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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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「今出来ること」という一人ひとりの小さな道が一緒になって大きな道へ
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きょうのShopひとにやさしく 145 [2015年09月27日(Sun)]


今日は、こちらの紹介です。


DSC_0017.JPG



       〜 ステンシル ポストカード 〜


写真にある、左から
嵐山、東寺、三千院、の他にも
この『 都シリーズ 』には、
清水寺、金閣寺が あります。

京都のにある 有名な観光地を
ステンシルしたポストカードです。

観光で 京都で来られたひとの土産として、
また、京都在住のひとは
季節の便りを出す葉書として、
味わいのある ポストカードです。


以前にも、花水木さんの
ステンシルポストカード を紹介したことがありますが、
その頃から こちらの
ステンシルのポストカードは 好評で、
ステンシルの ポチ袋や便せん&封筒セットもあります。

ステンシルを始められた頃は、
3版(3回重ねての刷り)だったのが、
徐々に 版を重ねる技術力がアップし、
今回紹介する ステンシルポストカードは、
ご覧のように
グラドュレーションのきれいな
仕上がりになっています。

DSC_0018.JPG


少しでも ずれると 商品にならない
ステンシルの作業は、
集中力と丁寧さ、根気強さが 必要です。

見学に伺った時も
つくり手の皆さんが
集中して黙々と手を動かす姿があり、
今も印象に残っています。

職員さんが
ステンシル講座で技術を習得し、
つくり手の皆さんに 指導されているそうです。


ひとつの製品を、繰り返し
同じ品質で 同じものをつくることも大切ですが、
グレードアップさせて つくり続けることは
より素晴らしいですね。

こちらのステンシルポストカードは、
手に取るひとへ
その思いが伝わる製品だと思います。

これからも、どのような
ステンシルポストカードがうまれるか
楽しみにしています。






*社会福祉法人 京都総合福祉協会 花水木
京都市左京区下鴨北野々神町26番地
北山ふれあいセンター内
Tel : 075(702)1205
https://www.sogofukushi.jp/hanamizuki/
















まちづくり [2015年09月22日(Tue)]

まちづくりと聞いて、
皆さんは 何をイメージしますか。

住宅地があり、
学校があり、
病院があり、
駅がある。
お店もあります。

そこに住むひとびとが
暮らしやすいまちを考えるにあたって、
“ 店 ” の在り方が
まちづくりを作用するひとつではないかと
日々暮らすなかで 思っています。

お店。
いろいろな店が ありますね。

ふつうの商業がそこに在ったら
一時は 流行っても
そのまちに根付く、長続きするために
頭を悩ましますね。

どの店も、
またうちの店に来てほしい と思うのは
当然だと思いますが、そこで留まらず
「 自分の店がある このまちが、
長く愛されるまちになったら いいな」と
思える店主が どれだけいるかが、
まちに来るひとだけでなく
まちの住民も取り込めるかどうかを
決めるのではないか と。


「 商店街のある店が ひとつ取り壊され、
次にできた店は また 居酒屋でした 」

「 住民が 毎日のように行きたくなる店が
ほんとうに 少なくなりました 」

わたしの周りから、よく聞こえてくる声です。
地域によって
差はあると思いますが、
そこに暮らすひとが
徒歩で行けて、普段使いできる店が
少なくなりました。


そこで ふと思いました。

まちづくりをするときには
障がいのあるひとが働く事業所や
障がいのあるひとが働く店を
起点にしてはどうか、と。

障がいのあるひとの得手を活かした店づくり。

まちに住むひとの必要に応じた店を
障がいのあるひとが働く事業所が担う。

そしてこれは
「 まちで、ふつうに障がいのあるひとが働き
暮らす姿があること」が、
「 福祉を 専門職のひとだけでつくる・語ることを
終わらせる 」ためにも つながるのではないか と。


高齢のひと、障がいのあるひと、
子どもたち、子育て中の親たち など
“ すべてのひと ” を受け入れないと成り立たない社会が
もうすでに 始まっています。

「これはだめ、これはできない」と言うことをも
“ 受け入れる社会 ” をつくることが、
今 必要とされているまちづくり ではないでしょうか。


日々暮らすまちに、
障がいのあるひとが働く店がある。

ここから スタートするまちづくり。

これも 素敵なまちづくりだと思います。













わたしのことは、わたしが決める [2015年09月17日(Thu)]


“ わたしのことは、わたしが決める!支援があればできるはず ”


日本弁護士連合会さん主催の
『 第58回 日弁連人権擁護大会 』の
シンポジウムを紹介したフライヤーにあった
この言葉。

えっ 何なに、っとよくみると、
興味深い取り組みが。


日弁連・第二分科会2015.jpg


   「 成年後見制度 」から「 意思決定支援制度 」へ
 〜 認知症や障がいのある人の自己決定権の実現を目指して 〜

 日 時:2015年10月1日(木) 
               12時30分 〜18時

 場 所:幕張メッセ国際会議場 コンベンションホールA
      http://www.m-messe.co.jp/

 問い合わせ先:日弁連人権部人権第二課
          Tel:03(3580)9982

  ※どなたでも参加できます(事前申込み不要)。
   参加費は無料です。なお、当日
   基調報告書を1部2,000円で販売されます。





“ 日弁連 ” と聞くと、ちょっととっつきにくい
ちがう世界のイメージが わたしにはありました。

でも、弁護士さんの仕事を考えてみると、
刑事事件や民事事件以外に
人権問題などの
「ひと」に関するあらゆることを
解決する仕事。

そうです。「ひと」に関する あらゆることを。



日々 地域で暮らす
障がいのあるひとたちにとって、
何かコトが起こると
「 どうしていいか わからない 」と固まってしまい、
相手があることなら
相手の言いなりになったりすることも多い
という イメージがあります。

もし 何かコトが起こった時に
どう対処したらよいかを相談する相手として、
弁護士さんを すぐに思い浮かべるひとは
少ないかもしれません。

弁護士の仕事を知り、考えてみると、
弁護士さんは
困った時の強い味方に なってくれます。

敷居が高いイメージがありますが
今は、多くの法律事務所が
無料相談会などを開いて、
気軽に相談できる環境を つくられています。



そんな 弁護士さんの団体
“ 日弁連 ” が毎年開催されている 人権擁護大会。
今回は、上記のようなタイトルの
分化会が開催されます。

法律家の目線から、
認知症や障がいのある人の
自己決定権について
その実現を目指し、
できること やるべきことを 考える。

弁護士さんも、
福祉に 欠かせないひとのひとり だと
あらためて感じました。

あぁ “ どこでもドア ” で 駆けつけたいなぁ。





*日本弁護士連合会(日弁連)
東京都千代田区霞が関1丁目1番3号 弁護士会館15階
Tel:03(3580)9841
http://www.nichibenren.or.jp/
















活 用 [2015年09月13日(Sun)]

家事をする時にいつも わたしは
ラジオを聴いています。

いつものように聴いていたある朝、
ふと 心に留まる言葉が ありました。
今日は、その言葉についての
ひとりごとです。



『 “女性の活用” という言葉。
“ 活用” という言葉の意味を考えると
女性に対して これは
失礼な言い方では ないでしょうか… 』

パーソナリティの 50歳代の男性が
ヘッドラインニュースのあとに
口にした この一文に
「 …そうだわ 」。

“ 活用 ” の語意を調べてみると、
「 物や人の機能・能力を 十分に生かして用いること。
効果的に 利用すること」と ありました。


― 生かして用いる。効果的に利用する ―


“ 活用 ” という言葉を、
政府や企業は
何気なく 使っているのでしょうか、
それとも、
意図して 使っているのでしょうか。

“ 活用 ” という言葉を多用するひとたちに
「 “ 活用 ” の語意を 理解して使っているのですか」と
問うてみたくなりました。

と 同時に、思いました。
「 障がいのあるひとに対しても 使われているなぁ」と。


― 生かして用いる。効果的に利用する ―


“ 活用 ” という言葉を発するひとは、
どのような目線で 使っているのでしょうか。

フラットな目線であれば、
“ 活用 ” という言葉は
その口から 出てこないのではないでしょうか。

そして、極めつけのこちら。
『 障害者を活用する時に もらえる助成金 』。
“ 活用 ”の語意を調べていて
出会ったこの一文に、がっくりと肩が落ちました。


―生かして用いる。効果的に利用する―


“ 活用 ” という言葉を
ひとに対して使うことに、
違和感を覚えます。

ちっぽけなことかもしれませんが、
気になります。
















ふれあい・心のステーション [2015年09月09日(Wed)]

京都府立の特別支援学校の
生徒が つくった製品を、
京都市内の中心地にある百貨店で販売する
今日は こちらの案内です。


00040001.JPG


   〜 第20回 ふれあい・心のステーション 〜

 会 期:2015年9月16日(水)12時 〜20時
            17日(木)10時 〜15時
           【生徒の販売は両日とも15時迄】
 
 場 所:大丸京都店 7階催場
      京都市下京区四条通高倉西入立売西町79番地
     http://www.daimaru.co.jp/kyoto/index.html
      ( 阪急京都線・烏丸駅下車徒歩1分、
        京都市営地下鉄烏丸線・四条駅下車徒歩2分 )
      【入場無料】

 主 催:京都府教育委員会
 主 管:京都府立特別支援学校長会
    (問い合わせ先・京都府教育庁指導部特別支援教育課
     Tel:075(414)5834)

 参加予定校:京都府立特別支援学校
       聾学校、盲学校、向日が丘支援、
       宇治支援学校、城陽支援学校、八幡支援学校、
       南山城支援学校、丹波支援学校、中丹支援学校、
       舞鶴支援学校、与謝の海支援学校



今年で、20回目を迎えます。

販売コーナーでは、
京都府立の特別支援学校の
生徒がつくった製品を、
高等部生徒が 自ら店頭に立ち販売。
陶工、木工、染色製品をはじめ、
園芸品や野菜、竹細工など
約7000点が
会場に並ぶそうです。

体験コーナーでは、
盲学校の生徒さんによる マッサージなどの
施術が受けられるそうです。

そして 展示コーナーには、
京都府立の特別支援学校 11校を紹介した
パネル展示、スライドショーがあり、
働く力を育む姿の紹介も。

販売に際しては、事前に
各校の販売担当の生徒たちが
会場である 大丸京都店に出向いて
店員さんに直接 販売研修を受け、
販売当日に 臨むそうです。



生徒たちを支える
さまざまな立場のひとたちの
思いと力が続いて迎えた 第20回。


障がいのあるひとの就労に携わるひとや、
障がいのあるひとの雇用を考えている
企業のひとに
訪れてほしいと 強く思います。

ぜひ、足を運んでみてください。








*京都府教育委員会
http://www.kyoto-be.ne.jp/kyoto-be/cms/index.php


※拙ブログ内の、カテゴリー
「きょうのShopひとにやさしく〜学校編〜」で
これまでの製品を 紹介しています。











東京オリンピック・パラリンピック [2015年09月05日(Sat)]

今から2年前の 2013年9月8日、
『 TОKYО 』と書かれたカードとともに
その開催の決定が告げられた
東京オリンピック・パラリンピック。

開催決定から 2年が経とうとしている今、
ほんとうに開催できるの?と
思わざるを得ないことが 続いています。

メイン会場となる「 新国立競技場 」のこと
大会の象徴のひとつとなる「エンブレム」のことなど、
東京オリンピック・パラリンピックのことが
トップニュースとして 流れています。

そのような中で、こちらの記事に 目が留まりました。


「 東京パラ五輪 秋にずらして
 体温調節機能 失った選手切実 」
 ( 2015年8月23日付け:東京新聞 )


「 弓に矢をつがえて 引きながら
視野が薄れていく感覚に襲われ、
意識が遠のき、頭が上がらくなった 」。
33度に上昇した
屋外炎天下での試合で、
車いすを使うアーチェリーの選手が
熱中症のような状態となり
途中棄権した とありました。

車いすを使う選手の中には
頸髄の損傷などで 体温調節機能を失い、
発汗のできないひとも 少なくありません。

東京パラリンピックの開催予定日は
5年後の 8月25日から約2週間で、
まだまだ暑い日が続くと予想される日程です。

「 頭から氷水をかぶってでも 戦うつもりだが、
秋に 開催してほしい。無理でも日程を
一週間でも10日でも 後にずらしてほしい 」と
このアーチェリーの選手の
切実なコメントが ありました。


よく考えてみると、これは
アーチェリーなどの 屋外競技に限らず、
室内で 車いすを使うひとの競技
(車いすバスケットなど)にも言えること。

室内でも、
パラリンピック競技会場では とくに
室温を 低く保ち
扇風機や氷を配備する などのサポートが
必須なことを
知るひとは 少ないかもしれません。


ただでさえ、日本は
特有の湿気からくる 蒸し暑さがあり、
競技選手の体調を 大きく左右しかねません。

障がいのあるひとにとって
蒸し暑い日本で 競技することは、
もしや「 命がけ 」になるやもしれません。

そして これは
出場する選手だけでなく、
観戦する 障がいのあるひとにとっても
同じようなことが言えるのではないでしょうか。



東京オリンピック・パラリンピックは、
障がいのあるひとにとって
過酷な 競技日程、設備状況、観戦環境が
散在しています。

開催まで、あと5年。

開催決定からの2年間、
何を どう進捗し、どう改善してきたのでしょうか。


5年あるから大丈夫、と
今の日本を見る限り
わたしには そう思えません。

東京オリンピック・パラリンピックを
開催しないという決断も
ありえるのではないかと 思えてなりません。







*2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会
正式名称:第32回オリンピック競技大会(2020/東京)

 オリンピック開催期間:
 2020年7月24日(金)〜8月9日(日)
 [競技数28競技]

 パラリンピック開催期間:
 2020年8月25日(火)〜9月6日(日)
 [競技数22競技]

 なお、パラリンピック開催は、
 オリンピックから連続した
 60日間のひとつの祭典として実施することが
 基本コンセプトとされており、そして
 国際オリンピック委員会はオリンピックを
 7月15日〜8月31日の期間内で
 開催することを求めています。


*公益財団法人 東京オリンピックパラリンピック競技大会
組織委員会
https://tokyo2020.jp/jp/

*公益財団法人 日本オリンピック委員会(JОC)
http://www.joc.or.jp/

*公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会
日本パラリンピック委員会(JPC)
http://www.jsad.or.jp/paralympic/













命の選択 12 [2015年09月01日(Tue)]

妊婦の血液から、
母体内の赤ちゃんに
ダウン症などの
染色体異常があるかどうかを調べられる
新型出生前診断。

日本や米国などでは、これまで
高齢であることなど
一定のリスクが高い妊婦に限って
検査が受けられるとされていましたが、
米国の産婦人科学会が、過日
「リスクの高くない 一般の妊婦でも受けてよい」と
発表したことを知りました。


「 新型出生前検査、一般妊婦も受けてOK
米医学会が勧告 」
( 2015年7月25日付け:読売新聞 )

これまで、米国では
高齢(35歳以上)、
染色体異常のある胎児を妊娠したことがある、
他の検査で胎児に染色体異常の可能性が指摘された
などの、胎児の
染色体異常のリスクが高い妊婦に限り、
新型出生前検査が 受診可能とされていました。

しかし、
一般の妊婦に対する 新型出生前検査の研究結果が
集積してきた(6ヵ国で 15,000人検証)ことを理由に
変更に至った、とありました。

発表に伴う意見書には、
一般の妊婦の大多数にとっては
従来の検査( 超音波検査や 母体血清マーカー検査 )が
一次検査として
最も適切だと付け加えられてありましたが。



日本では、2013年に
日本産科婦人科学会などが、
母体血を用いた
新型出生前検査に関する指針を発表し、
ある一定の条件に あてはまる妊婦のみが
カウンセリングを受けたうえで
受けられることになっている 新型出生前検査。

元々、海外諸国が実施したことが 発端で
「 日本も 」となった 経緯を知るがゆえに、
今回の 米国産婦人科学会の発表が
「 日本も 」となるのではないかと
思えてなりません。


ここで再度、言いたいです。

何のために、新型出生前検査を受けるのでしょうか。

「 妊婦の知る権利 」があると同時に
「 胎児の生きる権利 」もある
ということを、置き去りにしないでください。








*公益社団法人 日本産科婦人科学会
http://www.jsog.or.jp/












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