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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。



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特別がたどり着く先 [2019年04月13日(Sat)]

新学期が 始まり、
小学校、中学校、高等学校、大学で
新たな日を スタートした子たちも
多いと思います。

そんな時に、ふと思いました。
「 障害者権利条約を批准している日本なのに、
なぜ、特別支援学校に在籍する子が
増え続けているのか。
インクルーシブ教育と呼ばれる教育理念に
逆行する道をたどっているのは、なぜ 」と。


今から40年前の
1979年、
障がいのある子への義務教育の制度が
整いました。

そして、
障がいのある子への教育について
さまざまな模索のなかで、
国立特殊教育研究所
( 現在の 特別支援教育総合研究所 )が
設立されます。

その初代所長であった
辻村泰男さんは、
次のような言葉を 残されています。

―― 個人差に応じた適切な指導が
  単に障がい児についてだけでなく、
  学級全員について行えるような
  教育的諸条件が整備されたなら、
  その時、障がい児の多くは
  特殊教育から通常の教育に
  戻っていけるにちがいない。 ――

40年が経った今、
この言葉と照らし合わせた時、
果たして
特別支援教育から
通常の教育に戻る過程の
“ どのあたり ” に いるのでしょうか。


多様な子たちのニーズに
応えられるように、
“ そこ ” への 道筋として
「 特別な教育 」は
スタートしているのです。

つまり、通常の教育や一般社会において
多様な子たちのニーズに
応えられることが
理想的であり、
それが 可能になれば
特別支援教育は いらない、という考え方が
40年前には 在ったのです。


障がいの種別による
特別支援教育が生まれたことで、
「そうしなければ わからなかったこと」が
たくさんあったことは 事実です。

しかし、そこから
「 障がいのある子 」と
「 そのほかの子 」への教育は、
「 別 」であるという捉え方が 通説化し、
結局、インクルーシブ教育の理念に
逆行し 停滞している状況が
続いています。

特別支援教育は必要ない、のではありません。

通常の教育と
特別支援教育を「 つなげる 」 ことに
目を向ける教員が、
あまりにも 少なかったから
今に至っている、と思うのです。

言い換えれば、
通常の教育が多様性に応えることは無理である
ということを
まずは しっかりと認め、
これを前提に
インクルーシブ教育を進めないと変わらない、と。


通常の教育 と 特別支援教育。

「 特別支援 」をトルには、
特別支援教育に携わるひとたちが
自分たちの言語だけで
自分たちの領域のみで
専門性を 深めていくのではなく、
通常の教育との共通点を見つけ
通常の教育を理解した上で、
通常の教育をベースに
そこで
多様なニーズに応える
システムをつくることが必要です。


教育の先送りは、もう 御免です。

わたしたちの時代で
変えなければならないことだと
強く思います。

教育が 時代をつくります。
確実に。

そのことに
多くのひとは 気付いているのに、
なぜ、
進まないのでしょうか、
変わらないのでしょうか。















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