2012年1月に
初めてブログでふれた「 出生前診断 」。
そこから、
命の選択 について
さまざまな状況や思いを つづってきました。
当初から 当事者団体として
その意味を問う発信し続けている
日本ダウン症協会さんが、
多方面で精力的にさまざまな実践をされている
専門家のひとびとと
ダウン症のあるひとが
同じ席で議論し学ぶ
シンポジウムを開催されます。
市民公開講座
シンポジウム
〜 出生前検査( 診断 )をめぐって 〜
日 時:2017年11月12日(日)
13時30分 〜 15時30分(開場13時)
場 所:大正大学 8号館1階 礼拝室
東京都豊島区西巣鴨3-20-1
https://www.tais.ac.jp/ 【 入場無料、申し込み不要 】
座 長:玉井浩さん(大阪医科大学小児科学 教授)
小児科専門医、小児神経専門医
水戸川真由美さん(日本ダウン症協会 理事、
NPO法人親子の未来を支える会 理事)
スピーカー:
三宅秀彦さん(お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学
研究科 教授) 2016年厚労省の研究班の班員として
ダウン症のある方のアンケート調査を実施。
畑山博さん(医療法人財団 足立病院院長)
不妊治療から、妊娠・出産・子育て支援、そして
乳がんまで、女性の一生に寄り添う医療を実践。
中込さと子さん(山梨大学大学院総合研究部教授・助産師)
遺伝看護学会代表理事・助産師・遺伝カウンセラー、
地域、生活、当事者に立った視点からの支援を行う。
あべけん太さん(ダウン症のあるタレント・会社員)
NHKEテレや民放のテレビ番組など多数出演、
「出生前検査」の特別番組では当事者として取材を行い
注目を浴びる。
主 催:公益財団法人 日本ダウン症協会
―― 無侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)の登場によって
その診断精度の高さによって
生命倫理を考える国民的議論が
圧倒されてしまいました。
しかし、出生前診断は今に始まったものでもなく、
トリプルマーカーの時代を経て、
胎児エコーの進歩もあって、
通常の検査でもかなり高精度になってきています。
この出生前検査(診断)の現状と、
今後のあるべき姿を求めて
多くの方々と議論したいと思います。
また、日本ダウン症協会では、NIPTの登場以来、
多くの方から意見を求められて参りました。
日本ダウン症協会では、直結なテーマで
シンポジウムとして公の場で開催することは
はじめてになります。
反対、賛成の議論をするものではなく、
各方面の方々のお話を伺うことにより、
一人一人が、
考えを深められるようにしていきたいと思います。
出生前診断に際して、
遺伝カウンセラーの役割が
以前にも増して大きくクローズアップされたのは、
今回のNIPTの日本への導入がきっかけでした。
その遺伝カウンセラーのあるべき姿は
いったいどのようなものなのでしょうか。
21トリソミーにとどまらず、
遺伝子の分析検査の進化は
今後どのような影響を及ぼすのかを考えます。――
( フライヤーより )
そして、このシンポジウムと合わせて、
日本ダウン症協会さんは
第一回 日本ダウン症会議 も開催されます。
〜 第1回 日本ダウン症会議 〜
会 期:2017年11月11日(土)、12日(日)
場 所:大正大学
東京都豊島区西巣鴨3-20-1
https://www.tais.ac.jp/ 参加費:事前申込(10月20日迄)
一般(JDS非会員) 7,000円
JDS会員 4,000円
学生(高校・専門学生・大学生(院生含む)
当日学生証をご提示ください) 3,000円
当日参加 10,000円
※申し込み等、詳しくは
下記会議HPにて ご確認ください。
大会事務局:公益財団法人 日本ダウン症協会
第一日目 11日(土)
13時30分 〜15時30分
LOVE JUNXによるダンスパフォーマンス、
玉井 邦夫さん(日本ダウン症協会代表理事)開会挨拶、
特別講演「私たち親子にとっての新しい形
ダウン症の息子と車椅子の私の生活」 岸田 ひろ実さん
15時30分 〜17時
4つの分科会(成人期の医療課題、ジョブサポート・
就労の在り方を考える、小学校段階での実践事例、
障害児者をめぐる法的な動向・差別解消法1年半を
過ぎて)
第二日目 12日(日)
10時 〜 11時30分
4つの分科会(中学・高校段階での実践事例、
就学前段階での実践事例、子ども時代の健康管理と
医療との上手なつきあい方、本人の暮らしのための
相談事例)
※13時30分より 上記のシンポジウムに参加できます。
―― 専門家の方たちのネットワークや
若い研究者の育成をめざして
第1回日本ダウン症会議を開催します。
第一線で活躍されている方々が集結。
ダウン症のある方と共に
「新しいダウン症像」を考え
意見交換をする日本で初めての会議です。
医療・福祉・保育・教育・就労など
さまざまな領域や立場から
新しい学びをしていただけます。
ぜひご参加ください。――
( フライヤーより )
フライヤー上部の絵『 リンゴの木 』は、
いかわあきこさん の作品です。とても素敵ですね。
ダウン症にかかわらず
すべてのひとに開かれ、
つながりをつくり、意見交換できる場に。
医療や教育、保育、福祉、就労と
さまざまな立場のひとが 集える場に。
「 ダウン症のあるひとたちとともに考える 」
有意義な場になることを 願っています。
*第一回 日本ダウン症会議 HP
http://jcds2017.sakura.ne.jp/*公益財団法人 日本ダウン症協会
東京都豊島区南大塚3‐43‐11
福祉財団ビル5階
Tel:03(6907)1824
http://www.jdss.or.jp