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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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自由は奪わないということ [2015年05月02日(Sat)]

今日は、
「累犯障害者への支援、福祉は監視の代替でない」
 (2015年4月1日付け:京都新聞)
を読んでの ひとりごとです。


昨年2月、
自動車窃盗容疑で逮捕された30歳代の男性。

中古車工場にあった車をバックで動かし、
前進できず 運転を断念し、
車を放置し 立ち去りました。
彼には 知的に重い障がいがあり、
同様の事件を過去にも起こし、
今までに 5回服役した過去がありました。

この裁判が 今年2月に行われ、地裁で
1年10月の実刑判決が下りました。

法廷では 今回も
ただ 判決が言い渡されるだけで、
服役後 社会へ戻る時のことや
更生後の生き方について
言及はなかった とありました。

これまでも 彼は、
地域のヘルパー派遣事業所や 通所施設、
複数の 在宅福祉事業所を利用し、
それらのひとびとに
支えられた生活をしていました。

でも「車を運転したい」という
気持ちを 抑えられず、
同じような
“ 犯罪 ” を 繰り返しています。

20代半ばから 大半の時間を
刑務所の中で過ごしてきた
この男性にとって “ 服役 ” は
社会からの “ 隔離 ” に他ならず、
その他のことは
“ 福祉 ” に押し付ける司法判断を
問題視する記事でした。


そこで 思いました。
福祉の枠内で
生活するということは、
そのひとを
尊重することを第一とし、
そのひとの “ 自由を奪う ” ことは
してはいけないこと。

見守ることは できても、
自由を奪うことは できない。
それが 福祉。

出所後、福祉施設で生活することは
「 見守るが、自由は奪わない 」
生活をする ということ。

福祉は「 監視の代替 」ではなく、
監視をしてはいけないのが福祉だと 思うのです。

とくに、精神や知的に障がいのあるひとの
福祉施設や福祉事業所について、
地域住民からの
非難にも似た言動が多く、
「(地域の)資産価値が 下がる」とまで
言われる 世の中。

そのような中で、
障がいのあるひとを
選別せず 受け入れる 福祉施設に、
何を求めているのでしょうか。



待ったなしの事案を裁く “ 度量 ” が
司法より 福祉のほうが 勝っている
と 自らが認める判決のように
見えてなりません。

原子力発電所の件にしても然り。
司法をつかさどるひとは
何を見て、何を読み、何を話す
日常を 過ごしているでしょうか。














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