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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」

 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。



「今出来ること」という一人ひとりの小さな道が一緒になって大きな道へ
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放課後の過ごし方 2 [2018年12月08日(Sat)]

今年7月に
障がいのある子たちの
放課後の過ごし方 について 記しました。

障がいのある子が
健常と呼ばれる子たちと一緒に
放課後に過ごす場としてある 学童保育。

そこでは、
勉強を教え合ったりということ以上に、
さまざまな子同士の “ ちがい ” を認め
互いに 補いながら生きる という、
障がいのある子にとっても
健常を呼ばれる子にとっても
何物にも代えがたい経験が
たくさん詰まった場 でもあります。

とくに、障がいのある子たちが
社会へ出る前に身につけたいことが、
“ 学童保育で 過ごす日常 ” に
たくさん詰まっている と、
実体験者のひとりとして 言えます。


障がいのある子が
学童保育へ通いたいのであれば、
その子に必要な “ 支援を付ける(加配)”ことで
地域の学童保育を
利用することは可能ですが、
さまざまな理由・事情から
放課後デイサービスを利用する
障がいのある子が
年々 増加の一途をたどっています。

中には、家族の就業形態などによって
学童保育は利用しづらく、
やむなく 放課後デイサービスを利用している
というひとも いらっしゃると思います。

学齢期は、それでいいかもしれません。
でも、その子たちが 大人になったときの
家族の在りよう
その子の暮らしを考えてみて、
放課後デイサービスが
利用できなくなった後の生活を
想像してほしいのです。 


放課後デイサービスを利用していた時間を
学齢期を終えたその子は、
どのように 過ごすのでしょうか。

福祉の財政も人材も、
これからの時代は
必ずしも 潤沢ではないことは
目に見えています。

学校を卒業後、
その子は 何をして過ごすのでしょうか。

そのような時に思うのが、
障がいのある子も
楽しめるコトを見つける ということです。

友人を見つけることと同じくらい
大切なことで、これは
障がいのあるなしにかかわらず
言えることだと思うのです。

その “ 楽しめるコト ” は、
趣味と呼ばれるそれと
同じようなこと かもしれないし、
趣味と呼ばれるそれとは
ちがったこと かもしれません。

“ 楽しめるコト ” は
絵を描くことや 書をたしなむこと
で、なくてもいいのです。
ひとりで
音楽に合わせて踊ることだったり、
ひとりで
ソファに横たわりながら
テレビを観ることだったり でも。

では、その “ 楽しめるコト ” というのは
どのようにして
見つけるのでしょうか。
どれくらいの
年月があれば 見つけられるのでしょうか。

障がいのある学齢期の子たちは
学校生活と放課後生活が
“ 楽しめるコト ” を
見つける時間の大半だと思いますが、
そこは “ 楽しめるコト ” が
見つかる・見つけられる環境でしょうか。


学齢期を終えてからでも
“ 楽しめるコト ” は 見つかるかもしれません。

でも、スポンジが水を吸収するような年齢期に
さまざまな同年代の子と
遊びの経験が積めたら、
そこから 必然的に
“ 楽しめるコト ” が 見えてくると思うのです。

それに気付いてあげられるのは、
誰でしょう。

親や家族だけでなく、
学校では 先生であったり
学童保育では 指導員さんであったり
放課後デイサービスでは 職員さんであったり
その子のまわりにいるひとたちの
誰かであってほしい。


そこは、
その子の “ 楽しめるコト ” に
気付いてあげられるひとがまわりにいる
環境ですか。

この問いについて
考えてあげられるのは、
親や家族です。














支援2  [2018年11月13日(Tue)]

今年5月に発売された
『 たのしい、わかりやすい 料理の本 』
という、料理本が あります。


DSC_2991 (2).JPG


知的に障がいのあるひとが
料理に 挑戦できるよう、
工夫された内容となっている
料理本です。

 
知的に障がいのあるひとたちが
自立生活を選べる環境が
整ってきたことから、
生活に必要な「 料理 」を身につけたいと
思うひとが 増えています。

しかし、市販の料理本で学ぼうとしても、
一定の知識は
あることが前提に
書かれているものばかりで、
知的に障がいのあるひとにとっては
理解が難しいものばかりです。

そこで、
本に書かれている
漢字にふりがなをつけ、
イラストや写真を多用し、
野菜の切り方や 米の研ぎ方なども
細かな手順ごとに示すなど、
さまざまな工夫のある料理本が
出来上がりました。


料理本の中身を 紹介すると…

冒頭の
“ 料理のきほん ” では、
野菜の切り方などを
料理の途中でも確認しやすいように
まとめられており、
砂糖、塩、油や
うまみ調味料などの説明もあります。

そして、
“ やっぱりご飯 ” では、
ご飯の炊き方にはじまり
炊き込みご飯やみそ汁を、

“ キャベツが1個あったなら ” では、
ポリ袋でつくる簡単メニューから
せん切りキャベツのつくり方や重ね煮が、

“ 大根1本、どうやって食べよう ” では、
ピーラーを使った料理など6つのメニューが、

“ じゃがいもは いつもある ” では、
ポテトサラダ、コロッケなどの
王道メニューが、

“ やっぱり 肉が好き ” では、
豚肉の生姜焼き、ハンバーグ、
鶏のから揚げなどが、

“ お楽しみはパン・麺・おやつ ” では、
サンドイッチやフレンチトーストに
電子レンジを使った焼きうどん、
カップレアチーズケーキ、と

全部で、
約30のメニューを 紹介しています。
つくってみたくなるものばかりですね。



この本を見ながら、
ひとりで 楽しくつくってみたり、
ひとりで料理することが難しいひとは
家族や支援者と一緒に つくってみたり。

「 自立 」というだけでなく、
「 楽しむ 」ことの ひとつとして
「 料理 」があるよ、と
障がいのあるひとたちに伝えたい。

「 自分が食べたいものを 自分でつくって食べる」。

あたりまえのように思えますが、
障がいのあるひとたちには
あたりまえではないことの方が
多いのが 現状です。


日々の暮らしに 活力と明るさを与える
「 食べること 」にも 支援を。

この料理本を、
福祉事業所の休憩室に置き
料理に興味をもつキッカケを つくったり、
グループホームで購入し
皆さんで クッキングしたり、と
「 共有する 」ことから
料理を始めてみるのも よいかもしれません。

この料理本が、
必要なひとのもとへ 届きますように。








*『 たのしい、わかりやすい 料理の本』
発行 / 全国手をつなぐ育成会連合会
著 / 枝元なほみ
版型 / A4版変形
ページ数 / 48頁・オールカラー
定価 / 本体1,000円(税別)

→ 購入は、下記
公益社団法人 日本発達障害連盟さんの
HPから、E-mail もしくは
FAXからの申し込みのみ になります。


*公益社団法人 日本発達障害連盟
http://www.jldd.jp/
E-mail : jlidmf@dream.com
FAX 03-5814-0393












LLブック [2017年07月27日(Thu)]


拙ブログを読んでくださるひとの中にも
「趣味は 読書です」というひとが
いらっしゃると思います。

本を 読む。

そこから得られるものは、
計り知れないものが ありますね。
人生を変えることも ありますね。

先日、
知的に障がいのあるひとを
読者の対象にした本があることを 知りました。

それらは
「 LLブック 」と呼ばれ、
北欧を中心に 普及しており、
「LL」の 語源は
スウェーデン語で「 Lattlast 」の略で
「 やさしく 読みやすい 」という意味だそうです。

とくに スウェーデンでは、
1960年代から
知的に障がいのあるひとの「 読書権 」を
平等に保障する という目的に、
国が 資金を出し、出版されています。

日本では、まだまだ
その本の冊数も
認知度も 低いですが、
昨年、障害者差別解消法が 施行され、
国や 自治体には
差別を解消するための
合理的配慮が 義務付けられ、
社会状況は大きく変わっても尚
変わらない現状が あります。

考えてみれば、
出版物の表現は 文字が中心で、
子ども向け以外の本は
内容も 表現も
複雑で 高度なものばかりです。

知的に障がいのあるひとが
読んで理解するには
難しいものばかりです。

そこで、ようやく
文字の読めない
障がいのあるひとたちにとっても
読書を 楽しみ、
情報を得ることができる本が 生まれました。

2015年に 出版された
『 わたしのかぞく なにが起こるかな?』と、
今年4月に 出版された、第2作の
『 はつ恋 』です。

ストーリーの理解が 苦手なひとのために
1編ずつの
ショートストーリー形式にし、
文字は 少ない あるいは無く、
写真を 多用し、
誰もが楽しむことができるように
工夫されています。

『 はつ恋 』では、
だれもが憧れる「 恋 」をテーマに、
写真によって
恋愛ストーリーを楽しむことができる
「 写真版 LLブック 」になっています。

そうですね。
青年から成人の年齢になると
自然に 異性への興味が芽生え、
恋愛や結婚などに 興味をもつことは
障がいのあるなしにかかわらず
あることですもの。



自分の興味を
理解へつなげるきっかけになる
それが「 本 」。

だとしたら、
知的に障がいのあるひとにも
その機会は なくてはならないものです。

LLブックを 日本にも取り入れ、
発行に尽力された
企画・編集・製作に携わるひとびとに、
そして、出版社さんに
感謝の気持ちが こみ上げてきました。


「 小さい頃に読んだ絵本を 今もよく読む」こと
それも 読書ですが、
成長すると 理解できる本が極端に少なくなると
感じているひとたちにとっては、朗報ですね。


必要としているひとへ、この本が届きますように。








*樹村房(じゅそんぼう)
http://www.jusonbo.co.jp/



*『 わたしのかぞく なにが起こるかな?』
LLブック制作グループ /編
藤澤和子・川ア千加・多賀谷津也子 /著
(2015 年4月30日 刊行)B5判・112頁

―― 小学生の少女「わたし」と
 その両親、おじいさん、兄、姉の
 それぞれのエピソード9編を
 写真だけで4コママンガ風に表現。
 マンガ「サザエさん」のような、
 家族による身近な笑いがいっぱいです。

 目次
 1 はみがき
 2 あさごはん
 3 てつぼう
 4 おしゅうじ
 5 いす
 6 ばどみんとん
 7 ケーキ
 8 デート
 9 ランニング


*『 はつ恋 』
藤澤和子・川ア千加・多賀谷津也子/企画・編集・制作
(2017年4月27日 刊行) B5判・90頁

 目次
 1 海でであう
 2 女の子を見つめる
 3 うんていをがんばる
 4 ロールケーキはおいしい
 5 花をわたしたい
 6 こわい人がくる
 7 ふたりのクリスマス 













卒業式 [2012年03月10日(Sat)]

春まだ浅い、3月吉日。
なおの、特別支援学校高等部卒業式がありました。

DSC_0928-1.jpg


昨日までの日常の延長で 会場に入り、
開会の時間を待ちます。
「卒業生入場」。拍手のなか、23名の卒業生が入場。

式は厳かに 進みました。
学校長の祝辞、卒業証書授与と
ほんとうに厳かに 進みました。

「送辞」では、高等部2年生の生徒が、
自分たちの言葉で気持ちをストレートに発し、
清々しい風を吹かし、贈ってくれました。

そして「答辞」。
卒業生代表の男子生徒がマイクの前に立つなり、
感極まり、涙声で振り絞るような第一声
「と・う・じ」。

肩を震わせながら 一生懸命読みはじめた姿に、
それまで我慢できていた涙が どっとあふれてきました。
(と、書いている今も 思いだして目がうるうる)

気を持ち直して続ける 言葉。
卒業生の代表として、そのままの気持ちを
純に 伝えてくれました。

式典に臨席して、あらためて感じた「言葉のチカラ」。

そして 式典の間ずっと、
会場を包み込んでくれていた ピアノの生演奏。
「音楽のチカラ」の素晴らしさもあらためて感じました。

DSC_0930.JPG

「学校生活に別れを告げる」と親子で実感できた卒業式。

とてもとても心に残る、明日からの希望を抱けた 卒業式。

DSC_0933.JPG

先生、ありがとうございました。
卒業生のみなさん、
身体に気をつけて、社会でがんばりましょうね。
そして、
なおが生まれてから今まで接してくださった
すべてのみなさんに、感謝いたします。


*このコサージュは、学校でなおがつくったものです。
胸に付けて式に出ました。記念にします。



小さな巨匠展&京都府学校文化・芸術祭 [2012年01月27日(Fri)]
今日はご案内をふたつ。

まずは 昨日から開催されている、
京都市立の小・中学校育成学級、総合支援学校が
合同で開催する 作品展
「 第34回 小さな巨匠展 」のご案内です。

児童・生徒が、個人・共同で製作した 絵画や工芸、書道などの
作品が 約3000点、展示されています。
なおは 今春卒業のため、最後の出品となります。

学校関係者や 児童・生徒の家族 のほか、
障がいのあるひとと 日々ともに過ごしたり、
携わる 仕事をされているひとにも、ぜひ 見ていただきたいです。

6才から18才までの 障がいのある子たちが、
どんなことを 感じ、どんなことを 表現し、
どんなことを 伝えようとしているのか。
ご自身の身体で、ぜひ 確かめて見てください。


        『 弟34回 小さな巨匠展 』

日 時 : 2012年1月26日(木)〜29日(日)
        9時 〜 17時 (入場は16時30分迄) 《 入場無料 》

場 所 : 京都市美術館 別館
       京都市左京区岡崎最勝寺町13番地
        (京都市営地下鉄 東山駅下車 徒歩約5分)

主 催 : 京都市小学校長会育成学級委員会、
       京都市立中学校長会総合育成支援委員会、
       京都市立総合支援学校長会、京都市教育委員会



そして もうひとつ。
同時期に 京都市美術館(本館)で開催される こちらです。


        『 平成23年度 京都府学校文化・芸術祭、
             弟43回 教育美術展覧会 』

日 時 : 2012年1月28日(土)、29日(日)
              9時 〜17時  《 入場無料 》

場 所 : 京都市美術館
       京都市左京区岡崎最勝寺町13番地
        (京都市営地下鉄 東山駅下車 徒歩約5分)

主 催 : 京都府教育委員会、京都市教育委員会、
      京都府学校文化・芸術祭-教育美術展覧会実行委員会

後 援 : 京都府、京都市


この展覧会は、京都府内の 幼稚園・小学校・中学校・高等学校、
特別支援学校の 出品の中から、
豊かな個性と 創造性に満ち溢れた 意欲的な優秀な作品を
展示しています、と 案内にありました。

こちらに今回、なおの作品が 展示されることになりました。

この週末は、家族で 美術館を ハシゴ。
本人にとっても 家族にとっても、励みになる 出来事です。





ゲストアシスタンスカード [2011年08月18日(Thu)]
先日、東京ディズニーリゾート に行ってきました。
今回で 5回目。
また行きたくなる不思議な空間 だといつも感じています。

初めて行った時のこと。あるアトラクションに並んでいました。
ひとの多さ、列に並ぶ ひとの熱気 に、
おもわず 「いやや〜」 と声を発し泣き出した なお。
そそくさと並んでいた列から離れ、はぁー とため息。

その時 スタッフがやさしく声をかけてくれ、
ゲストアシスタンスカード の存在 を教えてくれました。
(以前から 風のウワサに聞いたことはありました)




2000年4月からある このカード。
当初は 身体的な障がいがあるひと向けでした。

自己申告でカードが取得できるため、不正利用者が増え、
一旦 廃止した 時期がありましたが、
2002年5月から 一部利用内容を変更し、現在に至っています。

今は 身体障害者手帳保有者 だけでなく、
療育手帳 などを持つひと、そして母子手帳 をもつひと(妊婦)、
高齢のひと も自己申告 で利用できます。



このカードを持つことで 受けられるサービス は、
あくまで アトラクションの待ち時間を列に並ばなくていい ということで、
並ばずにすぐ入れる ということではありません。

「 待ち時間を列から離れて待つ」 ということです。

それに ひとつのアトラクション でカードを使い 待機している時は、
他のアトラクション でのカード利用 はできない、
という決まり もあります。
場合によっては 連れのひとは列に並んでいただきます と、
カードに明記 されています。



さまざまな施設 において、
障がいのあるひとの利用料金 が割引 になったり、
本人と介助者 が無料 になったりするところがありますが、
私はそれがよいことだとは思っていません。

「 利用料は 区別なくしっかり取る。
そのお金で、利用する全てひとが 気持ちよく楽しめる施設 になるよう、
改良 に努めてほしい 」 と。

ディズニーリゾートには 障がいのあるひとの料金割引 はありません。
しかし「 訪れる全てのひとが楽しめるように 」 と
随所に 工夫や 物心両面のサポート体制 を取っていると感じます。

本来 あるべき姿に近い 公共施設 といっても過言ではない
と 思っています。


障がいのあるひと は 「特権」 を求めるのではなく、
「 健常者と同じサービス を 受けられるために 必要なサポート が
どんなことか を 社会に伝える 必要がある 」
のではないでしょうか。



*ゲストアシスタンスカード について、
東京ディズニーリゾートのHP には記載がありません。
利用者からの申し出 により対応 してくれます。
初めてのひとは、インフォメーションセンターに事前連絡 してからの
来訪をおすすめします。

特別支援学校の日常4 [2011年07月22日(Fri)]

先月書いた、なおの通う特別支援学校・高等部の授業風景。
授業の大半を占める 「 ワークスタディ 」
ワークスタディ でつくる 農作物のこと や、
クッキーなどをつくる 食品加工について 紹介しました。

「 ワークスタディ 」のほかには、
「 ライフスタディ 」や「 個別課題学習 」などの授業がありますが、
今日は「 ライフスタディ 」という授業についての紹介です。

授業内容 は生徒により異なります。
例えば パソコンの使い方や 家庭科実習、体力増進のための運動、
公共交通機関の利用方法の実習 など。

なおは昨年、フライングディスク に取り組みました。
決まった距離から輪のなかへディスクを 飛ばす(投げる)練習 は、
1年で見る見る間に上達。
大会への出場も勧められるほどでした。
卒業後、余暇で楽しめるものがひとつ増えたね と話しています。

そして今年は インラインスケート に挑戦しています。
写真は インラインスケート にいざ取り組む、準備中のなおです。
体育館 のなかで、ヘルメット、ひざにサポーターをつけて、
トントンと、半歩ずつ歩くところ から始めます。

今年の冬に アイススケート が滑れるように、
それも 出来るだけ一人で滑れるようになる ことを目標に、
1週間 に1時間、取り組んでいます。

インラインスケート って 結構難しいものですね。
平衡感覚 はもちろん、
日頃 使わない神経 を使って前へ 前へ。

やはり 身体を動かす、身体を使うことは、
“ あらゆることの基本 ” なんだなぁと、
なおの様子を見て、改めて感じています。


特別支援学校の日常3 [2011年07月07日(Thu)]

なおの通う特別支援学校・高等部の授業。
今日はワークスタディのうち、
食品加工でつくられた製品を紹介します。

写真の 「 さくさくクッキー 」 。
なんと五つの味が楽しめます。
ココア、 抹茶、 シナモン、 いちご、 プレーン。

出来上がりまでの工程は、
まず 身支度を清潔にする ところから始まります。

粉などの材料を計る、生地をつくる、成形する、オーブンで焼く。
さましてから、お菓子の個数 と 向き を整えて 袋詰め。

そして販売では、接客 そして レジ打ち、お金の扱い、
製品の包装 と続きます。

一人ひとりの目標設定 により、
それぞれの 担当 が分担されます。
それができるようになると、
また次の 役割分担 へと、いろいろな作業 を経験。

前にも書きましたが、ワーク という作業を通じて何を得るのか。

理解が難しい作業過程の手順 をどうすれば理解できるか、
生徒一人ひとりについて、
手順の工夫・方法を見つけます。
それを 援助 というかたちで 支援 してあげることにより、
作業 がスムーズにでき、
本人の達成感 と 次への意欲 につながります。

要は一つのこと (仕事) をやり遂げるための経験を積み重ねる
時間がこの ワークスタディ。
日々の積み重ねを 学校で頑張っています。


*ワークスタディ には、
木工 ・陶工・ 染織・ 農園芸・ 食品加工・ 環境園芸の
6つの選択肢があり (学校により異なります) 、
本人の希望を経て振り分けられます。
特別支援学校の日常2 [2011年06月26日(Sun)]

先日お話した特別支援学校の授業風景。

ワーク という授業で、生徒たちは作物や製品 をつくっています。

写真の 「生椎茸」 「天日干し椎茸」 「竹炭」 は、
なおの通う学校でつくったものです。

校内で栽培した 原木椎茸 に、
地域に自生する竹を使ってつくった 炭 。
どれも形はふぞろいですが、 正真正銘 “ Made in KYOTO ”。
どれも時間と手間がかかる 「ものづくり」 です。


子が成長するうえで 「待つこと」 の大切さを謳いますが、
こうして日々のものづくりから、
生徒たちは自然に「待つこと」を体験しているのかもしれません。

「辛抱」 ―― 最近あまり聞かなくなった言葉ですが、
こうして 「辛抱」 を体感しているのかなぁと、ふっと思いました。

ワークの授業でつくった作物や製品は、
年に二回、地域にある一般店舗の特設売り場で販売するほか、
毎月一回ある授業参観日に販売されます。

毎回、販売時には生徒が売り子になり、
接客やレジ打ち、それに呼び込み(!?)の練習も。

ワーク担当の先生方の、目に見えないところでのご苦労を、
製品を手に取りながら、いつも感じ取っています。


特別支援学校の日常 [2011年06月23日(Thu)]

障がいのある子が通う学校として、
全国に特別支援学校があります。 公立と国立があり、
うちのなおは公立の特別支援学校に通っています。

高等部の授業って日々どんなことをしているのか、
みなさん想像がつきますか?

28時間 / 週 、そのうちのほとんどは「ワークスタディ」という授業です。

ワークスタディ には、
木工 ・陶工・ 染織・ 農園芸・ 食品加工・ 環境園芸の
6つの選択肢があり (学校により異なります) 、
本人の希望を経て振り分けられます。

高等部 1年〜3年が一緒になります。
個性豊かな生徒たちが、
各々の目標に向かって取り組みます。

ワーク という 作業を通じて何を得るのか。

理解が難しい作業過程の手順をどうすれば理解できるか、
生徒一人ひとりについて、
手順の工夫・方法を見つけます。
それを 援助 というかたちで 支援 してあげることにより、
作業がスムーズにでき、
本人の達成感と次への意欲につながります。

これは、生活全般について行動力にもつながると私は思っています。

よく考えれば、ワークが陶工でも食品加工でも何でもよいわけで、
要は一つのこと (仕事) をやり遂げるための経験を
積み重ねる時間だとも思っています。


うちのなおは、写真のような「さをり織り」や、「草木染め」などをする
「 染織 」 に取り組んでいます。
最初の頃は、「 将来は、さをり織り職人か、染め職人を目指すか?」
と親子で言っていましたが、
ワークの授業参観を重ね、様子を見るうちに、
ふっと「 そうじゃない」 と気付きました。


特別支援学校での取り組みから見えたことは、
「学校 」 という場すべてに言えることで、
「生きるために必要なことを学ぶ場、それが学校」なのだなぁと。

まだまだ学ぶべきことがたくさんあるので、
先生に「 留年させてください 」 と懇願するも、
「 (笑いながら) それはできないんですよ 」 と言われました。

高等部 は、高校 ではないんですね。
ちょっと不思議です。。。

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