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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。



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カームダウン ( Calm down ) [2020年10月21日(Wed)]

先日、下記の記事を目にしました。

「 感覚過敏者に休憩空間 公共施設に初設置 」
( 2020年10月16日号:
      神奈川タウンニュース中原区版 )

神奈川県川崎市にある
とどろきアリーナ に、
感覚過敏の特徴があるひと向けに
気持ちを落ち着かせるための個室スペース
“ カームダウン・クールダウンスペース ” を設置、
東京オリンピックパラリンピックに向けた
取り組みの一環で
川崎市内の公共施設では初めて
と、ありました。

“ カームダウン・クールダウンスペース ” は
成田空港や 国立競技場にも 設置されており、
人混みや歓声、証明などの刺激を遮り
気持ちを落ち着かせるための空間で、
自閉症のあるひとなどに多い
パニックが生じた際に
冷静になるための空間として利用される
と、ありました。


この記事で その存在を知った
“ カームダウン・クールダウン ” について
調べるにつれて、
日本のさまざまな場所に在ってほしいと
願いにも似た思いが ふつふつと。

“ カームダウン・クールダウン ” は、
個室として 新たに設置するだけでなく、
今在る場所に
間仕切りなどを置いて
設置することも できます。

その場合、内部は、
照明を明るすぎないように
少し暗めの間接照明で、
一点に集中し 気持ちを落ち着かせるために
アイキャッチャー
(動物などのイラストやキャラクター、数字)の
設置も効果的、そして
防犯上の理由から
足下が見えるカーテンなどで仕切り
(設置場所の要件によって変わりますが)、
入口には 案内サイン
“ カームダウン・クールダウンスペース
 Calm down,cool down space ” を設置し、
「 この部屋は気持ちを静めるための部屋です。
皆様のご配慮をお願いいたします 」などの
説明文(ルビ付き)を 補助表示することで、
そこは
さまざまなひとに
配慮が届く場所になります。

知的や精神、発達に障がいのあるひとだけでなく、
認知症のあるひとも 利用できる場所です。


・カームダウンクールダウンマーク.png


今年5月には
経済産業省の日本産業規格(JIS)において
上記のような
“ カームダウン・クールダウン ” の
案内用図記号(ピクトグラム)も 発表され
その存在を知ってもらうための
準備は進んでいますが、
現在 設置されている公共の場所は
残念なことに、上記の他には
東京有明アリーナしか見当たりませんでした。

そして、
固定された場所に在ることもさることながら、
例えば 特別支援学校の修学旅行先や
イベント会場など、
不安や心配が大きくなって困っているひとが
助けを求めてきたときに
“ カームダウン・クールダウンスペース ” を
臨時で 設置することも可能です。


見えるものへの配慮を優先してきた
日本の “ バリアフリー ” に 一石を投じる
“ カームダウン・クールダウン ” の取り組み。

これが実現されてこそ
“ バリアフリー ” と言えるのではないでしょうか。

世界のトップレベルの
ユニバーサルデザイン水準を
目指す場所においては、
一刻も早い
“ カームダウン・クールダウンスペース ”の
設置を 願います。

“ おもてなし ” の日本を謳うなら
必要なことは 一目瞭然、ですよね。













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