バリアフリー
[2014年11月04日(Tue)]
「バリアフリー」という言葉を聞くたびに
ほぼ毎回、思うことが あります。
その バリアフリーとは、
誰の目線で 考えているのでしょう?
と、いうのも
「バリアフリー」という言葉を使う場合、
身体に 障がいのあるひとの
目線に立ったものが 多いからです。
段差が ない、スロープが ある、
通路の幅が 広い、など。
身体に障がいのあるひとたちに
対応したものが
「バリアフリー」だと思っているひとが
多数ではないでしょうか。
では、障がいのあるひとに対応した
「バリアフリー」とは 何なのでしょう。
障がいには さまざまなものがある
と いうことを 念頭において 考えれば、
「バリアフリー」とは、
身体・知的・精神など
あらゆる障がいに
対応できるものでなければ、
そう 呼べないということに 気づくはず。
そして こう思います。
障がいや 年齢に関係なく、
そこに生きる
すべてのひとが 生きやすい
「まちづくり」こそが、
バリアフリーにつながる と。
まち まるごと、バリアフリー。
あらゆるバリアが、フリーのまちへ。
「まちづくりの多様性」こそが
「バリアフリー」に つながりますね。