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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」

 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。



「今出来ること」という一人ひとりの小さな道が一緒になって大きな道へ
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だれもが自己決定できる社会へ2020  [2020年01月03日(Fri)]



――大震災の直後にじぶんが言ったことばを、
 あらためて思い出すことが多い。
 そのなかのひとつに、
 「じぶんのリーダーは、じぶんです」というのがある。

 「周囲の意見とちがっても、じぶんで決めていいんだ」
 というような意味だとか、
 「じぶんで決めることから、逃げないで」
 という気持ちだとか、いろんなことを思いながら書いた。
 あのときには、考えたり行動したりすることの、
 ひとつひとつがとても重い意味を持っていたから、
 ぼくもある覚悟をして、腹の底から言ったつもりだった。

 あの時期の緊張感のなかで
 「じぶんのリーダーは、じぶんです」と言うと、
 受取るほうも、深いところで感じとりやすい。
 だから、「じぶんのリーダーは、じぶんです」は、
 ずいぶん重かったり深かったりすることばとして、
 あのときのような緊張はなくなった現在では、
 忘れられているような気もする。
 (というか、ぼく自身が、しばらく忘れていた)
 
 しかし、あらためて思ったのだった。
 そのことは、重くも、軽くも、言えることなのだ。
 「じぶんのリーダーは、じぶんなのよね〜」とかでもね。

 じぶんというリーダーが、決断したことなら、できる。
 薄着で試合観戦しているラグビー場で、
 「寒い、でも、おもしろい、寒いのなんかいいや」
 と思えるのは、じぶんが決めたことだからだ。
 だれかにお金やお菓子をもらってやってるわけじゃない。
 リステリンでぐちゅぐちゅ口をすすいでいるとき、
 「からい、耐えられないくらいからい、でもやるさ」
 と、ぐちゅぐちゅを続けているのも、
 じぶんというリーダーが、決めたことだからだ。
 だれかに脅かされてやっていたのなら、逃げ出す。
 ここらへん、軽そうだけど、大事なことのように思う。
 どんなことでも、じぶんで決めたことが、いいよね。
 しっかりじぶんで決めたことばかりなら、
 人生、けっこう楽しいんじゃないかな、
 ってことだよね。――



2020年が 始まりました。
本年もよろしくお願いいたします。

上記は、
明けた日に読み直し、
あらためて 心に留めたいことが詰まった
ある日の ほぼ日刊イトイ新聞
「 今日のダーリン 」の文章です。


「 じぶんのリーダーはじぶん 」
自分のリーダーは自分 と言われ
「 そうだ 」と自覚して、

「 じぶんで決めていいんだ 」
自分で決めていいんだ と言われ
「 そうだ 」と自覚して、

「 じぶんで決めることから逃げないで 」
自分で決めることから逃げないで と言われ
「 はい 」と自覚して、

障がいのあるひと一人ひとりに、それらの
“ 自分の人生を選択できる実行できる環境 ” が
整っているでしょうか。

自分で決めたことを
「 いいよね 」と
日々の生活で感じながら暮らせている
障がいのあるひとが どれだけいるでしょうか。

自分で決めたことを
「 いいよね 」と
日々の生活で感じながら暮らせるために
必要な支援が そこにあるでしょうか。


言葉が話せなくても
理解する力が低くても
「 じぶんのリーダーはじぶん 」と
だれもが行動に移すことが可能な日本へ。 

まずは、おのおののひとがもつ
「 専門 」というバリアで包まれたソレを
自分で 一度、剥がしてみて。

「 専門 」という縛りを解いて、
「 そのひと 」を中心に置いた支援を
考えることに集中して。


“ 自分の人生を選択できる実行できる環境 ”。

障がいのあるひとに
それが、ある、と言い切れるひとは
ごく少人数だと思います。

少人数でも居ればいいでしょ、なんて
聞きたくない言葉を
福祉のひとから聞いてしまって
がっかりを通り越して怒りを感じた昨年。

誰が どのようなアプローチをすれば
障がいのあるひと一人ひとりが
自分の人生を選択できる実行できる環境で
暮らせるのでしょうか。


福祉にかかわるひと以外のひとたちに
もっと発信しないと、と
考える2020年。

夏にある
世界的なイベントに
翻弄させられる一年にだけはしたくない、と
強く思う2020年。

そして、健康であってこそ。

皆さんにとっても、
無病息災な一年でありますように。

小さな積み重ねを
今年も、あきらめないで続けます。













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