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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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「今出来ること」という一人ひとりの小さな道が一緒になって大きな道へ
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好きなことを仕事に [2017年12月27日(Wed)]

今年5月、脱福祉事業所 で紹介した
群馬県桐生市に住む 岩野響さん。

今春、中学校を卒業した15歳の彼が、
自家焙煎したコーヒー豆を販売する
「 HORIZON LABO(ホライズン・ラボ)」
を開業し 話題になり、
たくさんのメディアで 取り上げられました。

そんな彼の近況を書いた記事を、目にしました。


「 15歳で焙煎豆店 軌跡明かす2冊
 発達障害の岩野さん 」
( 2017年12月19日付け:上毛新聞 )


毎月 決まった日数のみオープンする店には
お客さんが 殺到し、
店の周辺で 交通渋滞が頻発したために
9月で 店は閉鎖し、それ以降は
通信販売と 東京・渋谷ヒカリエでの販売に
切り替えられた と、ありました。

現在、岩野さんは、
会員制交流サイトなどを通じて
顧客の声を聞くことを 励みにし、
「 喫茶店文化や おいしいコーヒーの淹れ方などを
紹介する個展を開き、
コーヒー文化を国内外で伝えること 」が
今後の目標だそうです。

そして、岩野さんと家族の軌跡を振り返る本として
『 15歳のコーヒー屋さん
発達障害のぼくができることから 
ぼくにしかできないことへ 』(KADOKAWA)と、
『 コーヒーはぼくの杖(つえ)
〜発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの 』
(三才ブックス)の 2冊が
今月 出版されました。

いずれも、
中学1年の秋に 不登校になった彼が
優れた味覚と嗅覚を生かして
自家焙煎のコーヒー豆販売店を 開き、
彼の両親が 可能性を信じて
サポートを続けた様子が 描かれているそうです。

幼少期からの生い立ち、
さまざまなひととの出会い、
両親や 周囲のひとびととの対話、
コーヒーとの出会い。
そして 彼は、
特性を強みに変え
好きなことを仕事にしたら障がいがなくなった と。

好きなことが
仕事にできるようになるまでの日々が
綴られているそうです。

彼が 特別ではなく、
さまざまな障がいのあるひとが
「 好きなことを仕事にできるようになる 」ために
何が 必要なのか、
岩野さんファミリーの
生き方 暮らし方から 教わることが
この本にあるのでは と思います。


発達障がいに限らず、
さまざまな障がいのあるひとが
充実した気持ちを感じながら 暮らすには、
周りにいるひとびとの支援が 必要です。

でも、
両親や兄弟などの家族が
支援を背負い込まなければならない社会 ではなく
「 障がいのあるひとの周りにいる
さまざまな立ち位置のひとたちが 支援する社会 」
で あってほしい。


「 彼はラッキー 」ではなく、
障がいがあっても
「 好きなことを 仕事にできる 」社会へ。



そして、最後に。
このところ
よく耳にするようになった
「 働き方改革 」というものが、
障がいのあるひとに
より合ったものであるように、と。

「 働き方改革 」が
真っ先に 必要なのは、
障がいのあるひとたちです。

そのことに
真剣に向き合う
2018年で あってほしい と思います。







*HORIZON LABO ( ホライズン・ラボ )
群馬県桐生市小曾根町4-45 
RIPPLE YoHINTEN 内

*HORIZEN COFFEE Roaster Laboratory
https://www.shop.mainichigahakken.net/lp/horizon-labo/?litalicoID=000001
↑現在、「毎日が発見ショッピング」の
オンライストアで 珈琲豆が購入できるそうです。












きょうのShopひとにやさしく 164 [2017年12月22日(Fri)]

福祉事業所さんでつくる焼菓子の中には、
クリスマスシーズンにしか
登場しないものが、全国に あります。

今日は、京都市内にある 西寺育成苑さんの
こちらの 紹介です。



DSC_2347.JPG


        Four Seasons
       〜 Christmas 〜



トナカイに モミの木、
プレゼントを入れてもらうための靴下に と
子どもの頃に過ごした
クリスマスを 思い出させてくれるような
クッキーたちが 詰まっています。

原材料は 小麦粉、バター、砂糖、卵と
懐かしさを感じる味です。

DSC_2351.JPG

モミの木の葉の部分は、風味の豊かな 抹茶味。
トナカイは、ほんのりと ココア風味が。




こちらの “ Four Seasons ” は
シリーズ化 されていて、
季節ごとに テーマを設け、
その度、いろいろなクッキーが登場します。

2011年夏〜 Summer〜 や、
2012年春〜 Doll Festival 〜 など、
その頃から 数年経つ今も、
続けられている “ Four Seasons ” シリーズ。

楽しみに待つ “ お客さま ” と
次は どういうクッキーをつくろうかなと思う
“ 作り手 ” の 双方の思いが、
“ つくり続けられる源 ” のひとつに
なっているのでしょうね。

これからも、
シーズンごとのクッキーたちを
楽しみにしています。






*社会福祉法人 京都育成の会  西寺育成苑 
京都市南区唐橋平垣町64-3
http://www.kyoto-ikuseinokai.com/facility/saiji-ikuseien/













誰の不利益 [2017年12月17日(Sun)]


先日、こちらの記事を 目にしました。

「 障害理由に不利益扱い、相談が急増 」
  ( 2017年12月1日付け:京都新聞 )


2016年度に
「 障がいを理由とする不利益な扱い 」について
京都府の 窓口に寄せられた相談は 97件で、
2015年度の1.5倍に増加した とありました。


内容別では、
「商品販売・サービス提供分野」が21% と占め、
前年度の13%から 急増。

飲食店で 入店拒否をされる事案や、
店の入口に車が止まっていて 車いすで通れない、
施設側に 電動車いすに対する配慮がない、
と いった相談でした。

これと同じく、
「建物・公共交通分野」の相談も21% に上り、
市交通局職員による 筆談対応が不十分だったり、
地下鉄の駅設備の バリアフリー化を求める声などが。

そして、
障がいを理由に 仕事の配置換えを命じられた事案など
「労働・雇用分野」の相談が 12%、
インターネット接続料金プランが
視覚に障がいのあるひとに 分かりにくいなど
「情報・コミュニケーション分野」の相談が
5%と続きます。



京都府では、2016年に
『 府障害のある人もない人も共に安心して
生き生きと暮らしやすい社会づくり条例 』が
施行されており、法施行を通じて
障がいのあるひとへの差別をなくす取り組みを
進めているように見えますが、
まだまだ
まちに暮らすひとびとへの浸透は 進んでおらず、
府民の私ですら
このような条例があることを
今回 初めて知った という具合でした。


これらの相談内容にあった
飲食店、商業施設、会社、交通機関などは、
よく考えると、いずれも
障がいのあるなしにかかわらず
「客」に対して
不利益な扱いをしている ということ。

言い換えると、
「 客を顧客にできない」飲食店、商業施設、
会社、交通機関がやることではないか と。


一体、これは「 誰の不利益 」なのでしょうか。


「 障がいを理由とする不利益な扱い 」は、
回りまわって 自分のところに来る と思うのです。

「 障がいを理由とする不利益な扱い 」をする
飲食店、商業施設、会社、交通機関は、
これからの世の中で
はっきり言って 生き残れません。



「 障がいを理由とする不利益な扱いをするひとが
逆に、排除される 世の中になる 」。



顧客に 障がいのあるなしに関係はない と
はっきり言える 社会になってほしい。

それらを可能にするのは、
日々、まちで暮らす 皆さん一人ひとりです。

小さなケースの積み重ねから、大きなウェーブへ。
今がその時だ と思えてなりません。















支え [2017年12月12日(Tue)]


「誰かの支えになろうとするひとこそ一番支えが必要です」


SNS上で 一時話題に上がった言葉。
この言葉に接し、
ドキッとしたひとも いらっしゃると思います。
わたしも その一人です。

これは、ある駅にあった 広告の文章でした。
神奈川県横浜市にある
「めぐみ在宅クリニック」さんが 出したもの。

こちらの院長 小澤竹俊さんは、
救命救急センターや ホスピス病棟での勤務を経て
2006年に クリニックを開業し、
通院が困難な患者と
その家族の在宅療養を支援し、
治すことが困難な病気、とくに
積極的な治療が困難となった
がん患者のケアにあたり、
これまで 2000人以上の
在宅看取りにたずさわる 医師です。


「誰かの支えになろうとするひとこそ一番支えが必要です」


この言葉が生まれるきっかけが、
小澤さんが 小中学校や高校で行っていた
『いのちの授業』を受けた
高校生の感想文にある と知りました。

そこには、
「 私は このいのちの授業をきいて、
誰かの支えになろうとするこの先生こそ、
一番、支えを必要としていると思いました 」と。

この言葉が とても印象に残り、
それ以来、小澤さんは
座右の銘として 紹介するようになったそうです。

「 本当の力とは、
すべての問題を解決できる力ではない。ということを
看取りという仕事を通じて 学びました。
たとえ、解決が 困難であったとしても、
逃げないで 関わり続けることが 本当の力。
この言葉は、ホスピスマインドを表す言葉です 」
という、小澤さんの言葉を 何度も読み返しました。


「誰かの支えになろうとするひとこそ一番支えが必要です」


“ わかるひとにしか わからない ” この言葉が、
SNS上で拡散されて
大きな反響があった ということに、
うれしく思う反面、
それだけ 多くの共感したひとたちが
同じような思いで 暮らしているということを
表面化しているのでは と思うと、
複雑な気持ちになりました。



地域で求められる
在宅医療に 取り組んでおられる
小澤さんの姿を 思い浮かべる時、
同時に よぎる思いがあります。

健常と呼ばれるひとが
病気で 在宅医療を受けられるのと同じように、
障がいのあるひとが
同じような状況になったときも
在宅医療が 受けられる世の中になってほしい と。


障がいがあることで
医療上の配慮が 必要なこともありますが、
それでも
通院が困難な患者であること には変わりなく、
その家族の在宅療養を支援すること にも変わりなく、
治すことが 困難な病気、
積極的な治療が 困難となった患者のケアに
変わりは ありません。

そして、思います。

今一度、
皆さんの周りを 見渡してみてください。


「誰かの支えになろうとするひとこそ一番支えが必要です」


思い当たるひとは いませんか。

あなたご自身では ありませんか。













なづな展 [2017年12月07日(Thu)]

今日は、
京都市東山区にある なづな学園さんの
こちらの案内です。



なづな展2017.jpg


         なづな展 2017
    〜 手づくり製品 と ゆったりアート 〜


 会 期:2017年12月 8日(金)
                〜 10日(日)
       10時 〜 17時 【 最終日は16時迄 】

 場 所:みやこめっせ 美術工芸ギャラリーA・B
      京都市左京区岡崎成勝寺町9−1
      http://www.miyakomesse.jp/



―― あの商品はどうやって作っている?
  日々取り組む丁寧な手仕事や、
  作り手の個性あふれる
  ユニークな作品・製品たち。
  ぜひ、足を運んで
  じっくりとごらんください! ――
              ( 案内葉書より )




利用者さんが 全員女性の事業所、
なづな学園さん。

細やかな手仕事が活きた製品づくりに
定評が あります。

紙を漉くところから丁寧につくった
カレンダーや 葉書などの 紙製品 や、
パッケージも素敵な 手づくりクッキー
編み物や 織り物など
多岐にわたる製品を つくられています。

クリスマスやお正月に彩りを添える
新製品も 多数あるそうです。



会場の “ みやこめっせ” は、
向かいには
「吉例 顔見世興行」が公演中の
ロームシアター京都、
少し北進すると 平安神宮があり、
ちょっと 足を延ばせば、
南禅寺や 哲学の道へも
徒歩で散策できる立地です。

晩秋の紅葉を愛でながら
ぜひ、立ち寄ってみてください。






*社会福祉法人 なづな学園 
京都市東山区渋谷通大和大路東入2丁目
上新シ町372
http://www.naduna.jp














障害者週間 [2017年12月02日(Sat)]


毎年、12月3日から9日までの1週間を
国は「 障害者週間 」と定め、
障がいや
障がいのあるひとに関する理解と関心を深め、
障がいのあるひとの
社会参加への意欲を高めるための
取り組み行っていることを
ご存知のひとは 多いと思います。

1982年に
障害者に関する世界行動計画が
国連総会で採択された日である “12月3日 ”。
この日を 1992年の国連総会において
「 国際障害者デー」とする と宣言。
1995年に 日本では
“12月9日 ”を「 障害者の日 」にすると
「 障害者基本法 」改正時に法律に規定し、
そこから、2004年に
「 国際障害者デー 」である 12月3日から
「 障害者の日 」である 12月9日までの1週間を
「 障害者週間 」と法律に規定した経緯があります。

こうして始まった
「 障害者週間 」が 今年もやってきます。



今年9月30日付けで 内閣府が公表した
『 障害者に関する世論調査 』。
そこには、
障がいのあるひとに対する 日々の厳しい現状が
今までにも増して
浮き彫りになっていました。

まず、この「 障害者週間 」の周知度は、
知っている=23.9%、
知らない=76,1% で、
「 障害者差別解消法 」の周知度は、
知っている=21.9%、
知らない=77.2% 。

「 障害者権利条約 」の周知度にいたっては、
条約内容を含め 知っている=3.4%、
内容は知らないが
条約ができたことは 知っている=17.9%、
知らない=77.9% でした。


そして、日常生活の中で
障がいのあるひとが困っているときに
「手助けをしたことがあるか」という問いには
ある=61.8%、
ない=38.2% で、
「ある」と答えたひとの割合は
30歳代から50歳代で、
「ない」と答えたひとの割合は
70歳以上 がそれぞれ高いとありました。

この「ない」と答えたひとの理由を見ると、
「困っている障害者を見かける機会がなかったから」
を挙げたひとが 79.5% と
最も高いことに驚きました。
「ある」と答えたひとの理由を見ると、
「手助けするのは 当たり前だと思うから」
=51.9%、
「身内などに障がいのあるひとがいて、その大変さを
知っているから」=30.1% と続きます。


「障がいのあるひとが 身近で普通に生活しているのが
当たり前だ」という考え方について、
そう思う=88.3%、
そう思わない=7.2% で、
「そう思う」と答えたひとの割合は
40歳代50歳代で高いと。

障がいのあるひとに対し、
障がいを理由とする
「差別や偏見があると思うか」については、
あると思う=83.9%、
ないと思う=14.2% で、
「あると思う」と答えたひとの割合は
18〜29歳から50歳代で
「ないと思う」と答えたひとの割合は
70歳代以上がそれぞれ高い とありました。


障がいのあるひとに対し、
「企業や民間団体」が
どのような活動を希望するかについては(複数回答)、
「障がいのあるひとの雇用の促進」
=66.3%、
「障がい者になっても
継続して働くことができる体制の整備」
=62.3%、
「障がいのあるひとに配慮した事業所等の
改善・整備」=49.0% で、
「障がい者になっても
継続して働くことができる体制の整備」を
挙げたひとの割合は、30歳代から50歳代で
「障がいのあるひとに配慮した事業所等の
改善・整備」を挙げたひとの割合は
40歳代50歳代で、それぞれ高いと。

障がいのあるひとに対し、
「国や地方公共団体」がもっと
力を入れる必要があると思うものは(複数回答)、
「障がいのあるひとに配慮した住宅や建物、
交通機関の整備」=52.0%、
「障がいに応じた職業訓練の充実や雇用の確保」
=50.4%、
「障がいのある子どもの相談・支援体制や教育と、
障がいのあるひとへの生涯学習の充実」
=48.1%、
「生活の安定のための年金や手当ての充実」
=47.9% とありました。

そして、
「5年前と比べて 障害者施策は進んだか」については
「進んだと思う」=54.4%、
「進んでいないと思う」=33.3% で、
「進んだと思う」を挙げたひとの割合は
70歳代で
「進んでいないと思う」を挙げたひとの割合は
30歳代40歳代で、
それぞれ高くなっていました。

この『障害者に関する世論調査』は
全国18歳以上の男女3000人を対象に実施し、
回収率は59.0% とありました。



『 障害者に関する世論調査 』の結果を知り、
明らかに言えることは、
障がいのあるひとに対する差別や偏見が
まだまだ多い、ということ。

これは、
これまでと同じような結果が
続いているという現実を明確にしただけ としか
わたしには思えませんでした。


「 本当に 意識して考えてほしいひとは
 このような調査に 回答すらしていない 」。


回答しない、
意識しない、
見ようとしない、
知ろうとしない、
そのようなひとに向かって
何をどうすべきかを考えるところまで踏み込まない限り、
変わらない と思います。


1年365日の、そう、
毎週が「 障害者週間 」だったら
「 障害者週間 」なんて 必要ないのに。


“ ○○週間 ” と 区切られて分けられているのは
何故だろう と考えてみたり。
思いは 尽きません。














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