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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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「今出来ること」という一人ひとりの小さな道が一緒になって大きな道へ
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きょうのShopひとにやさしく 133 [2014年12月29日(Mon)]

今日は、宮城県にある
はらから福祉会
「はたまき・手づくりの里」さんの
こちらを 紹介します。



DSC_3744.JPG


   〜 お豆腐屋さんの おからかりんとう 〜
        “ 抹茶 ” と “ しお ”

写真左の “ 抹茶 ”、右の “ しお ”
ともに 生地は、
国産ミヤギシロメ大豆100%の おからと
国産小麦粉を 混ぜたもの。
それを、米油で 揚げることで
さっぱり感を 出しています。

平打ち麺を3センチほどの長さに切った形で
クッキー感覚の かりんとうです。

“ しお ” は
天然ミネラルたっぷりで
添加物を含まないヒマラヤの岩塩
「ほたかみの塩」を使い、
ほどよい 甘塩っぱさに
ついつい手が伸びる おいしさです。
“ 抹茶 ” は
緑茶の風味の味から
和テイストが 活きています。


はらから福祉会さんでは、
地元の ミヤギシロメ大豆を使った
食品づくりに
力を入れておられます。

以前 紹介した
お豆腐屋さんのゆば入りトマトカレー 」などの
レトルト加工をした食品も つくられています。




東北地方でつくられた製品と ともに過ごす時間。

それは、わたしのなかで
震災のことを
思う時間にも なっています。

東日本大震災から
3年9ヵ月が 経ちますが、
離れた地に 居ても
誰もができる「 忘れない 」こと。

ずっと 心に留めていたいと思います。






*社会福祉法人 はらから福祉会
はたまき・手づくりの里
宮城県伊具郡丸森町大内字青葉上154−1
Tel:0224(79)2141
http://www.harakara.jp/















徘徊するひと [2014年12月24日(Wed)]

先日 目にした記事を読んでの
今日も ひとりごとです。


「 徘徊女性を保護、保健師に感謝状 」
 ( 2014年11月27日付け:読売新聞 )

深夜に徘徊していた78歳の女性を
市職員で保健師の20代の女性が 保護し、
感謝状が贈られた という記事でした。

保健師の女性が
深夜1時頃に自家用車で帰宅途中、
国道で 反対車線を歩いていた女性を発見。

高齢のひとと接する機会が多かったことから
徘徊ではないか と考え、声をかけました。

そして 偶然通りかかったパトカーに
保護を求めた とありました。


一見、何の変哲もない 美談に見えますが、
わたしには そう思えませんでした。

と いうのも、以前
近所に住む 自閉症のある青年が
行方不明になった時のことを
この記事を読んで 思い出したからです。


日頃から 多動で、家の中でも
目を離すと
外へ出ていくことのあるその青年は、
家族のさまざまな工夫と見守りの中で
生活をしていました。

そんな中、ある休日の午後、
彼がいなくなりました。

家族全員が 自宅に居て、
誰かが 彼のことを
気にかけていると思っていた
ごく 短い時間の中で 起こりました。

家のまわりや 近くの駅を
手分けをして探し、
最寄りの交通機関の駅の詰所、
そして 警察へ 連絡をしました。

ちょうど季節は 秋から冬へ向かう時期。
彼は 着の身着のままで、
足は 履物も履かずに 裸足でした。
そんな身なりなら、きっと
早い段階で
誰かが気付いてくれて 見つかるだろうと
誰もが思い、連絡を待っていました。

そして「見つかった」と連絡があったのは
半日が過ぎた その日の夕刻。

彼の見つかった場所は
自宅から 約140q離れた駅 でした。

推測から、彼は 電車に乗り、
乗り継ぎながら
140qを 移動したのだろう、と。

休日の 昼間、電車の 車両に
薄着で 裸足の
背の高い 青年が 乗っていたら
ふつう、不自然に 感じませんか。

そこに 居合わせたひとたち、
何人いたかは わかりませんが
なぜ 長時間
彼の存在を 見逃していたのでしょうか。

彼は 幸いけがもなく、
大きな不調を 訴えることもなく
無事 保護されました。

彼の保護に かかわったひとは
どのようなひとだったのでしょうか。

彼を保護してくれたひとにも
感謝状を贈って然りだと、
この記事を読み、思ったのです。




徘徊するひとに
ちがいがあるのでしょうか。

支援が必要なひとに
ちがいがあるのでしょうか。

保護したひとが、
役所勤務の
保健師だったからでしょうか。




最後に、彼の両親は
警察署に呼び出されて こう言われたそうです。

「(2重だった)玄関の鍵を、
もう一ヵ所
彼が開けられないところに
付けてください。
(彼から)目を離さないように、
お願いしますよ」。














 




障害者優先調達推進法 [2014年12月20日(Sat)]
 

先日 目にした記事を読んでの
今日は、ひとりごとです。


「 就労支援施設が製造のパン
        全小中学校給食に納入」
 ( 2014年12月12日付け:下野新聞 )

栃木県下都賀郡にある
社会福祉法人 パステル「セルプ花」さんで
製造されたパンが、
町内全ての 小中学校の 給食で提供され、
子どもたちから 好評を得ている
と いう記事でした。

学年に応じて
4種類の大きさの コッペパンが作られ、
その総数は 7校で 2035個。

先月下旬から
各校に順次納入された、とありました。
そして最後に、これらの取り組みは
小中学生の
障がいのあるひとへの 理解や
就労施設の啓発につなげる 狙いがある
と 書かれていました。



そういえば、
障がいのあるひとが働く事業所から
優先的に 商品を買うよう
地方自治体などに 求める
「 障害者優先調達推進法 」が
施行されたのは、昨年4月。

施行1年後の 今年3月時点で、
市区町村の 過半数が
「 障害者優先調達推進法 」を未策定だと
厚生労働省が発表していたことを
この記事を読んでいて 思い出しました。


「 障害者優先調達推進法 」は、
国や自治体が 優先的に
福祉事業所などから 調達することで
そこで働くひとの 収入増や
雇用機会の拡大を
支援することが 狙いとされています。

そして、福祉事業所に発注する
商品やサービスの
数値目標などを 調達方針として
毎年度 まとめるように 定められています。

今年度中に
全市区町村で策定するようにと
厚生労働省は 呼びかけているそうですが、
市区町村の行政機関、
企業各社、
社会福祉法人や社会福祉協議会などが
より積極的な動きをしない限り、
“ 仕事 ” は 生まれないのではないか
と 思うのは、私だけではないと思います。


実は、国や自治体が優先的に
福祉事業所などから調達する窓口が、
「 福祉事業所の 協働受注窓口 」として
全都道府県に 設置されています。

この中間支援の役割を担うセクションが
中心的存在となり、1年1年と
事業を積み重ねている地域もありますが、
全国を見渡すと
多くの市区町村においては
まだ うまく機能していません。


今までも そうしている と思いますが、
中間支援の役割を担うひとは、
福祉分野だけでなく、さまざまな業種の
見方・考え方をもつひとが
チームをつくり
取り組むことが ベターです。

そのチームをつくるとき、
「 プロボノ 」を うまく利用すれば、
さまざまな業種の 力や知恵が
うまく 集結できるのではないか、と。



でも、思います。
この記事にあるようなことが
ニュースとして 扱われない日は
いつ 来るのかなぁ、と。

障害者優先調達推進法が
なくてもよい社会になれば
いいのになぁ。








*障害者優先調達推進法
厚生労働省によると、
全国の市町村と東京23区の
計1742自治体のうち、今年3月時点で
調達方針をまとめた自治体は
811自治体、
全体の46.6%にとどまっています。
都道府県別では、
福井県が全自治体で策定したほか、
富山県、島根県、大分県、宮崎県の4県で
策定市町村が80%を超えています。
一方、和歌山県、沖縄県、山形県の3県が
10%を割り込み、
取り組みの遅れが目立っています。



*プロボノ とは、
さまざまな分野の専門家が、
職業上持っている
知識・スキルや経験を活かし
社会貢献するボランティア活動及び
活動に参加する
専門家自身のことを指します。
語源はラテン語の「Pro bono publico」
意味は「公共善のために」。

NPO法人 サービスグランド
http://www.servicegrant.or.jp/
NPO法人 二枚目の名刺
http://nimaime.com/
プロボノ・コンサルディング・ネットワーク
http://www.probonet.jp/
などが、まとめ役の団体としてあり、
幅広い世代のひとたちが
活躍されています。













Get in touch [2014年12月16日(Tue)]

さまざまな創作活動・表現活動を通じて、
誰もが それぞれの個性を生かし
豊かな人生を 創造できる
共生社会の実現をめざすこと を目的として
設立された Get in touch さん。

2011年12月に行われた
「 日米自閉症スペクトラム研究会議 」で
イベントを開催したことがきっかけで
当時の実行委員会が 基盤となり、
障がいのあるひとや
生きづらさを抱えるひとたちの
創作活動・表現活動の支援を されています。

その Get in touch さんが
MAZEKOZE(まぜこぜ)社会の実現を目指した
メッセージソング『 Get in touch ! 』を
このほど 2年間かけて完成されました。








 *演奏・歌:サルサガムテープ+Get
  作詞:Tetsu/Masashi & Get in touch
  作曲:かしわ哲
  編曲:ミッキー吉野
  音楽制作協力:梶原徹也





制作においては、
ミュージシャン、映像クリエイター、
スタイリスト、ヘアメイクなど
プロが ボランティアで参加。

演奏・出演メンバーには、
以前 紹介した サルサガムテープさん、
かしわ哲さん、山本シュウさん、
やまなみ工房さん も。



「 “ ちがい ” を ハンディにするのではなく
特性として アドバンテージできる社会へ 」

「 すべてのひとが
もっと自然に、もっと気楽に、もっと自由に
暮らせる “ まぜこぜ ” の社会へ 」

「 どんな状況でも、どんな状態でも、
誰も排除しない・されない社会で 暮らしたい 」


このような思いを胸に活動をされている
Get in touch さんに 注目です。






*一般社団法人 Get in touch
東京都港区赤坂9丁目1番7号
赤坂レジデンシャル532号室
Tel:03(6721)1300
http://getintouch.or.jp/
















おこしやすB.A.P.2014 [2014年12月12日(Fri)]

障がいのあるひとが働く事業所の
商品の展示やサービスの
プレゼンテーションや、
先駆的な事例の発表 などを行い、
新たなビジネスチャンス創出の場となるイベント
「 おこしやすB.A.P.2014 」が
滋賀県で 開催されます。

仕事おこし、地域おこしをサブタイトルに、
会場では、障がいのあるひとが働く事業所の
“ 今 ” を紹介されています。
( 2012年のようすは こちら



    〜 おこしやすB.A.P. 2014 〜

 日 時:2014年12月19日(金)
        11時〜16時
     【入場無料、申し込み不要】

 場 所:琵琶湖ホテル 瑠璃の間
      滋賀県大津市浜町2−40
      (JR大津駅より徒歩10分、
       京阪浜大津駅より徒歩5分)
      http://www.biwakohotel.co.jp/

 滋賀県内の出展事業所:
  社会福祉法人 若竹会 パン工房若竹
   ラスクセット・パン
  NPO法人 彦根育成会 手づくり工房種芸
   手織りコースター、陶芸製品
  社会福祉法人 きぬがさ福祉会 スペース班
   織布と結び糸・てまり糸
  NPO法人 就労ネットワーク滋賀 +FARM
   野菜クッキー・ごぼう茶
  社会福祉法人 蒲生野会 エクレレ
   エクレア
  社会福祉法人 蒲生野会 滋賀土産舎
   近江のアソート土産の紹介
  社会福祉法人 あゆみ福祉会 工房chou-chou
   湖のくに生チーズケーキ
  社会福祉法人 美輪湖の家 大津瑞穂
   瑞穂みそ
  社会福祉法人 虹の会 アイリス
   coccori生活雑貨
  社会福祉法人 虹の会 ドリーム・だんだん
   羊毛のPR、coccori雑貨
  社会福祉法人 美輪湖の家 暮らしを考える会
   玄米乾燥飯、無添加加工品
  社会福祉法人 パレット・ミル
   ふなずしスティック
  社会福祉法人 和光会 みどり園
   おじゃみ座布団
  社会福祉法人 信楽くるみ福祉会
  信楽くるみ作業所
   信楽焼き飾りもの、温かみのある陶器
  社会福祉法人 虹の会 ぎょうれつ本舗
   地域問題解決型移動販売
  NPO法人 しが障害者就労支援センター
  ほわいとクラブ
   役務・工場軽作業
  NPO法人 縁活 オモヤ☆キッチン
   CAFE出店・食事
  社会福祉法人 虹の会 MIZU cafe cocco
   CAFE出店・カフェ&食事

   他、県外からの出展事業所 5ヵ所。

 主 催:滋賀県、
     NPO法人滋賀県社会就労事業振興サンター
 後 援:滋賀県中小企業家同友会、滋賀セルプ協





午後からは、
コトノネ 編集長 里見喜久夫さんと
!−style 理事長 吉野智和さんの
トークセッションや、
ぎょうれつ本舗さん、工房chou-chouさんなどの
事例発表会も あるそうです。



B.A.P.
ビジネス・アビリティ・プレゼンテーション。

今回は、どなたでも入場できます。

障がいのあるひとが働く事業所で
取り組まれている
仕事を知り、
各方面のひとたちが
新たなヒントを得られる場です。

ぜひ 足を運んでみてください。






*NPO法人 滋賀県社会就労事業振興センター
滋賀県草津市大路2丁目11ー15
Tel:077(566)8266
http://www.okoshiyasu.org/
















伝統工芸の協働 [2014年12月09日(Tue)]

11月21日から 巡回がスタートした
Good Job!展 2014 』。

「 Good Life , Good Job ! 」を テーマに
全国から公募され、
選りすぐられた取り組みが 並ぶ中に、
伝統工芸である 有松絞りの産地
(愛知県名古屋市)で 絞染色業を営む
有限会社 絞染色久野染工場さんと
Good Job! プロジェクト の
協働による取り組みが あります。

以前 わたしは、名古屋市内に住んでいた頃に
有松絞りのことを知る機会があったので、
懐かしい思いとともに、目に留まりました。


愛知県の 伝統技法
『 有松絞り(ありまつしぼり)』は、
名古屋市緑区の 有松という地域で
今から400年ほど前に 誕生。

図案(柄)の決定 から、
型彫り(型紙づくり)、
絵刷り(型紙を布へ下書き)、
くくり(家庭へ廻して加工)、
染色(専業の染屋で)、
糸抜き(1反に4〜5日かかることも)、
そして 仕上げと、
手のかかる作業を経て、
有松絞りの施された反物が 出来上がります。

この中の くくり作業の 絞り技法には
杢目縫い絞り、唐松縫い絞り 、折り縫い絞り、
手蜘蛛絞り、機械蜘蛛絞り、巻き上げ絞り、
横三浦絞り、人目鹿の子絞り、
突き出し鹿の子絞り、蜘蛛入り柳絞り、
みどり絞り、日の出絞りなど があり
有松絞りの奥深さを 感じることができます。


この『 有松絞り 』の中に
障がいのあるひとたちが働く
場所をつくりたいと、
愛知県で進む 取り組みが
会場で 紹介されています。

そして、久野染工場さんと
NPO法人 ひょうたんカフェさん、
社会福祉法人 ニコニコハウスさん、
認定NPO法人 ポパイさん とが
ワークショップを 何度も重ねて
製品開発を 進め
完成した “ レインポンチョ ” が
会場に 並んでいます。

縫製は、名古屋市身体障害者福祉連合会
第一ワークスさんが 担当し、
ナイロン生地を染色する という
新たな挑戦を含めた
“ レインポンチョ ” です。

レインウエア (2).jpg





全国各地にある、さまざまな 伝統工芸。

「 その伝統工芸の中に
障がいのあるひとたちが 働く場所がある 」。

このような協働が
全国に拡がるといいなぁ、と思えた事例。



障がいのあるひとたちが 働く場は、
無限にある と思います。

固定観念で
決めつけられたポジションを
払しょくするために やるべきこと。

そこに着手する 支援が、
もっとあっていい
もっとあるべきだ と思います。






*Good Job!プロジェクト
奈良市六条西3-25-4
一般財団法人 たんぽぽの家 内
Tel: 0742(43)7055 
http://goodjobproject.com/


















色鉛筆150色の世界 [2014年12月05日(Fri)]

何色もの色鉛筆を使って絵を描く 藤橋貴之さん。

2012年に開催された
色鉛筆画の世界展 』では
絵を描かれるようすも 拝見でき、
表面上からは 計り知れない
彼の絵の奥深さを 目の当たりにし、
その魅力を 強く感じました。

その藤橋貴之さんが、2年ぶりに
京都で 展覧会を開催されています。



DSC_3783-1.jpg

  〜 ふじはしたかし 色鉛筆150色の世界 〜

 会 期:2014年12月4日(木)
            〜2015年2月1日(日)
       11時〜17時
      【木曜・金曜・土曜・日曜日のみ開催】
      【12月22日(月)〜 1月7日(水)は
        作品入れ替えのため 休み】

 場 所:ギャラリー ju: 彩
      京都市東山区松原町291
      (市バス知恩院前バス停50m下る東側)
      Tel:075(551)8247
      http://www.ju-sai.com/



〜 2013年秋、
 東京AAギャラリーからルクセンブルク、
 アーツ千代田アートフェアに参加、
 たんぽぽの家アートセンターHANA、
 もうひとつの美術館と、
 展覧会を無事終えることができました。
 新たに新作をまじえ、
 主だった作品を感謝とともに
 展示させていただきます。
 ご高覧ください。〜  (案内はがきより)




日本、そして 世界を回った作品と
新作もまじえた 展覧会。

藤橋貴之さんの描く
色鉛筆画の世界を 堪能できると思います。

お近くに来られる際は、
ぜひ 立ち寄ってみてください。





*藤橋貴之さん
Able Art Company登録作家
http://ableartcom.jp/imglist.php?ano=010#
















JDS宣言 [2014年12月02日(Tue)]


今年も 12月3日から
『 障害者週間 』が始まります。

広く 障がいのあるひとの福祉について
関心や理解を 深めるとともに、
障がいのあるひとたちが
社会、経済、文化、他 あらゆる分野の活動に
積極的に参加する意欲を
高めることを目的に 制定されている
『 障害者基本法 』によるものです。

毎年、この時期になると、
" とってつけたように "
学校では 人権学習の時間が取られますが、
学校での 日常生活が
障がいのあるひとと
常に過ごす環境であれば
このような時間は 必要ないのにと 思います。

そんな中、日本ダウン症協会さんが出した
『 JDS宣言 』を 目にしました。



      ― JDS 宣言 ―

だれもがわけへだてなくお互いの人権を尊重し、
ダウン症のある人が
みなの「意思決定支援」と「合理的配慮」によって、
いっしょにその人らしく暮らせるように、
以下の願いを公表し、
その実現に向けて進んでいくことを宣言します。

1、ダウン症のある人は、
本人の意思をよく汲んで尊重され、表現するために、
「意思決定支援」が得られることを願っています。

2、ダウン症のある子は、
障がいのない子どもたちと
いっしょに教育を受け、
いっしょに学校生活を送れるように、
「合理的配慮」を願っています。

3、ダウン症のある人は、
教育をうけながら
就労支援事業所で働くことや、
一定の条件のもとで
一般企業で働くことができるように、
「合理的配慮」を願っています。

4、ダウン症のある人は、
地域で自立して生活し、
充実した余暇活動をすることができるように、
「合理的配慮」を願っています。

5、ダウン症のある人は、
選挙などの公的活動を
当たり前のこととしてできるように、
「合理的配慮」を願っています。




ダウン症のあるひと と明記されていますが、
これは さまざまな障がいについても
同じように言えることだ と思います。

障がいのあるひとの思いが活きた「声」を、
「 願い 」を、
どう 実現につなげるか。


JDS宣言に出てくる
「 合理的配慮 」と「 意思決定支援 」。

ふたつともに キーワードとなりますが、
来年以降は とくに
「 意思決定支援 」については
これまで以上に、その在り方などが
大きくクローズアップされる と思います。


そして、そこから先の
究極の願い は、
『 障害者週間 』が 無くなること。

JDS宣言を読んで、そう 思いました。






*公益財団法人 日本ダウン症協会
東京都豊島区南大塚3‐43‐11
福祉財団ビル5階
Tel:03(6907)1824
http://www.jdss.or.jp












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