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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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「今出来ること」という一人ひとりの小さな道が一緒になって大きな道へ
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展覧会「ART BRUT ? NOT ART BRUT ?」 [2015年11月27日(Fri)]

今日は、NPO法人スウィング
“ オレたちひょうげん族 ” さんの
展覧会の 案内です。


2015.12 SWING.jpg


    〜 ART BRUT? NOT ART BRUT? 〜

 会 期:2015年12月2日(水)〜 13日(日)
          11時 〜 18時【月曜・火曜定休】

 場 所:iTohen (Gallery Books Coffee)
      大阪市北区本庄西2-14-18 富士ビル1F
      http://www.skky.info
      Tel:06(6292)2812




――アナタは、コレらを、ナニと呼ぶ?
ドキドキ!「オレたちひょうげん族」が大阪に初登場です!
「オレたちひょうげん族」とは
NPO法人スウィングが展開する芸術創作活動のこと。
スウィングに所属する障害のあるメンバーたちが、
意欲に満ちてはりきったり、
やる気なくダラダラしたりしながら、日々、
それぞれの制作(絵とか詩とか)を繰り広げています。
2008年、ただ「描きたい人がいたから」はじまった
このシンプルな仕事は、この7年間の歩みのうちに
スウィングの中心的事業にまで発展しました。
一歩一歩地道に積み重ねてきた私たち自身の取り組みにも
一定の評価を与えたいところですが、その実、
「障害者アート」ブームともいわれる社会的な流れに
大きな後押しを受けていることは間違いありません。
そして近年、そうしたブームの中に生じはじめた
何やらややこしげな問題の数々…。
できれば楽しい!と思うことを、
ただ楽しいままに続けていたいけれど、
このゾクゾクとする嫌な感じはちょっと無視できないな…
ブームの端くれにあるものとして、
このゾクゾクをできれば
いろいろな人たちに知ってもらいたいな…
というのが、この2015年を通した私たちの思いです。
とりわけ
「障害者アート」の代名詞のように使われはじめた
「アール・ブリュット」という言葉。
大きな影響力や発信力を持ちながらも、
それ故に内包する危険性を不安視する声も少なくなく、
一部ではその捉え方、発信の在り方に対し
「和製アール・ブリュット」と揶揄する声も聞かれます。
「アール・ブリュット」=芸術性に優れた表現?
(うん。これはそうだと思う)
「アール・ブリュット」=「障害者アート」?
(違うんだけどそんな風に思われつつあるようだ)
障害者=芸術性に優れた表現を生み出す特別な人たち?
…これは絶対に違う!これが一番アカン!
じゃあ、本展覧会の作品たちはどうなのだろう?
これらは「アール・ブリュット」と呼ばれるものなのか?
そうでもないのか?
それを決めるのは一体誰なのか?
いや、そもそも
そんなことを決める必要性があるのか?ないのか?
私たちは障害のある人たちが生み出す表現を通じて
何を伝え、何を訴えようとしているのか?
そしてこれからどこへ向かおうとしているのか?
皆様には「オレたちひょうげん族」から生まれ出た
多様な表現をお楽しみいただくとともに、
「ART BRUT? NOT ART BRUT?」という
(マニアックな)問いに、
ひと時思いを馳せていただければ幸いです ――
            (フライヤー案内文より)




主催展覧会が 8度目となる、今回の展覧会。

スウィングさんの 芸術創作活動
“ オレたちひょうげん族 ” の
絵画や 詩作品の展示、公開制作も あるそうです。

そして、“ アール・ブリュット ” ブームに
疑問符を投げかける 問題提起の場として、
皆さん30歳代の 多彩なゲストを招いての
トークセッションも 開催されます。


SWING 2015冬・裏.jpg


       ー― トークセッション ――
 ちょっと奥さん!「障がい者アート」がキテるんだって!

 日 時:2015年12月5日(土) 17時〜19時 
 場 所:iTohen (上記と同じ)
 定 員:35名
 参加費:1500円(ワンドリンク付)
     ※参加希望者は、iTohenへ
      メールまたは電話でお申し込みください。
     【 着席は満席、立ち見席を追加受付中 】
 ゲスト:大内郁さん(藁工ミュージアム)
     岡部太郎さん(一般社団法人たんぽぽの家)
     渡邉あい子さん(アール・ブリュット研究)
 聞き手:木ノ戸昌幸さん(NPO法人スウィング)




スウィングさんは 2015年を
「 昨今のアール・ブリュットブームに
疑問符を投げかける一年 」と位置づけ、
問題提起を含めて
さまざまな活動を 繰り広げてこられました。

障がいのあるひとの アートの今を知り、
そして これからを 本音で語り合う場として、
濃い時間が 過ごせると思います。


いつも アッと驚く仕掛けがちりばめられている
スウィングさんの 展覧会。

キテます、キテますとも。
今回も、その期待を裏切らない場に
なるのではないでしょうか。

ぜひ、足を運んでみてください。





*NPO法人 スウィング
京都市北区上賀茂南大路町19
Tel:075(712)7930
http://www.swing-npo.com/














寄付のかたち [2015年11月22日(Sun)]


「 寄付 」と聞くと、皆さんは
どのような連想を されるでしょうか。
モノやお金の「 寄付 」をイメージするひとが
多いのではないでしょうか。

先日 目にした
フランスであった記事に
「 寄付 」に関するものがありました。

「 わたしの有給休暇を 寄付します 」
仕事をするひとが持ち、
必要な時に休むことができる
「 有給休暇 」の寄付を書いた記事。

そこには、今までにあまり知られていない
寄付のかたちが ありました。




癌を患う 9歳の少年。
少年のそばには
いつも看病をしながら見守る父がいました。

少年の容体は 日に日に悪くなるばかりで、
仕事を休んで看病をしていた父の
有給休暇は 残り少なくなりました。

その事情を知った 会社の同僚たちは、
「 何かできることはないか? 」と尋ねます。

返ってきた言葉は、
「 お金より、息子をいられる時間がほしい 」。

そして、有給休暇を譲ることに賛同した同僚から
170日の有給休暇が 集まります。

でも、これまでに
休暇を 誰かに譲るという 前例は
会社には ありませんでした。

しかし、会社側は、
「 特に問題はない 」という判断を下し、
170日の有給休暇は 父のもとへ。

そして、父は
息子の最後の最後まで
そばにいて、見守ることができました。

その後、父は
自分と同じように 子の闘病に付き添えない家族に
「 大切な時間 」が届くようにと
ある行動を 起こします。

フランスの国民議会に
「 同僚に有給休暇を寄付すること 」を提案。
自分の経験・思いを伝えに、さまざまな会社を回ります。
そして3年後に、
議会で その法案が通りました。

その法律は『 マティス法 』といい、
息子の名前から取った名称となりました。

この法案は 生きた法律として今、
フランス国内の
必要なひとの元へ 届いているそうです。





この記事を読んで
寄付に対するイメージが 拡がりました。

むつかしく考えず、
自分にできることを
できるかたちで 行うのが「 寄付 」。

ひとが ひとを 思うことから
生まれるものが「 寄付 」。

どのようなかたちでも、いいのですね。








* マティス(Mathys)法とは
社員は 社長の同意によって、20歳以下の
事故、障がい、疾病をもつ子どもがいる同僚へ
自分の有給休暇を 寄付することができます。
休暇を寄付してもらった社員は、
勤務していない期間も
勤務中と同じ待遇を維持する というものです。
2014年5月、
フランスの国民議会で可決されました。













毘沙門市 [2015年11月18日(Wed)]

昨年11月、初開催を紹介した 毘沙門市

JR京都駅から東へ ひと駅の
JR山科駅から 徒歩園内にある 毘沙門堂で、
地元にある
障がいのあるひとが働く事業所がつくる
製品や野菜・加工品、
地域のひとたちの手づくり品などを販売する
「 毘沙門市 」が 今秋も 開催されます。

   
DSC_0134.JPG


       〜  毘沙門市(最澄さん) 〜

 日 時:2015年11月20日(金)、21日(土)、
             27日(金)、28日(土)
       各 日 10時〜15時
      【雨天中止】※当日朝8時にHPにて案内
       http://shops.saloon.jp/bishamonichi/

 場 所:毘沙門堂 階段下 下の馬場
      京都市山科区安朱稲荷山町18
      (JR東海道本線・山科駅下車 徒歩約15分)
      http://bishamon.or.jp/

 主 催:毘沙門市(最澄さん)実行委員会
      社会福祉法人身体障害者福祉センター、
      ちりめん山椒 京小町もり
 後 援:山科区社会福祉協議会、毘沙門堂門跡

 出 店:京都市やましな学園、京都市山科障害者授産所、
     やましなの里、山科工房、新明塾山科教室、
     京都市だいご学園、オリーブホットハウス、
     からしだねワークス、はぐくみ共同作業所、
     山科ふぁあむ、山科醍醐こどものひろば など



回を重ねるごとに
出店事業所も 増えました。
場所の広さの都合上、
上記出店事業所の中から
日替わりで、数店舗ずつの出店となるそうです。  


JR山科駅から 北へ、
琵琶湖疏水を愛でながら 閑静な住宅街を抜けると
神秘的な世界の漂う 毘沙門堂があります。

参道の紅葉のじゅうたんは 絶景です。

お近くのひと、
そして 紅葉を楽しみに京都へ来られるひとも
ぜひ、立ち寄ってみてください。












コラボレーション効果 4 [2015年11月13日(Fri)]


障がいのあるひとが描いた絵が
福岡ソフトバンクホークスの応援グッズに使われたり

障がいのあるひとが働く事業所でつくる焼き菓子が
日本郵便のふるさと小包で販売されたり
と、
障がいのあるひとと企業とのコラボレーションを
これまでに 紹介したことがありますが、
今日は、
特別支援学校と
公立高校と
障がいのあるひとが働く事業所の
コラボレーションを紹介します。


「 具は学園産 高校生がレトルトカレー作り挑戦 」
 ( 2015年10月11日付け:河北新報 )


宮城県遠田郡美郷町にある
宮城県立支援学校小牛田高等学園。
こちらの支援学校の先生が、
宮城県小牛田農林高等学校へ提案して 実現した
レトルトカレー『 ぼくらの!小牛田カレー 』づくりを
紹介された記事でした。

具材は、支援学校で栽培した じゃが芋、人参、玉ねぎと、
農林高校で育てた 三元豚。
その他の具材も 地元産のものを使っています。

カレーの具材や味、そしてパッケージデザインなどは
両校の生徒が集まり、3回の合同授業を経て 決めました。

そして製造は、
同じ宮城県内にある 障がいのあるひとが働く事業所
はらから福祉会さんに依頼。

はらから福祉会さんは
以前に紹介した「 ゆば入りトマトカレー 」や
蔵王ゆばの鶏雑炊 」の自主製造もされており、
レトルト製品の製造を手がけている事業所さんです。

今回は 500パックの限定生産で
学園祭や地域の行事などで 販売されるそうです。

そして、両校の生徒の感想や 先生の意見から
「 今回の交流を契機に、
来年度以降も カレーづくりを続けたい 」とありました。



小学校や中学校では
障がいのある児童生徒が
地域の学校の 育成学級で学べることから
交流する機会もありますが、
高校になると
交流や合同授業を行う機会は
無いに等しいのが 現状です。


高校生同士が お互いの得手を持ち寄って
一緒に、モノづくりをする。

このような取り組みが
全国の高校へ 拡がるといいなぁ。


機会があれば、ぜひ
『 ぼくらの!小牛田カレー 』を食べてみたいです。








*宮城県立支援学校小牛田高等学園
宮城県遠田郡美里町北浦字船入1
http://kogogaku.myswan.ne.jp/


*宮城県小牛田農林高等学校
宮城県遠田郡美里町牛飼字伊勢堂裏30
http://kogotanourin.myswan.ne.jp/home/


*社会福祉法人 はらから福祉会
地域生活支援センター
宮城県柴田郡柴田町船岡中央1−3−23
http://www.harakara.jp/














きょうのShopひとにやさしく 146 [2015年11月09日(Mon)]

今日は、神奈川県にある studio COOCAさんの
こちらを紹介します。


DSC_1238.JPG


   〜 80円切手で郵送できる 枠付きポストカード 〜


スタジオクーカさんの
作家さんが描いた絵のポストカードに
ダンボール素材の台紙と枠組みが 施されていて、
まるで「 一枚の絵画 」のように見えます。

ポストカードが
ちょっとグレードアップした
ポストカードに 大変身。
このまま 部屋に飾ることもできますね。


スタジオクーカさんは、
そのひとの好きなこと、得意なことで
活躍する、仕事を得ることを目的に
活動されています。

活動内容も 多岐にわたり
絵画や創作をはじめ、
オリジナルグッズの製造・展示販売や
パフォーマンス活動もされているとか。

そして、
11月11日(水)には
『 GALLERY COOCA & CAFE 』をオープンされます。

ギャラリーには、カフェも併設されて、
クーカさんのグッズも 常時販売されるそうです。

お近くのひとは、ぜひ
足を運んでみてください。







*株式会社 愉快
studio COOCA(スタジオクーカ)
神奈川県平塚市平塚4丁目15-16
Tel:0463(73)5303
http://www.studiocooca.com/

『 GALLERY COOCA & CAFE 』
OPEN:平日11時〜15時30分迄













セルフプラン [2015年11月05日(Thu)]

ご存じのひとも多いかと思いますが、
障害者総合支援法・児童福祉法の改正により、
居宅介護等の障害福祉サービス・
障害者通所支援サービスを
利用するひとは、
新規にサービス利用する時や
サービスを更新する時、
サービス内容を変更する時に、
「 サービス等利用計画 (障害児支援利用計画)」
の提出が、必要となっています。

この「 サービス等利用計画(障害児支援利用計画)」
を作成するには 二つの方法があり、
指定特定相談支援事業者
(障害児相談支援事業者)が作成するものと、
利用者が自らが作成するものがあります。

いずれも、障害福祉サービス等を利用する
障がいのあるひと(子)の生活を支えるために、
日々の生活の中で 解決すべき課題や
支援の内容を 具体的にプラン化し、
適切なサービス利用と
効果的な問題解決へ つなげるために
作成されるものです。

そのうち、利用者が自ら作成する
「 セルフプラン 」は、
サービスを利用する本人、もしくは
家族、支援者が作成することができます。

先日、わたしは
家族の「 セルフプラン 」を初めて立てました。


セルフプランの様式は
各自治体によって 若干ちがいますが、
・利用者及びその家族の生活に対する意向
・総合的な援助の方針
・生活全般の解決すべき課題
・提供される福祉サービス等の種類、内容、量
・福祉サービスを提供する上での留意事項 
など、これらに準じた記載があれば、
独自の様式でも 構いません。

わたしの家族の場合は
利用する事業所数が少なく、そのうえ
現状の支援内容や
状況に応じた変更事項があまりなく、
事業所とケースワーカーが揃っての話し合いを
必要と感じていなかったため、
「 セルフプラン 」を選択しました。


今 利用中の障害福祉サービスで
不足していることを
定期的に 振り返ることにより
生活実態を浮き彫りにし、
障がいのあるひと(子)が希望する生活を
実現するために必要 と定義した
サービス等利用計画(障害児支援利用計画)ですが、
利用・提出する側にとっては
幾分かの
いや、ひとによっては
大きな負担が強いられるように思えます。

「 必要なこと 」と わかっていても、
「 何人ものひとたちと時間調整をし、話し合いをする」
ことを、億劫に思うひとが 少なからずいると思います。


「障がいのあるひと(子)の暮らしをよりよくするために」
立てる計画ですが、
本人の意思を明確に確認し
計画を立てるケースが全体を占める割合は、
どれくらいあるでしょうか。
その ほとんどの役割は
家族が担っているのではないでしょうか。

「障がいのあるひと(子)の暮らしをよりよくしたい」
という気持ちは 誰よりも勝っていても、
家族に 今以上の負担や心労を伴う制度は
「ちがう」のではないでしょうか。



そうそう、
立ち会ったケースワーカーさんが 言ってました。

「 セルフプランは、今年だけかもしれません。
来年からは サービスを受ける皆さんが、
指定特定相談支援事業所を通して
関係者揃っての面談をし
サービス等利用計画を作成して、
その上で 本計画を作成して
支給決定後のモニタリングも実施する方法
のみになる話があります 」。


あっちこっちと
本人 そして家族を 振り回すだけのものに
なりませんように。

障がいのあるひと(子)の暮らしをよりよくするために
必要なことを、
本人 そして家族の
あらゆる負担を伴わない方法でできる術はないものか
と、考える霜月です。














生命の徴 滋賀と「アール・ブリュット」展  [2015年11月01日(Sun)]

今日は、開催中の こちらの案内です。


生命の徴・アール・ブリュット .jpg

    〜 生命(いのち)の徴(しるし)〜
     滋賀と「アール・ブリュット」展

 会 期:2015年10月3日(土)
             〜11月23日(月・祝)
      9時30分 〜17時 (入館は 16時30分迄)
      【月曜休館、但し最終日の11月23日は開館】

 場 所:滋賀県立近代美術館
      滋賀県大津市南大萱町1740−1
      Tel:077(543)2111
      http://www.shiga-kinbi.jp/

 観覧料:一般1000円、高大生650円、小中生450円
     (障がい者手帳をお持ちの方は無料)

 出展作家:伊藤喜彦、小笹逸男、小川滋、鎌江一美、
      菊池一恵、小林祥晃、坂上チユキ、
      澤田真一、高嶺格、田島征三、谷口ちよ子、
      西川智之、戸次公明、吉川敏明、
      村田清司、八木一夫、他

 主 催:文化庁、滋賀県立近代美術館
 後 援:滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、
     BBCびわ湖放送
 協 力:落穂寮、湖北まこも、滋賀県立近江学園、
     滋賀県立信楽学園、信楽青年寮、
     社会福祉法人なかよし福祉会、
     社会福祉法人びわこ学園、
     障害者支援施設もみじ・あざみ、
     すずかけ絵画クラブ、
     NPO法人はれたりくもったり、
     ボーダレス・アートミュージアムNO-MA、
     みずのき美術館、やまなみ工房




―― 生命の徴 滋賀と「アール・ブリュット」展は、
   新しい美術館の誕生に向けた
   ステイトメントを示す展覧会として、
   滋賀県の福祉施設の
   ユニークな造形活動の歴史を概観しながら、
   その先進的な取り組みがどのように継承され、
   展開してきたのかを
   参照作品を含めて展覧するものです。
   表現という可能性を知り、
   それによって広がった作り手たちの世界。
   本展は、彼らの生命の徴(しるし)である
   数々の作品とその魅力に出会う、
   素晴らしい機会となることでしょう ――
            (フライヤー案内文より)



アール・ブリュットとは、
「生の芸術」という意味のフランス語で、
正規の美術教育の影響を受けていない
芸術の概念のことを指す言葉でもあります。
すでにご存知のひとも 多いのではないでしょうか。

この展覧会では、
滋賀県の福祉施設で行われた
造形活動の出発点にあたる作品をはじめ、
アール・ブリュットの
歴史における分岐点に登場した作品など
国内外の さまざまな作家の作品が
出展されています。

アール・ブリュットの展覧会といえば
ブログで紹介したことのある「 土と色展 」
第13回 第14回第15回 )。
土と色展に出展されていた
作家さんの作品と、
この展覧会で 再会できます。



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