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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。



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ユニバーサル賃貸  [2019年03月28日(Thu)]

2015年1月に
ハウジング・ファースト について
記してから 4年。

ひとが “ 生きる 暮らす 働く ” ために
必要不可欠な「 住まい 」。

海外では すでに
必要とするさまざまなひとに対しての
支援は 進んでいますが、
日本では まだ
その認知も 理解も 進んでいません。

「 障がいのあるひとや高齢のひとなど
すべてのひとが、
自分の住みたいまちで 暮らせるように 」。

こんな あたりまえのことを
あたりまえにしようとサポートする
不動産屋さんが
福岡県福岡市にあると知りました。

それは 株式会社ガンツ不動産さん。

社名の「 ガンツ 」は、
ドイツ語で「 全部 」を意味するそうですが、
当初は
困っているひとを助けたいという
考えからではなく、
賃貸物件の入居率を
改善したいという考えから
スタートしたそうです。


障がいのあるひとが
賃貸物件へ
スムーズに入居できるケースは
珍しい と言われています。

周囲とのトラブルや
家賃滞納などを 懸念して、
物件のオーナーや管理会社が
許可しないことが
その理由として 挙げられています。

2016年に
障害者差別解消法が 施行されたものの、
不動産業界には
その変化の兆しがない と感じる状況が続く中、
ガンツ不動産さんでは
来店した 障がいのあるひとと家族の
切実な思いの話を聞いた時に
「 これでは いけない 」と
思ったそうです。

当時、福岡の不動産は供給過多で
賃貸物件は 空室が増え、
オーナーの安定収入が見込めない状況に
陥っていました。

そのような状況もあり、
これまで 入居しにくいとされていた
障がいのあるひとなどに
門戸を広げよう と、
可能にするためにさまざまな準備をし、
2017年11月に
「 ユニバーサル賃貸 」を スタートする と
宣言されました。

しかし、当初は
不動産業界や物件のオーナーから
予想以上の 反発を受けます。
そのような中で
ガンツ不動産さんの社員さんたちは、
ユニバーサルマナー検定を 取得したり、
遠隔手話通訳サービスを 導入したり、と
努力を重ねられます
「 前例をつくろう 」と 覚悟を決めて。

そして、2018年9月に サービスを開始。
障がいのあるひとをはじめ、
高齢のひとや
元受刑者などに物件を紹介し、
市や社会福祉協議会、
さまざまな種別の障がい者団体などと
連携を 広げていらっしゃいます。

ガンツ不動産さんの
物件を紹介するホームページには、
部屋の段差や間口など
誰でも利用しやすい工夫が
たくさん 詰まっています。

空き家の増加に伴う施策が
全国の自治体で進めようとされている中、
ガンツ不動産さんのように
取り組みを “ 商売 ” として行う不動産屋さんが
全国へ広がることで、
社会は 大きく変わると思います。


「 ユニバーサル賃貸を 当たり前にしていきたい。
自分が 先陣を切って、形を 広めることで 」。

「 当社は NPOでも福祉団体でもございません。
だから 世の中が変わるのです。
全ての人に 配慮ある企業が 日本に広がり、
サービスを選ぶ事が出来る社会になる事を。
まずは、私たち不動産屋さんが
住むことの第一歩を 」。

ガンツ不動産さんの大きな一歩が、
全国の不動産屋さんへ
広がりますように。

障がいのあるなしにかかわらず、
全てのひとびとが
住みたいまちで暮らせる社会へ
広がりますように。





*株式会社 ガンツ不動産(本社)
福岡県福岡市博多区比恵町1-18-406
https://www.ganzfudousan.jp/













 
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