無意味、のようなもの
[2018年04月17日(Tue)]
2014年6月にオープンした
福島県・猪苗代にある “ はじまりの美術館 ” 。
地域のひとびとに親しまれ
誰かに 勧めたくなるような場所になる、
初めて訪れた人が
地縁を育むことのできる拠点になることを
目指して オープンされて、
丸4年を 迎えようとしています。
その “ はじまりの美術館 ” で
先日から開催されている 企画展。
何だか
身体のどこかを
くすぐられるような
タイトルに 引き寄せられて。
企画展
〜 無意味、のようなもの 〜
会 期:2018年 4月14日(土)
〜 7月16日(月・祝)
10時〜18時
【火曜休館】*但し5月2日(火)は開館
会 場:はじまりの美術館
福島県耶麻郡猪苗代町新町4873
http://www.hajimari-ac.com/
料 金:一般 500円、65歳以上 250円、
高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方
および付添いの方(1名まで)は 無料
出展作家:今井さつき、けうけげん、酒井美穂子、
三瓶沙弥香、田中偉一郎、平野喜靖、
福田尚代、吉田格也
主 催:社会福祉法人 安積愛育園 はじまりの美術館
協 力: YELLOW、unico、クシノテラス、
小出由紀子事務所、
公益社団法人 東北障がい者芸術支援機構、
社会福祉法人 グロー(GLOW)、
社会福祉法人 やまなみ会、
後 援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、
猪苗代町教育委員会、
あさかホスピタルグループ
―― 一見意味のないように思える行動やその痕跡。
そういったものに出会うときあなたは、
驚いたり、戸惑ったり、不快に思ったり、
見てみぬふりをしたりしていないでしょうか。
また、特定の行動を何度も繰り返したり、
過剰ともいえるこだわりに
執着している人がいたとしても、
身近で接しているうちに
だんだん気にとめなくなることも
多いように思います。
しかし、無意味に思えるかもしれない
行動や行為の裏には、
実は大切な意味や伝えたいことがあり、
それはその人のひとつの
表現だったりするのではないではしょうか?
本展では、
「 意味があるのだろうか 」と
考えてしまう行為をしたり、
作品を制作する作家をご紹介します。
その表現は
祈りのようなものもあれば、
強いこだわりから生まれたもの、
そして我々に考えさせるための
メッセージを込めたものなど様々です。
本展が、
「 無意味 」のようなものについて考え、
思いを巡らすきっかけになれば
幸いです。――
( フライヤーより )
会期中には、
さまざまな関連イベントもあります。
ギャラリートーク や
「 あなたのこだわり教えてください!」
( 常設ワークショップ )など、
詳しくは、
はじまりの美術館HPを ご覧ください。
一見
意味のないように思えることは、
自身にも
周りにも
有りうることです。
それに、あえて
目を向け、考えてみる。
とても興味深い 企画展です。
*はじまりの美術館
福島県耶麻郡猪苗代町新町4873
http://www.hajimari-ac.com/
*社会福祉法人 安積愛育園
福島県郡山市安積町笹川字経坦52
http://www.asaka.or.jp/active/