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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」

 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。



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描き、続ける  [2020年04月03日(Fri)]

先月初めに記した「 ダウン症啓発月間2020 」。 

『 世界ダウン症の日 』として定められた
3月21日に、
ダウン症のあるひとたちが
そのひとらしく 安心して暮らしていけるように と
日本で 世界で
さまざまな啓発イベントが 予定されていました。

しかし 今年は、ご存知ように
新型コロナウイルス感染の防止から
あらゆるイベントが 中止されており、
『 世界ダウン症の日 』の関連イベントも
その多くが 中止されました。

そのような中で、
岩手県を拠点に活動をされている
株式会社 ヘラルボニーさんが、
昨年12月に岩手県の花巻駅で
駅自体をキャンパスとして捉え
ダウン症のある 八重樫季良(やえがしきよし)さんが
描いたアート作品でラッピングするというプロジェクト
『 HANAMAKI ART STATION 』の模様を
ドキュメンタリーに編集した映像
『 描き、続ける。 ー作家・八重樫季良の人生ー 』を
YouTube上で 公開されています。

ダウン症を取り巻く
先入観を 取り除くために、
そして、一人ひとりの個人に光があたる
多彩な社会を 目指した活動のひとつとして。


『 描き、続ける。 ー作家・八重樫季良の人生ー 』
https://www.youtube.com/watch?v=qCL0IbFosNs
( YouTube から ご覧ください)



1956年生まれの八重樫さんは、
誰に習うことなく独創によって生みだした
一見抽象的な幾何学パターンを
描いたように見える絵を描きます。
これらの絵は、彼 独自の
アレンジによって描かれた建築物だそうです。
半世紀にわたって
ただ一つの
このスタイルで 創作し続け、
その作品数は 数千点に及ぶと言われています。

八重樫さんが所属されている
ヘラルボニーさんは、
「 異彩を、放て。」をミッションに掲げ、
知的に障がいのあるひとたちとともに
新たな文化を創り、
そこから自ら生みだした事業に
取り組まれています。



今回、このような状況下でも
「 自宅でも視聴できる形で発信する」意味に
あらためて 気付かせていただきました。

ある場所に来訪してもらい伝える方法も
大切で意義のあることですが、
これからは
自宅でもオフィスでも
どこでも受け取れる形で伝える方法が
必要になる 必須となる時代が
そこまで来ている、と。

「 できないことを できるようにするのではなく
できることを さらにできる社会に向けて 」。

この言葉に深く感じ入る、2020年春です。





*株式会社 ヘラルボニー(HERALBONY Co.,Ltd.)
岩手県花巻市東宮野目1地割2番地
http://www.heralbony.jp












進化 [2020年03月16日(Mon)]

2013年、
拙ブログで紹介した
鹿児島県にあるしょうぶ学園さんの
パーカッションと叫びのグループ
otto&orabu

そこで “ otto&orabu” の楽曲が
バックミュージックとして流れる
テレビCМを紹介しましたが、
今春、再び
アパレルブランド「 niko and … 」のテレビCМに
“ otto&orabu” の楽曲が
使われることになりました。

3月6日から
テレビで放映されており、
もうご覧になったひともいるかと思います。



 
  「 niko and … であうにあうMOVIE / 2020春 」


テーマは「 進化 」。

最初に「 otto&orabuの音とつくろう 」とだけ決定し、
あとは ずっと
楽曲を聴きながら
身体を動かしながら
企画は生まれたそうで、
俳優の菅田将暉さんと小松菜奈さんが
出演されています。

生きることということ、
服を着るということ、
進化するということ。

流れる “ ポンピドゥ 道化師の唄” に
沿い、流れ、広がり、揺れ、進化して。



“ otto&orabu” が 生み出す音楽には、
本来 音楽では
好ましくないとされていた
ふぞろいやズレで
構成される部分があります。

が、その ふぞろいやズレは
誰が どこから見た、聞いた、
ふぞろいやズレなのか。

そして、その ふぞろいやズレは
ひとやものの進化に
どのような 影響を与えているのか。

そのようなことを
思いながら、
眺めながら、
ひとつの芸術作品として楽しみたい と
思えたCMです。


最後に、この曲は
CD「encounter」 に 収録されています。

今一度、
“ otto&orabu” の
CDとライブDVDを
聴きなおす
観なおす時間を持ってみては
いかがですか。





*社会福祉法人 太陽会
障害者支援センター SHOBU STYLE
鹿児島県鹿児島市吉野町5066
Tel:099(243)6639
http://www.shobu.jp/












農福連携、が突きつけていること  [2020年01月28日(Tue)]


過日に記した 農福連携、の次へ

「 このまま 農福連携を続けると、
ずっと、それは、福祉事業所の仕事のままになり、
いつまで経っても 賃金は、
給料ではなく 工賃のままなのです 」。

この部分が、一番伝えたかったことでした。

そして、「 子どもにお金を残してあげるよりも
社会の一員として生きていける環境を
整えてあげることが 親の使命だ 」という
親御さんの声がありましたが、
そこから、親や家族だけでなく
障がいのあるひとが働く場に携わる
あらゆるひとびとに意識してほしい という
強い思いが ありました。

わたしのなかでは、
それは、もう、
意識、の レベルではないかもしれません。

だって、“ 農福連携 ” と聞くたびに
それが キレイゴトに 見えはじめたから。



2016年に
「一億総活躍プラン」が閣議決定され、
そのなかに
「 障害者等が、希望や能力、障害に特性等に応じて
最大限活躍できる環境を整備するため、
農福連携を推進する 」という内容が
盛り込まれていました。

そこから、障がいのあるひとが
農業分野における
就農、就労の促進が 位置付けられました。

ここで言う
就農、就労、とは、ずっと
福祉事業所で おこなわれることを
意味しているのでしょうか。

わたしは、そうは 思っていません。

だって、ずっとこのままだと、
福祉事業所での就農、就労=低賃金 が続くと
“ 農福連携 ” は、
“ 社会が いいように 利用 ” した
で 終わってしまう と思っているからです。



「 働くひと 」。

今、 研修生制度で来日して働く
外国人労働者の
劣悪な労働条件が 問題になっています。

これらだけでなく、
非正規雇用者などの 低賃金構造もあります。

しかし、これらのことよりも
もっと劣悪で
低賃金な構造が
日本に存在しています。

“ 農福連携 ” に たずさわるひとたちへ。

知っていますか。
時給が30円、50円、100円 で
“ 働く ” ひとたちを。

福祉事業所で “ 働く ” ひとたちです。

かれらは “ 給料 ” ではなく
“ 工賃 ” を 対価としてもらっています。

知っていますか。
福祉事業所で “ 働いている ” のに、
1日5時間、
時給30円で 20日間 働いても、
事業所への送迎車利用の費用を差し引くと
工賃が 発生するどころか
お金を払って “ 働いている ” ひとが
たくさんいる ということを。


“ 農福連携 ” の福祉事業所で、
知的、精神、身体、発達など
さまざまな障がいのあるひとが 働いています。

この先もずっと、かれらには
時給30円、50円、100円の
今の “ 工賃 ” という体系を 突きつけるのですか。



全国の最低賃金が話題に上るたびに 思っています。

障がいのあるひとの
最低賃金を保証することに、
どうして 社会は 無関心なのですか。

「 障がいのあるひとも 社会の一員です 」というのなら
「 障がいのあるひとの 最低賃金の保障 」は
はずせないのではないでしょうか。


そして“ 農福連携 ” に たずさわるひとびとへ。

知らない、とは もう 言わないでください。

これからの “ 農福連携 ” の
体系を考えることが、
「 障がいのあるひとの 最低賃金の保証 」へ動く
原動力になってほしい と願います。













農福連携、の次へ  [2019年11月27日(Wed)]

先日、このような記事を 目にしました。

「 障がい者と「農福連携」 カゴメ、
 トマト栽培を二人三脚で 」
 ( 2019年11月15日付け:食品新聞 )

株式会社カゴメさんが、
全国の 特色ある農産物や加工品を
農園応援ブランドとして
販売を展開しているなかで
この度、農福連携を柱に商品化した
“ 北海道余市トマトジュース ” を発売した、
と いうものでした。

原料のトマトは、10年がかりで開発した
爽果(さやか)という品種で、
青臭みが少なく
酸味と甘みの絶妙なバランスが特徴だそうで、
“ 北海道余市トマトジュース ” は すでに
公益財団法人日本デザイン振興会主催の
2019年度 グッドデザイン賞を受賞、とありました。

加工用トマトで北海道の産地を開拓する取り組みの
一環として、カゴメさんは
観光や漁業は盛んだが
農業に弱いと言われていた 余市町に注目。

「 農福連携ができる生産者 」を見つけてスタートし、
トマトの定植や収穫作業と 荷造りを
障がいのあるひととその家族、カゴメさんの社員が
二人三脚で行った、とありました。

余市町で栽培され収穫したトマトを
カゴメ北海道工場で 加工、製造。
荷造り作業は
札幌市内の障がいのあるひとが働く事業所が
請け負い、
パッケージデザインは
北海道のデザイナーに依頼した、と。

そして この “ 北海道余市トマトジュース ” は、
カゴメさんの通信販売で
顧客45万人に販売されるそうです。

「 子どもに お金を残してあげるよりも
社会の一員として 生きていける環境を
整えてあげることが 親の使命だ 」と、
収穫などに参加した
親御さんの声も 載っていました。



拙ブログで7年前に、 得手を活かした仕事 で紹介した
香川県や愛媛県の 事例にもありますが、
農地に関する法律が改正され
その頃から 急速に
農福連携 という言葉を
耳にするようになりました。

「 農福連携は、
農業を ビジネスとして捉えるのではなく、
障がいのあるひとが
“ 作業 ” として行う農業を
イメージしての取り組みに見えます。
しかし そうではなく、
“ 就農 ” を推進することに特化した取り組みで
あってほしいです 」と、
今年1月に 農福連携 にも記しましたが、
もう、この、農福連携から
次のステージ進む取り組みに
移行するさせる “ 義務 ” を
今 “ 農福連携 ” に
携わるひとたちが担う時期に来ている、と
思えてなりません。

このまま 農福連携を続けると、
ずっと、それは、
「 福祉事業所の仕事 」のままになり、
いつまで経っても、
賃金は、給料ではなく「 工賃 」のままなのです。

“ 合弁事業 ” のような
複数の個となる組織が共同で事業を行う
会社組織をつくり、そこで
障がいのあるひとが 「 雇用 」され
働くことができたなら、
そこには、
工賃ではなく「 給料 」が発生し、
障がいのあるひとが
経済的にも
自立の道が開けます。

このまま
農福連携を続ける “ リスク ” に
気付いているひともいる と思います。

農福連携、で終わることを想像して
農福連携が始まったんじゃない、ですよね。







* カゴメ株式会社
https://www.kagome.co.jp/













このやまコーヒー [2019年11月15日(Fri)]

2017年5月、
拙ブログ「 脱福祉事業所 」 でご紹介した
岩野響さん。

中学校に入り
学校生活への適応に困難を感じ
悩んでいた時期に、
ご両親が毎日飲んでいた
コーヒーに 興味をもちます。

もともと、同じ調味料でも
メーカーのちがいが分かるほどの
優れた味覚と嗅覚を もっていた彼は、
知人から手回しの焙煎機をもらったことがきっかけで
コーヒー豆の焙煎を 始めます。

そして、中学校を卒業した15歳の春、
ご両親が経営する洋品店の敷地内にあった
空き小屋を改装し、
自家焙煎コーヒー豆の販売店
『 HORIOZON LABO 』をオープンします。
が、その後
あまりの混雑に やむなく営業を停止、
という 経緯がありました。

焙煎の研究を続けていた響さんに
スポーツ・アウトドア用品を販売する
株式会社アルペンさんから
オファーが。


アウトドアシーンには欠かせない
コーヒーに着目した
アルペンさんは、
コーヒー焙煎士として活躍し
かねてから 登山に挑戦してみたいという
思いをもっていた
響さんと、
「 日本百名山の豊かな個性を
焙煎を通じて表現することで
オリジナルコーヒーを 開発する 」という
壮大なプロジェクトを発表。

『 このやまコーヒー 』という
オリジナルブレンドコーヒーを
販売されることになりました。


その第一弾は、
日本一の山である 富士山の個性を表現した
オリジナルブレンドコーヒー
『 Mt FUJI BLEND COFFEE 』。

今年8月に響さんは
念願だった富士登山を果たし、
その富士登山を通じて
残っている余韻や
富士山から受けたインスピレーションを
『 Mt FUJI BLEND COFFEE 』に表現されました。


―― ちがうから、おいしいね。
   ちがうから、たのしいね。
   山も、人も、コーヒーも。
   (中略)
   さあ、岩野くんと次の山へ。――


『このやまコーヒー』公式サイトにあった
この言葉に、胸が熱くなりました。

中学3年の夏、
家族と旅行した タイ・プーケットの海を見て、
「 水平線(ホライズン)のように広く自由に生きたい 」
と 思ったことが由縁 と言われている
店名にある “ HORIOZON ” 。

「 自分で表現できるコーヒーの研究成果を発表する 」
形として、15歳の春に店を出そうと決意した
響さんの思いは、続きます。


今まで 関東圏でしか
なかなか手に入らなかった
響さんのコーヒーが、
下記の場所で
手に取ることができると知り、
とても 楽しみにしています。

コーヒー好きのひとは
ぜひ、一度 味わってみてください。






*このやまコーヒー
HORIZON LABO × AlpenOutdoors AlpenMountains
https://www.alpen-group.jp/store/outdoor/products/konoyama-coffee/

『 Mt FUJI BLEND COFFEE 』は
今月15日(金)より、
株式会社アルペンさんの
「Alpen Outdoors」「Alpen Mountains」各店舗、及び
岩野響さんが2019年12月に
表参道にオープンする
コーヒーショップ『 HOLIZON LABO 』にて販売されます。


*株式会社 アルペン
https://www.alpen-group.jp/













知ってもらう 9 [2019年10月15日(Tue)]

大阪の、ある社会福祉法人が、
インスタグラムを
広報活動に取り入れたところ、
“ 映え ” 状況が起こり
人材確保などに活路を見出している、
という記事を 目にしました。


「 インスタグラムで 映える福祉 
 人材確保に新たな活路 」
 ( 2019年08月27日付け:福祉新聞 )

インスタグラムで “ 映え ” ているのは
大阪府に本部がある
社会福祉法人 晋栄福祉会さん。

介護施設と保育施設を
大阪、兵庫、奈良で 運営されています。

就職フェアなどで
興味を持ってくれた学生たちが、
施設訪問をしなくても
SNSを通じて
手軽に 職場の雰囲気など
現場を知ってもらう機会を増やそうと、
昨年から ツイッターやインスタグラムなどの
SNSを始められ、
各施設のホームページも 刷新。
その成果は
各施設で 現れている、とありました。

その中でも、とくに
各施設の若手職員が
施設の行事や日常生活、
共に働くこととなるひとたちの
プロフィールを 紹介したり、
施設周辺の観光やグルメスポットなどを投稿した
インスタグラムは、
新規採用者の約8割が チェックし、
新規採用者の3割が
ウェブサイト経由でエントリーした、とありました。

そして、施設利用者の家族からも
施設での様子が見られることで安心 という声や
普段見られない
職員さんたちの素顔を知ることで
親近感や信頼感が生まれた という声も。

一方で、プライバシーの保護には
細心の注意を 払っており、
利用者たちの写真が 悪用されないように
期間を設けて 削除している、とありました。



プライバシーの保護は
言うまでもなく大切なことですが、
それを 強調し過ぎるがあまり
「 福祉現場の発信 」が 遅れていることについて、
現場の、とくに若手職員の中に
歯がゆく思っているひともいると思います。

「 言われないから、やらなくていいか 」と、
発信の重要性に
“ 蓋 ” を しているひとも
いるのではないでしょうか。


SNSでの発信は、
福祉の仕事に就きたいと
思っているひとへのアピール だけでなく、
さまざまな立場のひとたちに
「 知ってもらう 」ことにも つながります。

それは、高齢のひとについても
障がいのあるひとについても 同じかと。

各利用者さんから
写真掲載などの同意書は、
一年単位で 取り付けておけば
SNSでの発信も頻繁にできます、し。

新たな福祉の発信を考えることは、
これからの福祉にとって
「 外せない 」ことだ思います。


最後に。
SNSの更新を 長く怠ると、
その発信力は グンと 落ちてしまいます。

更新が滞り、放置に近い状態のSNSは、
逆効果もあり得ます。

これは、現在ホームページを持つ
すべての 福祉事業所や福祉施設について
言えることです。

見ているひとに、どう向いてもらうか。
見ているひとを、どうひきつけるか。

SNSの発信には、
大きな要素が たくさん含まれています。






*社会福祉法人 晋栄福祉会
大阪府門真市北島町12番20号
http://www.chidori.or.jp/

















障がい者雇用 4 [2019年04月19日(Fri)]

先日、こちらの記事を 目にしました。

「 障害者実雇用率が上昇も
 法定未達成なお半数 京都の民間企業 」
 ( 2019年4月12日付け:京都新聞 )

京都府内の
民間企業の障害者実雇用率(昨年6月1日現在)が
前年比で 0.06ポイント上昇の
2.13%で、
雇用障害者数も
9151.5人( 前年比 659.5人増 )と
ともに 過去最高を更新、一方で
法定雇用率が未達成の企業は
ほぼ半数に上った、とありました。


厚生労働省の
民間企業における
平成30年度『 障害者雇用状況 』を
詳しく調べてみると、
障害者実雇用率(昨年6月1日現在)は
前年比 0.08ポイント上昇の
2.05%で、
雇用障害者数は 約534,000人で
過去最高を更新 とありました。

民間企業の障害者法定雇用率は
昨年4月、2.0%から2.2%に引き上げられ、
障害者雇用率は 上昇していますが、
法定雇用率を達成した企業は
全国で 約46,000社、
達成率は 45.9%(同4.1ポイント減)でした。

雇用された障がいの種別では、
身体に障がいのあるひとが
約34,000人の 最多で、
昨年4月から 雇用が義務化された
精神に障がいのあるひとは
約67,000人( 同34.7%増 )と
とくに伸びが大きかった、とあります。

企業の規模別では、
従業員1,000人以上の
3358社の 平均雇用率は
2.25% とあり、
企業の規模が小さくなるにつれて
雇用率が下がる 傾向が。

そして、法定雇用率が未達成の
約54,000社のうち、
6割程度にあたる 約31,000社が
障がいのあるひとを
1人も雇用していなかった、とありました。

障がいのあるひとを
1人も雇用していない企業が
こんなにあることに
呆れると同時に、これは
民間企業に
自覚がない だけではなく
どうすればよいかが分からないのだと
強く感じました。


記事の最後に、
「 法定雇用率に達していない企業や市町村、機関には
雇い入れ指導として
障がいの態様に応じた 職域の開拓、
求職者情報の提供など
障害者雇用の促進に向けた 取り組みを実施していく」
と、京都労働局・職業対策課のコメントが。

「 事業主に 雇用の理解を深めてもらうために、
指導や支援策などを強化したい 」
と、厚生労働省のコメントも。


指導や支援策、雇用の促進に向けた
“ 取り組み ” とは、
一体 どのようなものなのでしょうか。

誰が その “ 取り組み ” を考えているのでしょうか。

机上の空論になってはいないか と思ったり、
もしや
今回の統計結果も
偽装されているのではないか と思ったり。

その “ 取り組み ” が、
現場を知り、見て、聞く、ことを最優先し
これ以上の先送りはしない という
考えがあっての “ それ ” であってほしい、と
願う のではなく、
そうであってください。



















ユニバーサル賃貸  [2019年03月28日(Thu)]

2015年1月に
ハウジング・ファースト について
記してから 4年。

ひとが “ 生きる 暮らす 働く ” ために
必要不可欠な「 住まい 」。

海外では すでに
必要とするさまざまなひとに対しての
支援は 進んでいますが、
日本では まだ
その認知も 理解も 進んでいません。

「 障がいのあるひとや高齢のひとなど
すべてのひとが、
自分の住みたいまちで 暮らせるように 」。

こんな あたりまえのことを
あたりまえにしようとサポートする
不動産屋さんが
福岡県福岡市にあると知りました。

それは 株式会社ガンツ不動産さん。

社名の「 ガンツ 」は、
ドイツ語で「 全部 」を意味するそうですが、
当初は
困っているひとを助けたいという
考えからではなく、
賃貸物件の入居率を
改善したいという考えから
スタートしたそうです。


障がいのあるひとが
賃貸物件へ
スムーズに入居できるケースは
珍しい と言われています。

周囲とのトラブルや
家賃滞納などを 懸念して、
物件のオーナーや管理会社が
許可しないことが
その理由として 挙げられています。

2016年に
障害者差別解消法が 施行されたものの、
不動産業界には
その変化の兆しがない と感じる状況が続く中、
ガンツ不動産さんでは
来店した 障がいのあるひとと家族の
切実な思いの話を聞いた時に
「 これでは いけない 」と
思ったそうです。

当時、福岡の不動産は供給過多で
賃貸物件は 空室が増え、
オーナーの安定収入が見込めない状況に
陥っていました。

そのような状況もあり、
これまで 入居しにくいとされていた
障がいのあるひとなどに
門戸を広げよう と、
可能にするためにさまざまな準備をし、
2017年11月に
「 ユニバーサル賃貸 」を スタートする と
宣言されました。

しかし、当初は
不動産業界や物件のオーナーから
予想以上の 反発を受けます。
そのような中で
ガンツ不動産さんの社員さんたちは、
ユニバーサルマナー検定を 取得したり、
遠隔手話通訳サービスを 導入したり、と
努力を重ねられます
「 前例をつくろう 」と 覚悟を決めて。

そして、2018年9月に サービスを開始。
障がいのあるひとをはじめ、
高齢のひとや
元受刑者などに物件を紹介し、
市や社会福祉協議会、
さまざまな種別の障がい者団体などと
連携を 広げていらっしゃいます。

ガンツ不動産さんの
物件を紹介するホームページには、
部屋の段差や間口など
誰でも利用しやすい工夫が
たくさん 詰まっています。

空き家の増加に伴う施策が
全国の自治体で進めようとされている中、
ガンツ不動産さんのように
取り組みを “ 商売 ” として行う不動産屋さんが
全国へ広がることで、
社会は 大きく変わると思います。


「 ユニバーサル賃貸を 当たり前にしていきたい。
自分が 先陣を切って、形を 広めることで 」。

「 当社は NPOでも福祉団体でもございません。
だから 世の中が変わるのです。
全ての人に 配慮ある企業が 日本に広がり、
サービスを選ぶ事が出来る社会になる事を。
まずは、私たち不動産屋さんが
住むことの第一歩を 」。

ガンツ不動産さんの大きな一歩が、
全国の不動産屋さんへ
広がりますように。

障がいのあるなしにかかわらず、
全てのひとびとが
住みたいまちで暮らせる社会へ
広がりますように。





*株式会社 ガンツ不動産(本社)
福岡県福岡市博多区比恵町1-18-406
https://www.ganzfudousan.jp/













 
スキルシェアサービス   [2019年03月13日(Wed)]


先日、こちらの記事を 見つけました。

「 すきま時間で働きませんか 
 福祉事業所とのマッチングサービス 」
 ( 2019年3月8日付け: 福祉新聞 )

東京都内にある
株式会社プラスロボさんが、
すきま時間を使って
福祉事業所や介護施設で働きたいひとと
介護業務以外の簡単な仕事を頼みたい
福祉事業所や介護施設と マッチングする
「Sketter」(スケッタ―)という
サービス事業を リリースされました。

福祉領域に特化した
スキルシェアサービスは 国内初で、
これから 3年間で
3万人の個人と
1000ヵ所の福祉事業所や介護施設の
登録を目指す、と ありました。

スキルシェアサービス とは、
インターネットを通じて
個人が 自らの知識や技能を売買できる
サービスのことで、
働き方改革を背景に
近年 注目されている事業です。


福祉事業所や介護施設では、
配膳や清掃、軽作業の補助、
レクリエーションや傾聴などの仕事に
専門知識を有する職員が追われる
現状があります。

これらの仕事を、
すきま時間で働きたいと考える
Sketter(スケッタ―)に
任せることによって、
職員は 職員にしかできない
専門業務に 専念することができます。

この Sketterは、
就職や固定シフトでの勤務が
難しいひとでも、
福祉事業所や介護施設側が投稿する
仕事内容と日時、報酬などを見て
個人で 応募し、
マッチングが成立すれば
仕事ができる 仕組みになっています。

スケッタ―側の
サービス利用料は 無料ですが、
福祉事業所や介護施設側には
登録料が かかります。
( 当面の間は 無料だそうです。詳しくは
下記SketterさんのHPでご確認ください)

そして、利用したら終わりではなく、
事業所や施設 と スケッタ―の間に
「 相互評価システム 」を構築し、
お互いの信頼度を
可視化できるようにするそうです。

年内に、
150事業所 と スケッタ―1万人の
登録を 目指しているそうです。


Sketter の取り組みは、
すきまワーカーとして
1〜3時間ほどのスポット勤務が
「 福祉領域でもできる 」という形を
つくるだけでなく、
福祉の仕事への理解を 広げることや
障がいのあるひとたちの理解を 広げることにも
つながる と思います。

Sketter が、
全国へ 広がることを望みます。

と いうか、きっと広がる と思っています。






*Sketter(スケッタ―)
http://www.sketter.jp/


*株式会社 プラスラボ
東京都港区西麻布4丁目11ー2 
日神パレステージ西麻布406号室
https://www.plusrobo.co.jp













定着支援 [2019年01月24日(Thu)]


障がいのるひとが社会で働く。
そこには、
健常と呼ばれるひとが社会で働くことに
さまざまな面で
“ たす(+)ひく(−)” ことが必要です。

「 障がいがある 」と言っても、
生まれついての障がいであったり
発達とともにわかる障がいであったり
病気や事故で負った障がいであったり、と
そのひとそのひとにより
“ たす(+)ひく(−)” ことは ちがってきます。

拙ブログでは、これまで
#働く #農福連携
障がいのあるひとが
社会で働くことについて
さまざまな角度から ふれてきました。

そして、昨今では、働く上で
“ たす(+)ひく(−)” ことが必要な
障がい者手帳を取得していないひとも
少なからずいる ということが
明らかになってきています。

そのような中で、先日
『 職業リハビリテーション 』という言葉を
初めて 耳にしました。

障がいがあることにより、
職業に就くこと
そして それを続けることが
困難なひとに、
職業を通じた社会参加や
経済的自立の機会を
つくりだしていく取り組みで、
職業相談や職業訓練、職業紹介などの
職業的なサービスと、
就労を維持向上させるために必要な
福祉的な生活支援を含んだ
働きかけを行うそうです。



昨年来 社会問題となっている
障がい者雇用率について
話す際に、
忘れてはならないことがあります。

障がいのあるひとが
たとえ、就労できても
その職場で
仕事を続けることができなければ
何もならないし、
その職場が
健常と呼ばれるひとと障がいのあるひとが
同僚として働ける環境でなければ
雇用率がたとえ上がったととしても
= 障がいのあるひとが働く社会
ではないのです。

では、障がいのあるひとが働く場には
何が 必要なのでしょうか。

そのひとつが「 定着支援 」だと思います。

「 定着支援 」です。

この定着支援について
考えるイベントが、3月にあります。




      〜 「 定着支援 」を考える 〜

 日 時:2019年3月1日(金)
       13時30分〜16時30分
       【受付13時〜】

 場 所:大阪サテライト(大阪大学中之島センター内)
      大阪市北区中之島4-3-53
      http://www.onc.osaka-u.ac.jp/

 参加費:500円
 定 員:100名 【先着順】
    ※要申込
    社会福祉法人北摂杉の子会ジョブジョイント
    おおさかさんのHP(下記参照)でご確認の上、
    お申し込みください。

 対 象:職業リハビリテーション・就労支援の従事者
     大学の教職員、医療機関、企業等の関心のある方
 主 催:日本職業リハビリテーション学会
     近畿ブロック研究会
 共 催:JSN発達障害者就労支援研究会


▼第一部・基調講演
 「定着支援の理念と方法論」
 〜職業リハビリテーションの視点で考える〜
 柴田珠里さん(日本職業リハビリテーション学会運営理事
 社会福祉法人横浜やまびこの里ワークアシスト所長)

▼第二部・実践報告+パネルディスカッション
 「近畿ブロックの実践報告」
 〜障がい者雇用企業・福祉の取り組みから〜
 シンポジスト
 村山慎一郎さん(株式会社阪急阪神エムテック取締役)
 松居靖明さん(ブランシェス株式会社人事総務部)
 星明聡志さん(社会福祉法人北摂杉の子会ジョブジョイント
 おおさか所長)
 コメンテーター
 柴田珠里さん(社会福祉法人横浜やまびこの里ワーク
 アシスト所長)




障がい者雇用率を語る
自治体や諸団体のひとたちに
ぜひ、知ってほしいです。

障がいがあっても、
自身が望むなら
一人ひとりにあった支援のもとに
働ける社会へ。
少しでも近づけますように。





*社会福祉法人 北摂杉の子会ジョブジョイント
おおさか
大阪市淀川区十三東1-1-6
http://www.suginokokai.com/
E-mail:jobjoint.osaka@gmail.com


*日本職業リハビリテーション学会事務局
福岡県福岡市東区松香台2-3-1
九州産業大学人間科学部倉知研究室気付
http://vocreha.org/















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