る小松町    

     ※拝観料にて ご覧になれます。



10回目の開催を 記念し、
初日の3日(土)15時より
金澤翔子さんによる 席上揮毫が
法堂にて 行われ、
翔子さんのパフォーマンスが
間近で 見られます。


そして、会期中
3日(日)〜9日(金)まで、
翔子さんは 在所されるそうです。



2011年、
同じく建仁寺さんで開催された
寒山と翔子の世界
初めて 生の “書” を拝見し、
そこから、ご縁でつながる 翔子さん。

今では
ひとりの書家 として、
立派に 活動されています。

年に一度の割合で、ここ 建仁寺さんで
書品展を開かれていますが、
京都・東山という土地柄、
毎回 会場には
修学旅行の児童や生徒の姿も多いです。

地元のひとのみならず、
全国の、そして
海外から訪れるひとたちに
翔子さんの 生の “書” を みてほしいと
心から 思います。





*金澤翔子さん ホームページ
http://www.k-shoko.org/


*臨済宗大本山 建仁寺
https://www.kenninji.jp/
 拝観料金
 一般 500円
 中高生 300円
 小学生 200円
  ※小学生未満は無料
 拝観期間・時間
 3月1日〜10月31日までは
 10時〜16時30分(17時閉門)
 11月1日〜2月28日までは
 10時〜16時(16時30分閉門)













過剰な反応  [2018年10月23日(Tue)]

先日、こちらの記事を目にしました。

「 障がいは言い訳? 
  都制作のパラポスターに 批判 」
( 2018年10月17日付け:朝日新聞 )


東京都が、『 TEAM BEYOND 』という
東京オリンピックパラリンピックのプロジェクトで
東京駅に掲示した ポスターの一枚に、
不適切な表現があった として
そのポスターを撤去した、とありました。

東京都が制作したこのポスターは、
23人の パラスポーツ選手を取り上げ、
写真に 各選手の
「 競技に向き合う気持ち 」を
添えた形になっています。

そのうちの一枚に
“ 障がいは 言い訳にすぎない。
負けたら、自分が弱いだけ。” という言葉があり、
それに対して、
「 障がいが理由で できないことがあっても、
言い訳と言われるのか 」
「 傷つく障がい者がいるのではないか 」
といった意見が SNS上に上がり、
東京都に苦情の電話もあった、とありました。

これに対して、東京都は
「 言葉は、選手自身が競技に向き合う姿勢を
表したものであり、他者に向けられたものではない」
と 説明しており、それについて
「 理解できる 」との書き込みもあったが、
「 誤解があり、不快な思いをされる人がいるなら、
本意ではない 」として
選手が所属する競技団体と相談したうえで
そのポスターを撤去した、とありました。


「 障がいは 言い訳にすぎない 」。

この言葉を、
健常なひとが多い世の中で
単体で とらえたなら、
否定的な意見が出ることもあると思います。

でも、この言葉は、
パラリンピックへの出場をめざしている
選手が 発したもの。

それを なぜ、こういう風にとらえるのか、
わたしは 疑問に思いました。

障がいのあるひと自身が 発している
「 障がいは 言い訳にすぎない 」という言葉を、
ちゃんと聞いて、
自分に置き換えて考えてみたら、
このような 見当違いは 生まれないのでは、と。


「 いっそう 慎重な制作を心がける 」。

記事にあった
東京都担当者の この言葉に、
「 慎重 」が
これまでのような
腫れ物に触るような扱いに逆戻りし、
触れられなくなるのではないか、
取り上げられる回数が
グンと 減るのではないか、と
危機感に近い想いが よぎりました。


そして、思います。
近頃、何だか、
世の中のあらゆること対して
ひとは、ギスギスし過ぎていませんか。

微に入り細に入り
そんなに怒らなくてもと感じる
指摘や進言が 多くなったなぁ、と。

悲しいかな、
ますます
生きにくくなる
世の中へとすすんでいる、と
思えてなりません。













支援  [2018年10月18日(Thu)]


支援 には、
そのひと そのひとに 合った
支援が あります。

障がいのあるひとが働く福祉事業所の中で、
「 そのひとそのひとに合った支援をする 」
ということは難しい、と言って
話しを終わらせる時代は
すでに 終わっています。

「 自分から やりたくなる気持ちの支援 」や
「 自身がやりたい、もっと続けていきたいと
思いながら、仕事や活動が行える支援 」であったり、
その場所は
「 イヤ、好き、などの感情が 言える場であるか 」、
やりたくないと思っていた活動も
何かのきっかけで
やりたいと変わることがありますが
その「 きっかけを 準備する支援 」であったり、
「 やりたいにつながる工夫のある支援 」であったり、
その場、そのひとに
合わせた支援を挙げると
きりがありません。

そう、「 昼休みを休むための支援 」もあります。
休憩したいひとには その環境を整え、
おしゃべりやゲームなどで
楽しみたいひとには その環境を整える、
と いった具合に。


実は これ以外にも「 支援 」が あります。
それは「 情報提供 」です。


障がいのあるひとが
日々を暮らし生きる中で
何かを決めるために必要なことを
「 選択できる 」こと、
その選択肢を
「 知らせる 」ことも
大切な「 支援 」のひとつ。

その選択肢があって
「 決定 」できる のであって、
自分で決めると言っても
その選択肢が なければ
決定する機会すらないことに
つながります。


「 情報を提供する場 」も
「 決定する機会 」も
障がいのあるひとに必要な
「 支援 」だということを
認識しているひとは、
どれくらいいるでしょうか。

「 情報は 家族が調べるもの 」と
未だに思っている支援者が
まだ多い という事実も、
何とかならないものか と思ったり。


周りにいる
障がいのあるひとを支援する
福祉事業所や放課後デイや
移動支援などの福祉サービスに従事する職員、
特別支援学校や支援学級の教員 など、
知らないひとたちに
どうか 伝えてください。

目の前にいる
障がいのあるひとに必要な
知り得る情報を提供することも
とても大切な「 支援 」です。















Sibkoto(シブコト) [2018年10月13日(Sat)]


6年前に きょうだい会 を、
その翌年には
取材がご縁でつながった
京都きょうだい会 さん を、
ここで 記しました。

ご存知のひとも思いますが、
“ きょうだい ” とは、
障がいのあるひとを兄弟姉妹にもつ
ひとのことを言います。

中学生や高校生、大学生が
きょうだいのことを話せる場をつくり、
そのような場が
増えてきているようすを書いた
きょうだい会2 から
2年が経ちますが、先日
“ きょうだい ” である5人のひとたちが、
障がいのあるひとのきょうだいのためのサイト
『 Sibkoto(シブコト)』を
立ち上げられたことを 知りました。



平成29年度 障害者白書では、
障がいのあるひとの数は
全国で 約860万人いる と言われています。

と、いうことは
その860万人のうち
兄弟姉妹がいるひとも相当数いると想像でき、
その “ きょうだい ” のひとたちは
どのような暮らしを
余儀なくされているのかと
想像できるひとが
果たしてどれくらいいるのか と
考えました。

“ きょうだい ” は、
ずっと昔から いるわけで、
ずっと昔から “ きょうだい ” の悩みを
抱えるひともいるわけで。

今よりも
ずっともっと
閉鎖的な世の中において、
障がいのあるひとの家族や
“ きょうだい ” が 抱える思いや悩みを
打ち明けられる場は
無かったに等しい と言っていいと思います。

幼い時から
身近に 一緒に
障がいのある子と育った “ きょうだい ” の、
“ きょうだい ”
特有の悩みを話せる場として、そして
“ きょうだい ” の
体験や声を集めて
きょうだい同士がつながり
きょうだい自身が
自分らしく 暮らし生きていくための
ヒントになる場となりたい と、
『 Sibkoto (シブコト)』さんは
生まれたそうです。

ここで
不安や思いを共有することにより、
効果的な解決やサポートの
糸口をつかんだり、
自分とよく似た境遇のひとたちが
つながりをもつことで
一人ひとりの
“ きょうだい ” 自身の
未来を描く際の一助になることも 願って。



英語で 兄弟姉妹の意味をもつ
“ Sibling(シブリング) ” と
事柄や言葉の “ コト ” を合わせ、
「 きょうだいのコトを きょうだいのコトバで語ろう」
という思いが込められた
『 Sibkoto(シブコト)』さん。

その存在が、必要なひとのもとへ 届きますように。

そして、社会全体で考えてもらえる “ コト ” として
もっと 注目されますように。






*Sibkoto( シブコト )
https://sibkoto.org/












藤橋貴之『 色鉛筆画の世界展 』 [2018年10月08日(Mon)]


待ってました。

これまでにも 紹介したことがある
京きよみず工房ソラさんの
藤橋貴之さんが、
作品展を 開催されます。


DSC_2940.JPG

    
    〜 藤橋貴之 『 色鉛筆画の世界展 』 〜

 日 時:2018年 10月13日(土)〜 28日(日)
        11時 〜18時  【月曜・火曜 休み】

 会 場: ju: 彩(ゆうさい)ギャラリー
       京都市東山区松原町291
      (市バス・知恩院前バス停南へ1分)
      Tel:075(551)8247
 


    
藤橋さんは、20歳の時
絵を描く楽しさを知り、そこから
主に 想像の公園やまち、
写真で見た外国の風景などを
描かれています。

色鉛筆で
細かくていねいに描く その絵は、
一度 観たら
印象に残るものばかりです。

藤橋さんと 初めてお会いできた
2012年の『 色鉛筆画の世界展 』
そして
2014年の『 色鉛筆150色の世界 』
回を重ねるたびに
その世界は 広がりを見せています。


今回の作品展では、
30点余りの “ 新作 ” が 並ぶそうです。

会場の ju:彩ギャラリー の1階には、
工房ソラさんが運営する喫茶店
“ Cafe&Zakka ソラシド ” が あります。
こちらには、
手づくりの 米粉のどら焼き ソラどら などの
スウィーツや飲み物などがあり、
ゆったりと 休憩することもできます。

エイブルアート・カンパニーの
登録作家さんでもある
藤橋貴之さんの作品を
ぜひ、生で ご覧ください。





*社会福祉法人 新明塾 京きよみず工房ソラ
京都市東山区清閑寺山ノ内町28-3 
Tel:075(551)3811
http://www8.plala.or.jp/koubousola/Sola-index.html


*藤橋貴之さん
 Able Art Company登録作家ページ
http://ableartcom.jp/imglist.php?ano=010#













誰もが読める点字  [2018年10月03日(Wed)]

「 点字 」と 聞くと、
視覚に障がいのあるひと専用のもの、と
思ってしまいます。

晴眼者と呼ばれるひとたちの中で
その存在を知るひとは
たくさんいる とも言えません。

そのような中で 今春、
“ Braille Neue(ブレイルノイエ)”という
「 目でも 指でも 読める点字 」
が、生まれたことを
知るひとは少ないと思います。



“ Braille Neue(ブレイルノイエ) ”は、
グラフィックデザイナーの
高橋鴻介さんが 開発し、
個人的なプロジェクトとして 行われています。

目が見えるひとも 見えないひとも
同じ情報を 一緒に読むことができる点字、
“ Braille Neue ” 。

目で読める 墨字 と
指で読める 点字 が
一体となった 書体 で、
視覚に障がいのあるひとも ないひとも
書かれている情報を 一緒に共有できる
“ Braille Neue ” 。

字間を 調整する必要はありますが、
既存の点字の上に
“ Braille Neue ” を 上書きすることで
比較的すぐに使用できるそうです。

墨字と点字を
一体化して記述できることで、
スペースを 取ることもありません。

そして、今まで
点字が入り込めなかったところにも
進出することができます。

具体例としてあげられているのが、
壁面などにも
“ Braille Neue ” で記述し、
「 指で読む 」ことからの脱却も
可能になります。

これは、6点のドットのパターンが分かれば
「 壁面をさわる 」ことでも
文字として認識することは可能だという
点字利用者へのヒアリングで
証明されているそうです。

そして 今も、
墨字として、まだ読みにくい部分を
可読性を重視した書体へ、
点字として、点字ユーザーに読みにくい部分を
点字全体の大きさや文字間の広さだけでなく
印刷方法やプリントする用紙を工夫する など、
“ Braille Neue ” が
コミュニケーションの架け橋としての
媒体・媒介として
機能がより高まるように
改良を続けているそうです。

あたらしい点字2.jpg





「 点字が、視覚に障がいのあるひと
専用の文字という固定観念から解放され、
“ ひとつの書体 ”として活用できる っていいな」。

“ Braille Neue ” を知り、
純粋に そう思いました。

そして、
こんな素敵な
点字を使った公共デザインを
もっと多くのひとに 知ってほしい、と。

さまざまな
コラボレーションを通じて広がる
可能性を秘めた
“ Braille Neue ” に、
これからも
注目していきたいと思います。




*Braille Neue( ブレイルノイエ )
http://brailleneue.com/













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