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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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    2019年11月以前にいただいた
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「今出来ること」という一人ひとりの小さな道が一緒になって大きな道へ
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なづな展 [2021年12月03日(Fri)]


今年も こちらの案内の季節がやってきました。

場所は、京都・岡崎、
平安神宮を望み
南禅寺に続く場所で 開催されます。


DSC_4043.JPG



       〜 なづな展 2021 〜

 会 期:2021年12月10日(金)〜12日(日)
      10時〜17時 【 最終日は16時まで 】

 場 所:みやこめっせ 美術工芸ギャラリーA・B
      京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
      http://www.miyakomesse.jp/
    ※西入口より、エレベーターもしくは階段で
     2階へ お上がりください。

 主 催:社会福祉法人 なづな学園

  ※新型コロナウイルス感染予防のため、
   当日はマスク着用のご協力をいただき、また
   体調に少しでもご不安のある方は、
   ご来場を控えていただきますようお願いします。



―― なづな学園の製品が一同に集まる、
  年に一度の展示会。
  日々取り組む丁寧な手仕事、
  作り手の個性あふれる
  ユニークな作品・製品たちが集結します!
  ギャラリーBでは、
  なづな学園・かしの木学園・わかなによる
  3事業所合同作品展を開催。
  ぜひ、足を運んで
  じっくりとご覧ください。――
            ( 案内葉書より )


細やかな手仕事が活きた
編み物や織物、紙製品、草木染製品などの
製品づくりに定評がある
女性限定事業所の なづなさん、
放課後デイサービス事業所の わかなさん、
そして 今回、
かしの木さんからは
パンやコーヒー豆の販売もあるそうです。


クリスマスやお正月に
彩りを添える
目と心を楽しませてくれる、
今年も 素敵な作品が並びます。

「 ここに行けば会える 」という、
うれしさを かみしめながら。

皆さんも
無理のない範囲で、
立ち寄ってみてください。




*社会福祉法人 なづな学園 
京都市東山区渋谷通大和大路東入2丁目
上新シ町372
http://www.naduna.jp













コロナ禍からの教訓2  [2021年09月08日(Wed)]

過日、 コロナ禍からの教訓 で、
福祉の先進国として有名なフィンランドでは
高齢のひとが
できるだけ長く自宅で暮らせる環境をつくることに
根本をおいた社会がある、と記しました。


新型コロナウイルスの感染拡大が
止むことなく続く中で
ひとびとは今、
自分の生き方や暮らし方、人生について
考え直すひとが増えています。

「自分の人生を 自分で選択し決断して生きていく」。 

実は、それは、
それほど難しいことではなく、ただ
自分の心に 正直であればいい。

でも、もしも、
その選択肢の数が
限られたものである場合、
幸せと思える人生は 送れるでしょうか。

今まで 当然と思っていたことが
遠い世界のことになったり、
不自由、を突きつけられたり。

いつ何時にも
自分の人生を受け入れて
納得できるなら
納得できているならば、
コロナ禍の状況下においても
幸福感は得られているでしょう。

自分で選択し決断して生きていく人生を
送ることが可能な社会なら、
コロナ禍でも
想定外のことが続いても、
自分の人生を
自分で選択し
決断して生きていける。

「自分の人生を自分で選択し決断して生きていく」。

他の何のせいにも
他の誰のせいにも
しないで済む社会が
この日本にあるのかを問いたい。


何を優先させて
どこに重きを置くかを考え直し、
そこに「支援」が必要ならば支援を入れて、
障がいのあるひとも高齢のひとも
自分の人生を
自分で選択し
決断して生きていける社会が
この日本にあれば、
たとえ コロナ禍であっても
今のような思いをするひとは
グンと少ないのではないでしょうか。

そして、言えます、
「 社会の軸を 何に合わせるか 」を
この方向転換が 明らかに必要だ と。












ドキュメンタリー映画『不安の正体 精神障害者グループホームと地域』 [2021年08月03日(Tue)]


障がいのあるひとのグループホームが
近年、各地で増えています。

ですが、それに伴って
地域住民によるグループホーム開設の
反対運動があることも確かで、
事業者側が説明会を開いても
反対の声は収まらず 対立が深まるという事態が
あとを絶ちません。

「 施設コンフリクト 」と呼ばれる
このような反対運動は なぜ起きるのか。

障がいのあるひとのグループホームとは
どのようなものなのか。

反対住民の声と関係者の意見、そして
グループホームに入居しているひとびとの
生活やインタビューを通して 実像を見つめる
ドキュメンタリー映画が完成しました。



       ドキュメンタリー映画
 『 不安の正体 精神障害者グループホームと地域 』



各地の反対運動をはじめ、
グループホーム内の生活の様子が収められており、
そこには、精神に障がいのあるひとの
置かれた実情を理解してもらおうという思いが
詰め込まれています。

舞台となったグループホームの入居者らが
顔を出して出演したことについて、
「 世の中には 精神障がいのあるひとを
いろんな目でみる人がいる。それでも
ありのままの姿を知ってもらおうという思いが
勝ったのではないか 」と
グループホームの理事長さん。

「 誰もが受け入れられる地域なら、
私はそこに住みたいなと思う 」と、
反対一色の住民説明会で
ある住民が発した言葉の紹介も。

「 精神障害者 大量入居 絶対反対 」と
書かれたのぼりが映し出された衝撃の場面から、
グループホーム開設に至った過程を
ただ 記録したものではなく、
障がいのあるひとを
知らないからことから起こる
数々の誤解を払拭したい、払拭する映画です。



このドキュメンタリー映画の完成を記念して、
オンライン上映会が予定されています。

▼配信日時:2021年8月9日(月祝)
      11時 開始 〜13時 終了予定
▼配信スケジュール:
  11:00 本編上映開始
  12:05 本編終了、5分休憩
  12:10 トーク開始、チャットで質疑応答予定
  13:00 イベント終了
▼トーク出演:池原毅和さん(弁護士、本作企画者)
       飯田基晴さん(本作監督)
 ※詳しくは イベントページにてご確認ください。
  https://kipz.fun/mall/event/1203



障がいのあるひとを知らないひとにこそ
観てほしい映画です。

そして、観たひとたちに答えてほしい問いがあります
「 本当に怖いのは何だろう? 」。

本当に怖いのは。







*映像グループ ローポジション 内
ドキュメンタリー映画『 不安の正体
精神障害者グループホームと地域 』紹介ページ
https://www.lowposi.com/gh/

2021年/日本語/65分
企画:池原毅和 
企画協力:三橋良子 
監督・撮影・編集・ナレーション:飯田基晴
協賛:社会福祉法人SKYかわさき、
   セレリアンス株式会社 
助成:一般財団法人松翁会
製作:NPO法人自律支援センターさぽーと 
制作・販売:映像グループ ローポジション
※映画のDVDが 9月に発売予定だそうです。



















コロナ禍からの教訓  [2021年06月28日(Mon)]


福祉の先進国として有名な国に
フィンランドがあります。

「高齢のひとができるだけ長く自宅で暮らせる環境をつくる」

フィンランドが
目標としていることは
これだと聞いたことがあります。

自宅介護も含めた
さまざまな公的サービスを提供し、
自立した高齢のひとの生活を支援。

健康管理はもちろん
趣味などの関心事にも応える
地域アクティビティの充実、
家事や身の周りのサポートに加えて
身近に家族や友人がいないひと向けの
“ お友達制度 ”まであるそうです。

フィンランドでは 子育てが終わったら、
巣立った子も親も
互いに独立した成人同士 という立ち位置で、
互いのファミリーの在り方を
第一に考えます。

障がいのあるひとは、
自分の意思で
暮らし方を選び
独立できる環境が整っています。

子たちは、
自らの生活を第一にでき、
親の介護に縛られるということがない
環境があたりまえ だとか。

国民一人ひとりの暮らしを支える財源は
フィンランド国民が負担する税金です。

ご存知のように
その税率は高いですが、
生活が保障されていると実感できること、
そして、税金がちゃんと使われているかを
納税者がしっかり監視する国であること により
存続できています。

それらの根底には、国民一人ひとりが
「 人権 」「 平等 」を
常に 意識していることが大きい、と。



十数年前から、日本でよく聞かれるようになった
「 まちづくり 」という言葉。

わたしが住むまちでも
「 まちづくり 」を盛んに謳い、
さまざまな取り組みが成されています。

が、そのどれもが
このコロナ禍で「 停滞 」しています。

「コロナ禍で停滞する まちづくりってどうなのよ」。

コロナ禍だからこそ、
これまで積み重ねてきた「まちづくり」が
活きていないと
活きてこないと、と思いませんか。

フィンランドでは、コロナ禍でも
物事の本質を見失わず
自由を束縛されることなく、
不便さがあったとしても
その不便さを超える
満足感や自由をかみしめながら
ひとびとは 生活しているそうです。



コロナ禍からの教訓として
見えてきたことがあると思います。

それぞれの立場で まとめていますか。

それを形へと 考えてみませんか。


「 負を 負で 終わらせない 」と
意気のあるひとが 想像以上に多いんじゃないかな
と 感じる、2021年 水無月 です。













DWAT 2  [2021年05月22日(Sat)]

障がいのあるひとや高齢のひとや妊産婦など
特に配慮を要するひとの
避難生活を支援する
災害派遣医療チーム = DMAT について
拙ブログで紹介して7年が経ちます。

その後、災害派遣医療チーム=DMATの
心のケア版として2013年に誕生した
災害派遣精神医療チーム= DPAT など、
災害時に 配慮の要するひとたちへ
必要な支援を速やかに届ける役割を持つチームが
生まれています。

そして、福祉版DMATの進化・完成版とも言える
災害派遣福祉チーム = DWAT
( Disaster Welfare Assistance Team )も
全国で 増えつつあります。


災害派遣福祉チーム=DWAT は、
災害発生時に
福祉専門職のひとが
要配慮者のニーズを聞き取り、
避難者の福祉的な課題に対応し、
福祉避難所へつないだり、
関係機関への受け入れをコーディネートしたりと
福祉専門職のひとが
要配慮者に 必要な支援を行います。

DWATの存在や役割を知るひとが
まだ少ないことから、
静岡県社会福祉協議会さんでは
静岡DWATの役割や活動を伝える
動画を作成されました。





「 DWATの役割をアピール 静岡県社協が動画作成」
 ( 2012年4月27日付け:福祉新聞 )

DWAT(災害派遣福祉チーム)は
都道府県単位で組織し、
研修を受けた介護福祉士、保育士、社会福祉士ら
種別を超えた福祉専門職で構成されています。

静岡県では、DWATが2017年に発足し
現在登録員は231人。

これまで、自治体の防災訓練に登録員が参加したり、
パンフレットを配布したりして
周知を図ってきましたが、
実際の活動や登録員の思いを
視覚的に訴えることができる啓発の必要性を
感じていました。

この動画では、
学識経験者や事務局職員の解説とともに
3年前の夏の西日本豪雨で甚大な被害を受けた
岡山県内の避難所で活動した
静岡DWAT登録員の生の声も交えながら、
福祉避難所の開設訓練など
DWAT登録員の様子や平時からの活動にも
焦点が当てられています。


DWAT(災害派遣福祉チーム)は
何をやってくれるチームなのかを
社会全体が認知することは
とても重要なことです。

その存在を必要とするひとに届けないと
DWATが活きません。

この動画から
知ってもらうために必要なことはもとより
運営側に必要なことが見えてきて、
皆さんの地域にも在るDWATが
意義あるチームへ飛躍すると思います。

きっと、
たくさんの気付きが
この動画にはあると思います。





*静岡県社会福祉協議会
http://shizuoka-wel.jp/














福祉避難所 10  [2021年05月04日(Tue)]


新型コロナウイルスという災害が続く中、
容赦なく起こる
地震、突風、洪水などの 自然災害。

災害時に、
地域の避難所で過ごすことが難しい
支援が必要な
高齢のひとや障がいのあるひとを
受け入れる設備や 支援するひとなどを備えた
福祉避難所

発災後、
受け入れ体制が整ってから開所されるため、
発災後 すぐの対応が難しく、
それが課題とされていました。

この課題にふれた記事を
先日、目にしました。


「 福祉避難所へ直行 促進
 災害時 高齢者や障害者 」
  ( 2021年4月19日付け:読売新聞 )


政府は、災害時に自治体が
介護施設などに開設し
福祉の専門職らによって運営される
福祉避難所に、
高齢のひとや障がいのひとらが
自宅から直接避難できる仕組みを
本格導入する方針を固めた、とありました。

現状では、
自宅から地域の避難所へ避難し、そこから
福祉避難所へ移る必要があるひとの
人数を把握した上で 福祉避難所は開設され、
2019年時点で
約8700か所が 福祉避難所と指定されていても
発災直後の避難に対応できておらず、
移動による負担が大きい と指摘されていました。

今国会に提出された
災害対策基本法の改正案では、
支援が必要な 高齢のひとや障がいのあるひと
一人ひとりについて、
具体的な避難手段を盛り込んだ
「 個別計画 」づくりを
自治体の努力義務とする という規定が
盛り込まれているとありました。

そして、「 個別計画 」の作成時に
福祉避難所のニーズを把握しておけば、
施設開設の準備も進めやすく、
福祉避難所が不足している地域には
新たな指定が進む、とありました。


でも、ちょっと待ってください。

支援が必要なすべてのひとの
「 個別計画 」を
自治体は 把握できているのでしょうか。

2012年度より
障がいのあるひとの計画相談支援が始まり、
現状では 相談支援事業所を通して
支援計画を作成するひとが多い ですが、
障害のあるひと本人や家族による支援計画の作成
= セルフプラン を利用するひともおり、
制度開始から7年後の調査では
セルフプランを利用するひとが増えている
という結果があります。

セルフプランを利用するひとの
福祉避難所に関する「 個別計画 」は、
誰が どこで どの時点で 行うのでしょうか。


福祉避難所を利用するひとは
高齢のひとだけでは ありません。

災害時、避難に支援が必要な
高齢のひとや障がいのあるひとは、
2019年時点で
約784万人とされています。

政府がいう「 個別計画 」は、
そのひとたちの
誰一人も 抜け落ちていない と言えますか。

地域の避難所への避難をためらう
障がいのあるひとと
その家族が多いと言われている中で、
記事にあるように、
自治体が開設した福祉避難所へ
高齢のひとや障がいのひとが
自宅から 直接 避難できる仕組みが整うことは
一歩 前進と思います。

でも、「 セルフプラン 」を利用している
障がいのあるひとの「 個別計画 」を、
忘れないでください。

置き去りにしないでください。














介護をするひと  [2021年02月20日(Sat)]

過日、ある特集記事を 目にしました。

「 男の子は9歳から介護を始めた  
       〜幼き介護の現実〜 」
  ( 2021年2月5日:NHKWEB特集 )

その男の子は、
3歳の時に交通事故で父親を亡くしてから
母親と祖母との3人暮らしになり、
家計は 少しの貯金と祖母の年金が頼りでした。

祖母の介護を始めたのは 9歳の頃で、
心臓が悪く家の外に出ることがほとんどなかった
母親の代わりに、
毎日の買い物や洗濯もしていました。

高校進学の際には母親と祖母のために時間を割こうと
定時制の学校を 選びました。

母親の体調が悪化し、男の子の生活はこれまで以上に
介護中心の生活に なっていきます。

食事の準備や買い物、洗濯、掃除はもちろん、
祖母と母親のトイレ介助に体拭き。

「 遊びたい」「 誰かとつながりたい」、
年相応の子たちの生活からかけ離れた日々の中で
そう思うこともありましたが、
本当の気持ちは 誰にも打ち明けられず、
目の前のこと、その日のことだけを考えて
毎日を過ごすしか ありませんでした。

高校卒業後、祖母に
訪問看護師やヘルパーが家に来てくれるようになり、
アルバイトを始めます。

週2回、1日3時間ほどでしたが、
アルバイト先では
何気ない会話に笑い合える友だちもできました。

しかし、6年ほど経った頃、
母親が寝たきりになり、アルバイトを辞めることに。

男の子が付きっきりで介護をする日が続き、
家族以外とは
誰ともつながれない生活に戻りました。

間もなく 祖母が亡くなり、そこから
約10年の間、母親と2人きりで過ごす時間が
ほとんどの毎日が続きます。

ヘルパーをお願いしようとしても
母親が嫌がったため、
家事と介護のすべてを 男の子が担いました。

働きにも出れないので、金銭面では
親族などから支援を受けて
やりくりをする生活が続きました。

そして4年前、母親は67歳で亡くなりました。

約30年続いた介護の生活が終わった時、
男の子は 38歳になっていました。

家族の世話をするのは自分の役目で、
子どもの頃から介護をすることは
普通のことだと思っていた、と 言う彼。

誰かに相談して
助けを求めようと
考えたことすらなかった、と。

「 周囲のひとや 行政のひとたちから
ちょっとした声かけのようなやさしさがあったら
ずいぶん 救われると思います 」。

そう話す彼には
友だちも彼女もいない、
社会とのつながりもありませんでしたが、
彼は「 人並みの幸せを感じたい」と
その後、スーパーで パートを始めました。




まずは、この38歳の男性のこれからが、
自身の思いを叶える日々になることを
願ってやみません。

家族間の介護について、
「 仕方がない」で済ませる日本の縮図を見たようで
もしかしたら、稀ではないことでは、と。

「 男の子」だから 問題提起されたのであって、
「 女の子」だったら 表に出ただろうか、と。

そして 思いました、
「 親が子を介護する」ことだったなら
取り上げられていたでしょうか。



「 子が 親や祖父母を介護する」ことと
「 親が 子を介護する」ことの
どこにちがいがあるというのでしょうか。

子が親を、親が子を、介護をする。

その どちらにおいても、
誰かが 誰かの犠牲に なり続けてはならない。

介護をするひとに “ ちがい ” は ありません。

男性も女性も、親も子も。















脱申請主義 [2021年01月15日(Fri)]


福祉や社会保障のサービスを受けるには
まずは、役所へ出向き、
煩雑で面倒な書類を 揃えて、
自分で 申請することが 原則です。

「 健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」
を 得るには、これらの
具体的な手続きをしなければ
始まりません。

サービスの種類や利用する事業所や施設を
行政が決めていた時代から、
自分や家族の生活を
自分で決める権利が 重視される今も
自分から「 申請 」をしない限り、
何も 始まりません。

そして、
自分や家族に必要な支援を
知ることや
利用できる事業所や施設などの情報を
調べることが
できるひとと
できないひとがいて、
多くの書類や手続きへの対応が
必要な時にすぐにできるか、
手続きの支援をしてくれるひとが
いるかどうか、に関しては
全国一律で公平性を保っているとは
言えない日本です。

このような中で、
ある自治体がはじめる
日本で初めての
仕組みが 発表されています。


千葉県千葉市が
今月28日から はじめる
『あなたが使える制度お知らせサービス』です。


支援が必要なひとほど余裕がなく
支援制度が調べられない、
ネットにアクセスできないという状況を
解決できないか と、
千葉市は
その手法について 研究。

費用面、システム面、制度面など
さまざまな課題をクリアし、
一昨年 実証実験を行い、好評を得て、
行政向けに LINE が
安価で利用可能になったこともあり、
本格実施となったそうです。

具体的な利用方法は、
千葉市公式LINEアカウントに友だち追加し、
千葉市公式LINE上のメニューから
このサービスを選択し、
必要事項を入力しておけば、
市が保有する 住民情報を活用して、
各制度の 受給対象者となる可能性のあるひとに
市からお知らせする、という仕組みです。


申請主義を脱する施策のはじまり
である と同時に、
千葉市に出来て
他の自治体に出来ない大きな理由はない
と 想像しました。

早速、わたしの居住地でも
市長へ直接届く(と言われている)窓口へ
投稿しようと思います。


声を上げて
言葉で伝えることからはじめないと
何も 始まらない、
地道なことではあるけれど。

世界が一変するような状況下であっても、
一人ひとりの声が
“ 変わる ” “ 変える ” 原動力へなることに
ちがいはありません。













なづな展  [2020年12月15日(Tue)]


これまで、継続し開催していたイベントや展覧会を
コロナ禍により
対面での開催を断念することが多かった今年。

このような中でも、
例年通りに
開催される展覧会があります。

もちろん、
新型コロナウイルス感染予防対策のため、
当日は、マスク着用の協力、
体調に少しでも不安のあるひとは
来場を控えてほしい、というお願いを
しっかりとされて。



IMG_20201211_111553.jpg


       〜 なづな展 2020 〜

 会 期:2020年12月18日(金)〜 20日(日)
       10時 〜 17時 【 最終日は16時迄 】

 場 所:みやこめっせ 美術工芸ギャラリーA・B
      京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
      http://www.miyakomesse.jp/
     ※西入口より、エレベーターもしくは階段で
      2階へ お上がりください。
 主 催:社会福祉法人 なづな学園



―― なづな学園の製品が一同に集まる、
  年に一度の展示会。
  日々取り組む丁寧な手仕事、
  作り手の個性あふれる
  ユニークな作品・製品たちが集結します!
  ギャラリーBでは、
  なづな学園・かしの木学園・わかなによる
  初の3事業所合同作品展を開催。
  ぜひ、足を運んで
  じっくりとご覧ください。――
             ( 案内葉書より )


細やかな手仕事が活きた
編み物や織物、紙製品、草木染製品などの
製品づくりに定評がある
女性限定の事業所、なづなさん。

今年も クリスマスやお正月に
彩りを添えるような製品も
並ぶと思います。

3事業所合同作品展では、
陶器の制作に力を入れている かしの木さん、
放課後デイサービス事業所 わかなさんが
なづなさんと一緒に、
目と心を
楽しませてくれる
素敵な作品が並びそうです。


コロナ禍の今年も変わらず開催する ということは
大きな決断だったと思います。

今年も ここに行けば会える という
喜びをありがとう と言いたいです。

無理のない範囲で、皆さんも
ぜひ、立ち寄ってみてください。





*社会福祉法人 なづな学園 
京都市東山区渋谷通大和大路東入2丁目
上新シ町372
http://www.naduna.jp












展覧会「 Enjoy!Open!! Swing!!! vol.7 」 [2020年10月02日(Fri)]

京都市北区、上賀茂にある
NPO法人 スウィングさん。

これまでになかった
さまざまな福祉のカタチを実践され、
全国から
施設見学者が絶えない福祉事業所さんです。

そのスウィングさんが
定期的に開催されている
展覧会『 Enjoy!Open!! Swing!!! 』があります。

2014年1月 に
“ 変えるための「アート」、変わるための「場」”
という 副題で始まった展覧会は、
2015年2月に開催された vol.2 では
“「特別」な人なんて、どこにもおらへんのちゃう?”
2016年1月に開催された vol.3 では
“ ART BRUT? NOT ART BRUT? 京都・左京区編 ”
2017年1月に開催された vol.4 では
“ 感動させない自信があります♡ ” と、
毎年開催されている『Enjoy!Open!! Swing!!!』の
第7弾が、今月 開催されます。



Flowers.jpg



    〜 Enjoy! Open!! Swing!!! 〜
    Flowers いつだって、花は美しい

  会 期:2020年 10月30日(金)
             〜 11月3日(火・祝)
       12時 〜 18時 【最終日は17時迄】

  会 場:BIT CUBE art space 
      京都市左京区一乗寺中ノ田町26-2
      https://www.facebook.com/BITCUBEartspace

  主 催:NPO法人スウィング



―― 花、なんじゃないかなと思いました。
 「今」がどんな状況であろうと、普遍的に美しく、
 私たちの暮らしに彩りと幸せを与えてくれるものは。
 もっとも花にそんな意識はないでしょうから
 これは勝手な思い込みかもしれません。
 花はただ咲き、やがて枯れる。
 でも、だからこそ美しい。
 「ホンマの交流」を一貫したテーマとしてきたこの
 「Enjoy!Open!! Swing!!!」展ですが、
 このコロナ禍にあって
 はじめてリアルな交流を手放し、
 作品同士の交流、そこから生まれる未知の、
 目には見えない交流に思いを馳せることにしました。
 そしてこの展示を今だけでなく
 半永久的に残すことも、
 コロナ禍だからこそ思い及んだこと
 なのではないかと思います。
 映像作家の片山達貴さんとタッグを組み、
 展示風景をベースにした映像作品を
 会期終了後にWEB公開します。
 それもほどなく星屑のように限りない
 数多の映像たちに、
 あっと言う間に埋もれてしまうことでしょう。
 でも今は想像もつかぬ未来に、
 ふとした偶然に導かれて、
 見も知らぬ誰かがこのお花畑を目にし、
 笑みを浮かべたり、
 あるいは涙するかもしれない。
 そんな希望ともつかぬ、
 でも起こり得る絵空事を夢想することが、
 不安な今を生きる僕たちに
 大きな希望を与えてくれます。
 束の間、美しい花々が咲き乱れるお花畑で
 いっしょに遊びませんか? ――
           ( INTRODUCTIONより )



コロナ禍に何ができるだろうか、と考え
暮らしに彩りと幸せを、と
“ 花 ” を モチーフに
全国 いや 世界からの 作品を通しての交流。

とても素敵で、ワクワクします。


先着順ではありますが、
花(お花畑)を テーマとした絵を
応募できます。

もちろん、誰でも 応募できます。

詳しくは 下記を参照し、
スウィングさんのホームページで
ご確認ください。

そして、会期中の会場では
オレたちひょうげん族、招待作家、
そして 応募者による作品展示や
グッズ販売もあります。

作品と展示風景は撮影されて
後日、映像作品として
YouTubeにて配信されるそうです。



会場から離れた場所に住むひとも
そこにいる、
交流できる。

今までとは、ひと味ちがった 展覧会の形。

そこから
想像を超える何かが
生まれる
予感がします。





*NPО法人 スウィング
京都市北区上賀茂南大路町19番地
Tel:075(712)7930
http://www.swing-npo.com


※応募要項
テーマ:花(お花畑)
作品形態:絵画、詩ほか平面作品に限る
サイズ:540×390mmまで
応募点数:おひとり1枚(先着50点まで!)
締切:2020年10月20日(火)必着
宛先・お問合せ:NPO法人スウィング(担当:河原)
〒603-8074 
京都府京都市北区上賀茂南大路町19
Tel:075-712-7930
Mail:kawahara@swing-npo.com
※ 作品裏面に【お名前・タイトル・制作年】を
ご記入ください。
※ 別紙に【お名前・タイトル・制作年・
販売希望の有無・販売価格(税込)・ご住所・
電話番号・メールアドレス】を
明記の上、同梱ください。
※ 応募の際の送料は応募者負担です。
※ 希望の方は販売いたします。
販売手数料20%をギャラリーへお支払いします。
※ 作品は会期終了後、返却いたします。
返却の際の送料、作品購入者への送料は
スウィングさんが負担。











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