コラボレーション効果 2
[2012年04月13日(Fri)]
今日も こんな記事を見つけました。
「 障がい者とアーティストが コラボ
〜 斬新な感性・デザイン 人気 〜」
( 産経新聞:4月3日付け )
障がいのあるひとたちと ファッションデザイナーらの
アーティスト、企業を結ぶ ものづくりが、
横浜市で進められています。
横浜市の委託を受けて、2年前にスタートした
「 横浜ランデヴープロジェクト 」。
このプロジェクトには、陶芸家や デザイナー、スタイリストなど
約15人のアーティストと、横浜市を中心とした
約15カ所の障がい者施設や 企業などが参加しています。
昨年10月、横浜高島屋に 期間限定で出店した際には、
商品の供給が追いつかないほどの好評だったそうです。
「 横浜ランデヴープロジェクト 」で つくられた商品は、
大量生産の対極にある ものづくりの意味を込めた ブランド名
「 スローレーベル 」と付けて、
昨年から 本格的に販売が始められました。
さまざまな人が関わった スタイリッシュな雑貨は、
百貨店や まちの雑貨屋さんでも 好評だそうです。
障がいのあるひとたちのもつ 得手。
商業ビジネス上でアーチストとしてデザインをするひとの 得手。
このふたつが、対等な立場でかかわり、
双方ともにプラスとなる『 化学反応 』が、
高評価につながっている ように思えます。
『 妥協しない ものづくり 』
常に 一定の量・品数をつくり続けるには、
つくり手をサポートするひとたちの
力添えや協力がなくては 成り立ちません。
サポートするひとたちが これを「負担」と感じるならば、
ビジネスチャンスは生かせません。
『「負担」が生まれない 仕組みづくり 』
この仕組みづくり こそが、一番 肝心なことかもしれません。
* スローレーベル
2009年「横浜ランデヴープロジェクト」の取り組みから誕生した、
全て一点モノの手づくり雑貨のブランド。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.rendezvous-project.com/slow_label/