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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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命の選択 9 [2013年12月02日(Mon)]

昨年4月に書いた「 出生前診断 」。
あれから1年半の間に、あれよあれよと
新型出生前検査が 拡がりました。
今も なお、
検査だけが独り歩きしている現状は 否めなく、
出生前検査を受ける前に必要な
染色体の病気などの 遺伝カウンセリングが
置き去りにされた現状は 変わりません。

先日見た「出生前検査 中絶53人、陽性確定の98%」
(2013年11月22日付け:読売新聞)の記事に、
今年4月の新型出生前検査導入から6か月間で
陽性の判定を受けた 67人のうち、
その後の羊水検査などで確定診断がつき
流産しなかった 54人中 53人(98%)が
人工妊娠中絶をしていた、と
書かれてありました。

この6か月間に 新型出生前検査を受けた
3514人を解析した結果 とありました。

新型出生前診断を受けた妊婦を
責めるつもりはありません。
「妊婦に 知る権利があるから 検査をした」
のでしょう。

でも ここで問いたい、
胎児には 生きる権利がないのか、と。

「お腹に宿った命を、胎児の生きる権利を、奪う」
ことについて 熟考してほしい、と。



「妊婦の 知る権利」と「胎児の 生きる権利」。

出生前診断はあくまでも 個人の判断でありますが、
障がいのあるひとが生きる 社会の現状に
そう決断させるに至る一因があるのではないかと
思うのです。

自分の周りに居る
障がいのあるひとたちが、
自分の人生を楽しめる暮らしが出来ていて、
その家族も
自分たちの人生を楽しめる暮らしが出来ている、
そんな様子を 見知っているのなら、
命の選択をあえてすることはないのではないか、と。



「 障がいのあるひとが生きにくい社会が続く限り、
命の選択は 続く 」。

新型出生前診断について 考えて
行き着いた思いです。










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