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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。



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普通 [2019年01月19日(Sat)]


昨年末に 目にした記事。それは、
京都府主催の
『 障害者週間体験コンクール 』体験作文の部で
最優秀賞に選ばれた作文について
書かれたものでした。


「 自傷の弟みつめた女子中学生に賞 」
 ( 2018年12月22日付け:京都新聞 )

作文のタイトルは『 普通 』。
自閉症のある弟について
“ きょうだい” である
女子中学生が 書いたものです。

当時1歳にもなっていなかった弟が
額を床に打ち付ける姿に
衝撃を受けたことなど、
弟の自傷行為や発達の遅れを
見つめた日々が 綴られています。

一緒に遊び、
ともに好物のチョコレートを
取り合ってけんかもする2人ですが、姉は
同年代の子どもに比べて
弟の発達が遅いことに 気付きます。

そして、自問した答えは、
「 変わっているように見えても、
ほかのひとにとって
当たり前にできることが
弟は ちがうだけ 」と。

優劣ではなく、それはちがい。
普通とは、何なのか を問うています。

中学2年生の “ きょうだい” の
ありのままの
思いの詰まった作文を
ここに 残します。



  『 普通 』
   ( 向日市立勝山中学校2年 中林静花さん )

「ガンガン!」
私の弟が自分のおでこを床に打ちつける音だ。
私の弟は自閉症である。
弟が自閉症だと分かったのは、2歳のころだ。
生後8カ月のころから弟は
自分の額を床に打ちつけはじめた。
額を衝撃からまもろうと手をさしのべると、
あまりの強さに涙が出る程だ。
普通の赤ちゃんなら、生後8カ月ごろには、
物につかまり歩く。
しかし私の弟はハイハイがやっとで、
名前を呼んでも目を合わせてくれない。
何だか周りと「違う」。
私の弟が自閉症だと分かってから、
障がい者に対する私の考えが変わった。

弟が生まれるまで、
私は障がい者の方の存在すら知らなかった。
障がい者の方を見ても
「変わった人だな」くらいにしか思っていなかった。
だが自閉症の弟と接していくうちに、
なぜ障がい者の方を見て、「変」だと思うのか、
普通とは何なのか、と思うようになった。

「普通とは何か」と聞かれると、
答えるのはとても難しい。
私にとっての普通とは、
自分から見た「当たり前」だと思う。
その当たり前は人それぞれで、
例えば、勉強が得意な子からすると、
テストで90点をとるのが当たり前でも、
勉強が不得意な子からすると、
テストは50点ぐらいが当たり前だったりもする。
私たちが障がい者の方に対して、
私たちと「違う」と思うのは、
私たちと障がい者の方たちとの普通に、
大きな違いがあるからだ。
だがこれは悪い違いではなく、
良い違いであると私は思う。
良い違いを尊重することはとても大事だ。
しかし、障がい者を差別するような、悪い違いは
必ず正さなければならない。

では、私たちには何ができるのか。
私の弟は何か難しい課題があった時、
「やって」ではなく
「手伝って」と私たちに助けを求める。
私がその課題をすべて終わらせようとすると、
「もういい、手伝い終わり」と言われる。
私の弟にも
「自分で成し遂げたい」という気持ちがある。
私は障がい者の方に対して、
やる気や自尊心を失わないように、
優しくサポートすることが
大事なのではないかと考えた。
そして私は障がい者の弟を持つ姉として、
障がい者に対する偏見を
なくしていきたいと思った。
そのためには、障がい者の方と
直接会ってみるのが一番良いと思う。
障がい者に対する偏見をとりはらって、
障がい者の方からお話を聞いたり、
障がい者の方を支えている方から
障がい者との接し方を教えてもらったりするだけでも
障がい者の方たちを知る良い機会になると思う。

違いを大切にしながら、
相手も大切にできる自分になりたいという気持ちを
みんなに持ってほしい。
                ( 原文のまま )


最後に。
“ きょうだい ” のなかには、
彼女のような思いを持つ
ひとばかりではありません。

距離を置き、
かかわることを拒む
” きょうだい ” もいることを
記します。













タグ:きょうだい
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