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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。



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ドキュメンタリー映画『 道草 』  [2018年11月07日(Wed)]

今年5月下旬に完成し、
6月に 完成試写会でお披露目された
ドキュメンタリー映画『 道草 』。

知的に重い障がいと
自傷や他害行為といった
行動障がいを伴う 3人の青年が、
親元や入所施設を離れ
地域で 自立生活を送る姿を描いた
ドキュメンタリー映画です。

先月下旬に
公式HPもでき、
全国の劇場公開へ 動き出され、
注目している映画です。


ドキュメンタリー映画『道草』.jpg


―― 暮らしの場所を
  限られてきた人たちがいる。
  自閉症と重度の知的障がいがあり、
  自傷・他害といった行動障がいがある人。
  世間との間に線を引かれ、
  囲いの内へと隔てられた。
  そんな世界の閉塞を、
  軽やかなステップが突き破る。
  東京の街角で、
  介護者付きのひとり暮らしを送る人たち。
  タンポポの綿毛をとばし
  ブランコに揺られ、
  季節を闊歩する。
  介護者とのせめぎ合いはユーモラスで、
  時にシリアスだ。
  叫び、振り下ろされる拳に
  伝え難い思いがにじむ。
  関わることはしんどい。けど、
  関わらなくなることで私たちは縮む。
  だから人はまた、
  人に近づいていく。――
           ( ストーリーより )



重度と呼ばれる
障がいのあるひとの多くは、
入所施設や病院、親元で暮らしていることが
ほとんどです。

そのような中で4年前に
重度訪問介護制度の対象が拡大され、
重度に知的に障がいのあるひとや
重度に精神に障がいのあるひとたちも
介護者付きで
一人暮らしができる可能性が
大きく 広がっても、
それを 可能にしているひとは
まだまだ少ないのが 実情です。

制度を活用できるようになるには、
支援する側の
体制と理解が 進んでいないことも
要因のひとつですが、
この映画では その部分についても
地域のNPO法人が
サポートする仕組みを
描いています。

そして、
撮影を進めている最中に
相模原で あの事件が起こりました。
しかし、その凄惨さから
事件について触れられないと
思っていたところ、
被害にあった息子さんをもつ
ご夫妻との出会いから 考えが変わり、
そのご家族の
地域に 目を向け始める姿も
映画では
描かれています。


同じ日本のなかに、
重度とされる
障がいのあるひとたちが
こうして 地域で 暮らしています。
こうして 地域で 生きています。

もしかして、
この映画の舞台である
東京だから可能だ と
思われるかもしれません。

でも、ほんとうは
全国の どの地域でも 可能なのです。


すぐに でなくてもいい、
寄り道をしたり
時には 道を戻ったりしながらでいいから
自分の思い描く
暮らしが
生き方が
できる社会へ。

タイトルの「 道草 」に込められた思いを
感じ取りながら、
ひとりでも多くのひとに
観てほしい映画です。

とくに、
福祉の仕事に 携わるひとには。





*ドキュメンタリー映画『 道草 』
https://michikusa-movie.com/

監督・撮影・編集 / 宍戸大裕
音楽 / 末森樹、永原元
音響構成・整音 / 米山靖
宣伝デザイン / 林よしえ
宣伝イラスト / 木下ようすけ
題字 / 岡部亮佑
公式HP / 馬渕陽子
企画・製作 / 映画「道草」製作委員会
宣伝・配給 / 映画「道草」上映委員会
2018年 /95分 /16:9 /カラー /日本












タグ:映画
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