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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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「今出来ること」という一人ひとりの小さな道が一緒になって大きな道へ
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おやおやバンド [2013年07月30日(Tue)]

京都を中心に活動する
障がいのある子をもつ親の会『 トライアングル 』さん。

染色体の21番目が1本多い
21トリソミーが多数を占める ダウン症の子や、
染色体に傷がついていたり欠けていたりすることによる
障がいのある子を育てる親が集まり、
地域に密着した さまざまな活動をされています。


その『 トライアングル 』の親御さんの中から、
2010年に 結成された
プロ・素人混成のバンド “ おやおやバンド ”。

クリスマス会の余興演奏として始まったバンドが、
いつしか 子どもそっちのけで
親が楽しむバンドに進化し、
なんと この度、祝・ライブハウスデビュー へ。


DSC_2815.JPG

     〜   おやおやバンド
      Live at HONKY ☆ TONK! 〜

 日 時: 2013年8月4日(日)
       開場14時、 開演14時30分
       *友情出演 STAMP LINE
 場 所: ホンキ―トンク
       京都市左京区岩倉幡枝町1040
       Tel:075(701)8015
       http://www.honkytonk21.com/
 チケット: 1500円 (2ドリンク+おつまみ付) 
 
    

〜 親が笑うと子どもも笑う とか言いながら存続。
実力と音楽性バラバラを乗り越え、
ついに ライブハウスデビュー 〜( フライヤーより )

素敵です。
フライヤーを見てもわかる
個性豊かなメンバーが奏でる音楽は
楽しいこと まちがいなしですね。

元サキソフォン奏者のわたしも、
フライヤーを見ながら うずうず・・・

皆さん ぜひ お越しください。



*京都ダウン症児を育てる親の会
『 トライアングル 』
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/angle-3/








きみの人生 [2013年07月26日(Fri)]

知的に障がいがあるひと。

そのひとたちを支援するなかで
「 わからないから 」といって
「 こうじゃないかな 」と
支援する側の憶測で 支援をすすめることが
少なからず あると思います。

「意思を伝えることがむつかしいひとの要求」
を つかむことは、安易ではなく、
時として 支援する側の都合で
「 こうでしょ 」と
解釈して すすめることがあると思います。

「 支援する 」うえで
何が大事か を考えた時に浮かぶこと、それは
「その支援が、ほんとうに
そのひとが 必要としていることかどうか」です。

障がいがあるがゆえに 選べないのではなく、
支援する側は、
障がいのあるひとが
意思を伝えられるような工夫を、
常にしているでしょうか。


今ある支援が、
支援する側の都合で 左右される部分が
大きくないか
すこし考えてみてください。

そして「 こうあってほしい 」と
支援する側が「 つくる 」支援に
なっていないか、すこし考えてみてください。

支援する側が「 正しい障がい者像 」を描き、
それに沿った支援に 偏っていないかどうかを
すこし考えてみてください。



たまには 好きなものを おもいっきり食べたい。
たばこを吸いたい。
エッチな本を見たい。
あのひと 嫌いだから、顔も見たくない。
一人の時間がほしい。

少しくらい 羽目をはずして 楽しんでみたり、
怠けてみたりする時間をつくること、
それも「 支援のひとつ 」だと思うのです。



世の中にとって 都合がいい
「 正しい障がい者 」であってほしいから
そのための 支援を受ける 日常が、
障がいのあるひとの人生となっていないでしょうか。

支援している 障がいのあるひとの人生、
それは
あなたの人生 でなく、
そのひとの人生 なのです。







富山型ディサービス [2013年07月23日(Tue)]

先日 目にした、こちらの記事。
「高齢者、幼児、障がい者 一体型デイサービス始動 
 旭川の「晴れるや」 初の富山型 」
 ( 2013年7月13日付け:北海道新聞)

北海道旭川市で 初めて「富山型」の
デイサービス施設が開所した という記事でした。


「富山型デイサービス」をご存知でしょうか。

一つの施設に、障がいのあるひと、高齢のひと、
児童・子どもが過ごす、世代間の垣根を越えて
地域に根ざした 福祉事業で、
今から20年前に 富山で 始まりました。

縦割り行政の影響から 既存の施設は
「高齢者」「障がい者」に特化した施設ばかりですが、
その中で この富山の取り組みと その成果が
全国に 知られるようになりました。

その成果 とは、
高齢のひとが 赤ちゃんの面倒を見たり、
障がいのあるひとたちと 子どもたちが遊んだりと、
一人ひとりができることをして 助け合ったり、
自然と当たり前に
互いを尊重し合うことにより、
その場を共有するひとが
互いに 生き生きと過ごしていることです。


この「富山型」の先駆けである
「 このゆびとーまれ 」さんは、
元看護士ひとたちが 平成5年に立ち上げた事業所です。

看護士として、病院で お年寄りと接するなかで、
病院で いくらお年寄りの命を助けても、
最後の場面で「家に帰りたい」
「畳の上で死にたい」とお年寄りが泣いている場面に
たくさん遭遇した経験から、
お年寄りを助けるために 設立されたそうです。

そして、お年寄りが 子どもといっしょに笑ったり、
怒ったり、歌をうたったりすることは、
どんなリハビリよりもよい ということに気づき、
赤ちゃんから お年寄りまで、
障がいがあってもなくても 一緒にケアする活動を
独自に 始められました。


このような 画期的な取り組みを維持するためには、
行政の後押しも 欠かせません。

富山県 では、
独自の 柔軟な補助金を出す支援をしています。

官民協働で実現した この「富山型」の取り組みは、
その後、この記事にあったように
今も全国へ 拡がっています。



わたしも以前、「このゆびとーまれ」さんの様子を
テレビ放映で観たことがあり、
とても 印象に残っています。

そして このような場が、全国の
「中学校校区ごとに 一ヵ所」あればいいのになぁと
思ったものでした。

「富山型」のような、
「老人福祉施設と 障がい者施設と
保育園と 児童館が 一体になった場」をつくるために、
各自治体と 地域の市民団体が 一緒に取り組む。

“ 取り組む” のではなく、“ 必要だからつくろう” 。

「富山型」のような 柔軟さが、
福祉には もっと必要だと思います。

そして 思いました。
富山に できて、
なぜ 他の自治体で出来ないのだろうって。





*デイサービス 晴れるや
北海道旭川市末広3条4丁目
Tel:0166(73)8734


*NPO法人 デイサービス このゆびとーまれ
富山県富山市富岡町355
Tel:076(493)0765
http://www.geocities.jp/kono_yubi/

「このゆびとーまれ」さんは、今年4月から、
就労支援B型事業所「はたらくわ」も
始められ、
福祉的就労のサポートにも 取り組んでいます。










選挙に行くこと、投票するということ 2 [2013年07月19日(Fri)]

先日 書いた
選挙に行くこと、投票するということ 」。

その後も、
障がいのあるひとが選挙にいくこと、
投票するということ について
書かれた記事を 目にしました。

兵庫県上郡町にある 障がい者支援施設「愛心園」では、
投票リハーサルを行っている、という記事がありました
( 2013年7月17日付け:読売新聞 )。

こちらの施設では、
前もって 候補者の名前を書く練習をしたり、
施設内に 投票箱を用意して
投票の練習もしているそうです。

そして 目に留まったことは、
投票所が混み合う 投票日当日を避けて、
職員さんが付いて
平日に 期日前投票を行っている
という点です。
わかっていたようで 気付かなかったこと。
これなら、
落ち着いて 投票できますね。

そして こちらの地域では
投票所での代筆について、公正さを保つために、
投票所で代筆する補助者 は
自治体職員に限定されている とありました。

限定されたことであっても、
「 投票所で 代筆してもらえる 」ということを
知らないひとも 多いのではないでしょうか。

各都道府県で、この事項が
統一されているかどうか 不安ですが、
もし、今回の投票で
該当されるひとが いらっしゃったら、
この旨を 地元の投票所で
告げてみてはいかがでしょうか。


障がいのあるひとが
「 誰に投票するか 」を決めて、
自分の一票を
「 確実に投票するために必要な支援 」は、
まだ「 地域格差 」があります。

障がいのあるひとを
支援しているひとたちの
「 認識不足による格差 」も 否めません。

今回のように、
新聞などで 障がいのあるひとの選挙権について
取り上げられたことは
とても意義のあることだ と思います。

障がいのあるなしに関係なく
「選挙権」は 存在し、
「 選挙権を行使するための支援が欠けている 」
という現状が、明らかになりました。

どのひとの一票も、同じ一票です。

障がいのあるなしにかかわらず、
誰もが 選挙へ行き、投票し、
一人ひとりの意見が反映される
社会になってほしいです。







きょうのShopひとにやさしく 110 [2013年07月16日(Tue)]

今日は、宮城県・はらから福祉会さんの
こちらのご紹介です。


DSC_1263.JPG

   「 お豆腐屋さんの ゆば入りトマトカレー 」


ミヤギシロメ大豆使用のゆば≠ニ
宮城県内産の大豆≠ 具材に盛り込み、
トマト風味の効いた こだわりのカレーです。

ご飯だけではなく、
パスタにもよく合うソースに 仕上がっています。

はらから福祉会さんは この商品の他にも、
蔵王ゆばと県内産鶏肉、 宮城米ササニシキを使った
体に優しい雑炊「 蔵王ゆばの鶏雑炊 」や、
青豆を使用し、佃煮湯葉が入った和風味の
「ちょっと辛いラー油 ずんだ豆」、 
ミヤギシロメ大豆を使った豆菓子「かりかり豆」
などの、大豆をつかった
こだわりの製品をつくっておられます。


下記ホームページから、
ネット販売もされています。

そして 以前ご紹介した、
とうふ屋あい愛さん でつくる 豆腐の原材料を、
こちらの はらから福祉会さんから
仕入れている関係で、
とうふ屋あい愛さんの 店舗でも
こちらの製品を 販売されていることがあります。




*社会福祉法人 はらから福祉会 
くりえいと柴田  
宮城県柴田郡柴田町船岡中央1‐2‐23
Tel: 0224(58)7773 
http://www.harakara.jp/


*社会福祉法人 アイアイハウス 
とうふ屋あい愛
京都市北区紫野西舟岡町10−1
Tel:075(414)8181
http://aiai-house.org






選挙に行くこと、投票するということ [2013年07月13日(Sat)]

まちでは今 参議院選にむけて、
候補者による 街頭演説や選挙カーからの訴えが
時には大音量で 聞こえてきますね。

「誰に 投票するか」を 決めるには
判断できるだけの情報を 得なければ、
誰に投票するかを 決められません。

そこで 思いました。
障がいのあるひとは、「誰に 投票するか」を
どうやって 決めているのだろうと。

今日は、
「知的障害者施設で選挙候補者を招き聞く会=v
( 2013年7月8日付け:日本経済新聞 )
こちらの記事を読んでの ひとりごとです。



東京都にある知的障がい者施設・滝乃川学園さんでは、
国政選挙や地方選の 立候補者を招いて
入所者に訴えを聞いてもらう会を
継続して開いている とありました。

滝乃川学園さんでは、今回の参議院選前にも
候補者の話を聞く会を 計画し、
障がいのあるひとの選択を 手助けするとともに、
候補者が 障がいのあるひとのことを
知る機会に なっている と。

なるほど、
「選挙候補者の話を 障がいのあるひとが聞く」ことは、
周りの誰かが そういう機会をつくらない限り
なかなか実現しませんが、
このような機会をつくることは
有権者と候補者、互いのメリットになりますね。

この「滝乃川学園」さんは、1981年から
国政、地方選を問わずに、
このような聞く会≠続けておられるそうです。

各候補者は、選挙公報の写真を示して
顔を覚えてもらおうと 笑顔で一人ひとりと握手したり、
分かりやすい表現で
自分の施策の説明をします。

このような聞く会≠ナ
候補者の話を聞いても、
候補者の主張を
くわしく理解することは むつかしいかもしれません。
でも、有権者である障がいのあるひとと 候補者が
直に接することで、お互いが
「今までにない 何かを感じる」ことが
少しでもあると 思いました。

何かを感じ取ってくれた候補者が、そこから
障がいのあるひとへの理解を 深め、
障がいのあるひとが 生きやすい社会になるための
行動へつなげてほしいな と。



そして、最後の 興味深い1文。
こちらの滝乃川学園さんは、
「 選挙管理委員会と 協議して、
独自の方法の 代理投票を続けている 」と。

「文字が書けない人の場合、選挙公報を 2度見せて
同じ候補を指せば、職員が その名を代筆する。
1度目と2度目で違う候補を指せば 白票を入れる」と。

このような方法で、
代理投票が認められている地域があることを
はじめて知りました。

「代理投票」が 全国各地で可能になれば、
障がいのあるひとの意見が
地政・国政へ 今まで以上に届くことにつながりますね。

「 障がいのあるひとの投票 」に
どんな支援が必要かを考え、必要な支援をする。

障がいのあるなしにかかわらず、
誰もが 選挙へ行き、投票し、
一人ひとりの意見が反映される
社会になってほしいです。




*全日本手をつなぐ育成会(東京都)が
2009年に実施した 調査では、
知的に障がいがあるひとの 53% が
「選挙に行っている」との回答 が。

選挙権のある 障がいのあるひとが、
選挙へ行き 投票できるために 必要な支援が
まだ足りていないと思います。
さまざまなケースに対応できる指針が必要ですね。
これらのことを クリアすべく、
選挙管理委員会 も
積極的に動く必要がある と思います。






きょうのShopひとにやさしく 109 [2013年07月10日(Wed)]

今日は、岩手県陸前高田市にある
あすなろホームさんの
こちらの紹介です。

DSC_2744.JPG

       「 三陸大船渡産
             イサダフレーク 」

イサダとは、春先に捕れる小さなエビ(オキアミの一種)。
ラベルの原材料欄には、
ツノナシオキアミ と書かれています。

このイサダを乾燥させて フレーク状にしています。

袋の封を切ると、ふわっと 磯の香りが。
少しつまんで 口にはこぶと、
甲殻類の しっかりとした風味が 活きた味。

フレーク状なので、
今の時期だと 冷ややっこや おひたしにかけて
食べるとおいしいです。
パスタや サラダの トッピングにも
イサダの ピンク色が
味とともに アクセントになって いいですね。


岩手県は イサダ漁の水揚げ量が 日本一だそうで、
その中でも 大船渡は 県内最大の水揚げ高だとか。

大船渡地区の イサダ漁船は
震災の 津波の被害を 逃れたそうで、
2月下旬〜3月上旬に解禁される イサダ漁は、
東北地方に「 春を告げる 風物詩 」として
健在している とのことです。

以前紹介した あすなろホームさんの「 根昆布根・藻塩 」、
そして この「イサダフレーク」ともに、
三陸の海の恵みが詰まった
ここでしかつくれない製品ですね。



*社会福祉法人 燦々会 あすなろホーム
岩手県陸前高田市高田町字東和野37−1
Tel:0192(55)2978
http://rt-asunarohome.com






partage. 七彩 (パルタージュ.なないろ) [2013年07月08日(Mon)]

“ きょうのShopひとにやさしく” コーナーで紹介した
干し椎茸 」「 アニマルクッキー 」をつくる
七彩の風(なないろのかぜ)さんが 先月
スイーツと軽食のお店『 partage.七彩 』を
オープンされました。
今日は こちらのご紹介です。


DSC_2781-2.jpg

京都市左京区 曼殊院通り といえば 知る人ぞ知る、
今や 名スポットが目白押しの場所。
その通りに面し、恵文社一乗寺店の並びにあります。

以前この場所には 豆腐店があったのですが、
その豆腐店の 包装パックの仕事を
七彩の風さんが請け負っていたことが ご縁で、
豆腐店の閉店後の跡地に お店をオープンすることに。

七彩の風さんは、
京都市内からバスで一時間ほど北へ行った 静原という
山々の自然の恵みにあふれた場所にあります。
そこで、椎茸栽培、農園、約1000羽の養鶏の仕事、
工房では、鶏舎で産みたての卵を使った
プリンや焼き菓子などのスイーツづくりをされています。



DSC_2774.JPG

店内では、七彩の風の 職員・利用者さんが、
ドゥブルベボレロ(滋賀県守山市)で修業した
パティシエの指導のもと、一緒に
ケーキ・焼き菓子の 製造、販売をされています。

ケーキは、オペラ・シトロン、アイアシェッケ、
なないろろーる、ショコラフランボア―ズ、
モンテリマール、キャラメル・ポム、
ヴェリーヌマスカルポーネ、カシス・ヤウルトなどなど
本格派のケーキが ずらり。

焼き菓子も、
ケークや サブレが 各数種類 並んでいました。

軽食やドリンクの イートイン(席数12)もできます。
軽食は、開店から15時迄で、
自家製チキンハムを使った “ チキンハムサンドセット ”、
七彩の風の鶏舎でとれた
平飼い地鶏の 新鮮な卵を使った
“ 卵かけご飯セット ” が おすすめです。

商品の完成度といい、店内の雰囲気 ともに、
『 partage.七彩 』の 世界観が
感じられるお店です。

近くへ行かれた際には、
ぜひ立ち寄ってみてください。


最後に、
パティシエの一押しケーキのご紹介を。
DSC_2788.JPG

    「 アイアシェッケ 〜Eierschecke〜 」

ドイツ東部ドレスデン地方のお菓子。
下から クッキー生地、クリームチーズ生地、
カスタード生地、そして
シュトロイゼルというそぼろ状の生地が 層に。
ケーキフイルムに 貼られた
「 少し常温に戻して頂くと
よりおいしく召し上がって頂けます 」のシールに、
ほんとうに美味しく食べてほしい という
実直なパティシエの想いが 伝わってきました。
今までに味わったことのない
とても美味しい チ―ズケーキでした。



* partage.七彩( パルタージュ.なないろ )
京都市左京区一乗寺払殿町11
Tel:075(746)3018
http://www.partage-nanairo.jp/
営業時間:10時〜19時(金曜・土曜は20時迄)
[7月中は無休。8月より定休日は木曜の予定]
※毎週水曜・土曜 は、
 七彩の風でつくった 採れたて野菜の販売と、
 特製食パン(数量限定)の販売もされています。



*社会福祉法人 幸の会 七彩の風(なないろのかぜ)
京都市左京区静市静原町1144
Tel:075(705)6123
http://www.nanaironokaze.jp






命の選択 7 [2013年07月05日(Fri)]

今日は、「 新型出生前診断・賛成48% 」
( 2013年7月2日付け:読売新聞 )を読んでの
ひとりごとです。

今までにも ブログで書いてきた「 新型出生前診断 」。
母体血を 調べるだけで、
ダウン症と 2つの染色体異常が わかる検査で、
今年4月からは
全国約20の認定病院で 受けられるようになりました。

読売新聞社が この「新型出生前診断」について、
6月末に世論調査をした結果を発表しました。

まず 目に留まったのが、
「 法規制がない 」点について、46%が
「 国が法律をつくり、何を認めるかなどを定める 」
と 言っている点でした。

命の選択 6 にも 書きましたが、 
出生前診断について
今だ国会で 議論すらされていません。

国が法整備をすすめることは 急務で、
万人はそれを求めていると、この結果からわかります。

そして、この「 新型出生前診断 」について
賛否を求めた 回答を見ると、
大きく見出しにも あるように
「 賛成48% 」、そして「 反対30% 」。

残りの 22% は
何と回答しているのかを よく見ると、
「 答えない 」の回答でした。

「 答えない 」。
さまざまなことを考えて「 答えない 」と
回答したひとが 22% もいるのです。
この事実は とても重い と思います。

そして、「答えない」と「反対」を合わせると、
賛成よりも多い という事実を 明確に記述せず、
賛成を見出しにした報道に 疑問を持ちました。


「 半数以上のひとが 賛成とは言えない 」
結果が ここにあるのです。

難しい問題が たくさんあり、
それについて
まだ十分議論されていない 結果が
ここに出ているのに、
それを どうして大きく伝えないのでしょうか。


この「新型出生前診断」は、万能では ありません。
検査に 必要な
カウンセリング体制も 整っていません。
検査の診断技術は
医師によって まちまちであり、
誤解している医師さえいる現状です。

必要なひとが 受けることについては
何も言いません。
ただ、この「 新型出生前診断 」が
必要かどうかの決定 について、
このまま 放置してはいけないと
この結果は 言っています。


そして 最後に、もうひとつ気になる数字を。
賛成 48%の 回答者の
年齢別 内訳が
30歳代が 67%、40歳代が 59%。

若い年代のほうが
賛成率が高い という結果が。

なぜでしょう。
なぜなのでしょう。
この結果も 非常に気になりました。



*公益財団法人 日本ダウン症協会
http://jdss.or.jp/
 サイト内にある「出生前検査・診断」も
 ぜひご覧ください。







hot pot 2013年夏号 [2013年07月02日(Tue)]

私がアソシエイト(運営協力員) として携わっている
京都市市民活動総合センターの 機関紙
「 hot pot (ほっとポット) 」の
2013年 夏号が 発行となりました。

DSC_2768.JPG

今号より 紙面デザインをリニューアルし、
キャッチフレースも
『あなたと社会をつなぐ扉をひらく もうひとつの架け橋』に。

“ 市民による 手づくり情報紙 ” の hot pot は
京都で活動している NPOや市民団体を紹介しています。
京都市関連の公共施設 をはじめ、
市内のカフェ・商店、書店、美容室などで 手に取れます。

今回は、今号から 新スタートした
『 お久しぶりです!』の コーナーで、
NPO法人京都ひらぎのワークスTA0(タオ)さんを
取材しました。

DSC_2766.JPG

私の初取材先でもあった TA0さんは
ずっと記憶に残る事業所さんでもあります。
2008年冬号でご紹介しての「お久しぶりです!」。

障がいのあるひとたちが、
おもに 野菜づくりをされています。

京都・上賀茂の地で、当初1ヵ所だった畑が、
今では 5ヵ所に拡大し、
年間20数種類の 野菜を、
できるだけ農薬を使わずに つくっています。

産地や農薬に敏感なひとたちのニーズに応えながら
事業を拡大されていますが、
つくり手である 障がいのあるひとたちが
安心して仕事ができる 環境づくりにも
常に 気を配っておられます。

個別宅配の事業も 始められ、個人宅をはじめ
レストランなどの飲食店の注文もあり、
野菜のおいしさに惚れこんだファンも増えています。



ひとりでも多くのひとに 知ってほしい!と
“ 伝えること ” に 注力し 発信している
hot pot (ほっとポット)。

ひとりでも 多くの人に
ご覧いただけると うれしいです。



 
*NPO法人京都ひらぎのワークスTA0(タオ)
京都市北区上賀茂中山町16
Tel:075(701)6188
http://www.workstao.jp


*機関紙「 hot pot(ほっとポット)」
 京都市市民活動総合センター
(指定管理者:NPO法人きょうとNPOセンター)
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83−1
ひと・まち交流館京都2階
http://shimin.hitomachi-kyoto.jp/

→こちらからも ご覧いただけます。
http://shimin.hitomachi-kyoto.jp/hotpot.html







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