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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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選挙に行くこと、投票するということ 5 [2019年07月10日(Wed)]


先日、このような記事を目にしました。

「 知的障害者に、字書けるんですか
 投票所で市職員発言 」
 ( 2019年7月2日付け:朝日新聞 )

6月30日(日)にあった 福島市議選で、
投票日の午後に投票所を訪れた
知的に障がいのある19歳の男性と父親に対して、
投票用紙を渡す際に
市職員が「 字が書けるのですか 」と質問。
男性は 1人で字が書けないため
父親が代わって記入しようとしましたが、
市職員が「 家族ではできない 」と説明すると
その父子は その場を立ち去りました。
その後、その父親から
職員の発言について抗議の電話があり、
市選挙管理委員会は
口頭で謝罪した、という記事でした。


ここで、2つの問題が 浮き彫りになっています。

1つは、
市職員の「 字が書けるのですか 」という発言と、
投票所にいる職員が
投票方法について
説明が出来なかったこと。

公職選挙法では、
投票用紙に記入できない有権者は、
代理投票ができますが、
投票所の事務に従事するひと2名が
補助として付いての代理投票が認められています。

家族の代筆は不可である旨を
現場の職員は 把握するだけでなく、
必要な場面で即座に
投票方法の説明を
行わなければならないにもかかわらず
成されなかったことは、
職員ならびに市選挙管理委員会に
落ち度があった と言えます。

2つ目は、
「 病気や障がいなどで
有権者本人が 投票用紙に記入できない場合、
投票所の事務に従事する者による
代理投票が 認められていること 」、
「付き添った家族やヘルパーは
投票用紙に記入する際には 付き添えないこと 」が
投票所に足を運んだ父子に
「 知らされていなかった 」
「 伝わっていなかった 」という事実です。

選挙管理委員会は これらのことを
何らかの形で 告知をしているでしょうが、
必要なひと一人ひとりに届いているかと言うと
そうではないのが 現状です。

必要と感じて
本人やその家族が調べ、
投票所に足を運んでいるひともいます。

でも、調べる手立てのないひとには
どのような方法で
伝えることができるのでしょうか。


そこで、6年前に
選挙に行くということ、投票するということ で記した
滝乃川学園さん(東京都)を 思い出しました。

国政選挙や地方選の立候補者を招き
選挙候補者の訴えを
聞いてもらう会を 開いたりし、
障がいのあるひとが
「 自分の思いを反映できる投票ができる 」環境を
整えています。

それだけでなく、滝乃川学園さんは、
「 文字の書けないひとの場合、
選挙公報を2度見せて
同じ候補を指せば 職員がその名を代筆し、
1度目と2度目で違う候補を指せば 白票を入れる 」
という方法を、
選挙管理委員会と協議し、続けています。

このように、
自治体の選挙管理委員会により
さまざまな方法で
代理投票が認められていることも
多くのひとに
知ってほしいです。


ここで、
福祉事業所や福祉施設にたずさわるひとびとに
お願いがあります。

通所するひと入所するひと本人とその家族へ
「 障がいのあるひとが投票する方法 」を
伝えてください、
知らせてください。

紙媒体で、ルビをふって、
わかりやすい文章で、内容は的確に。

これも、
支援のひとつだと 思います。
とても大切な支援だと 思います。














タグ:選挙
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