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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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心理的安全性  [2022年08月11日(Thu)]

「心理的安全性」ということばを
先日、耳にしました。

「心理的安全性」とは、
他者からの反応におびえたり
羞恥心を感じたりすることなく、
自然体の自分を
さらけ出せることができる状態を意味します。

「 心理的安全性は成功するチームの構築に
最も重要なものである 」と、
米グーグル社が 2015年に発表したことで注目を集め、
多くの企業が 関心を寄せています。


「心理的安全性」は、
「 チームにおいて、他のメンバーが
自分が発言することを恥じたり
拒絶したり、罰を与えるようなことをしないという
確信をもっている状態であり、
安全な場所であるとメンバー間で共有された状態 」
と、定義されています。

上司に恫喝されたり
同僚に無視されたりなどを
ハラスメントとしてオープンにできる社会へ寄与した、と。

そこから、穏やかな雰囲気がある職場は
「心理的安全性が高い」とされるようになりました。


「心理的安全性」がチームにもたらすメリットとして、
チームメンバーのパフォーマンス向上、
イノベーションや改善の推進、
質の高いエンプロイー・エクスペリエンスの提供、があり。

「心理的安全性」が高い職場をつくるメリットは
情報やアイデアの共有が盛んになる、
ポテンシャルの向上、
目指すビジョンが明確になる、
エンゲージメントの向上、とあり。

「心理的安全性」が高い職場は、
各自が安心して
自分の考えを自由に発言したり行動に移したりでき、
そこから、その場で働くひとびと個々の
パフォーマンスの向上やストレス緩和など、
スキルやメンタルヘルスの面での利点と
エンゲージメントの向上など
多くのメリットを
生み出すことができる、と。


記しながら連想したことがあります、それは
組織風土、安全衛生、福利厚生。

それらは
どの「職場」にも あてはまるもので、
必要なことであり、
悪しきことがあれば 変えなければならないこと。

障がいのあるひとが働く場にも言えることです。


「心理的安全性」を
働く職員に だけなく、
働く障がいのあるひとに 適応させていますか。

無知だと思われる不安、
無能だと思われる不安、
邪魔をしていると思われる不安、
ネガティブだと思われる不安。

「心理的安全性が低い」と起こる
これらの行動特徴が、
もしや そこに 在りませんか。


「穏やかな雰囲気のある職場」も
「心理的安全性の高さを意識した職場づくり」も
障がいのあるなしにかかわらず、存在すべきこと。

このような「あたりまえ」を
知らないひとが周りにいたら、
教えてあげてください。

絶対に。












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