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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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地域  [2018年07月23日(Mon)]

地域。

社会で暮らす中で、
よく 耳にする言葉です。
そして、
行政のかかわりの中で
よく 使われる言葉でもあります。

辞書で引くと
「 区画された土地の区域、一定の範囲の土地 」
と ありました。

福祉、を話すときにも
地域という言葉が よく使われます。

施設から地域へ、とか
障がいのあるひとも 地域で暮らす、とか。

でも、その地域って
どこのことを指して言っているのか と
ふと、思いました。


施設から地域へ、
障がいのあるひとも 地域で暮らす。

その「 地域 」とは、
「 区画された土地の区域 」ではなく、
「 隣近所 」を 意味していますよね、ほんとは。

障がいのあるひとが 地域で暮らしていると、
よくかかわるのは
「 隣近所 」なのです。

学校があり、公園があり、バス停があり、
住宅地があり、商店街があるのが
「 地域 」であれば、
日常の一番近いところにあるのが
「 隣近所 」なのです。



そして、思います。

「 地域 」という言葉は
使い方次第で、
「 分ける 」ことになっている、と。

例えば、
「 施設の夏まつりで、
地元の住民と 障がいのあるひとたちは
交流し、地域との共生に 取り組んでいます 」。

よく考えてみると、
夏まつりでしか 交流がないのなら、
それは、地域との共生ではなく
「 住み分け 」に なっているのです。

地域との共生とは 程遠い状況のことを
「 地域との共生 」と
言っていることになりますね。


そして、もうひとつ。

「 グループホームが まちにある 」ことを、
それだけで
地域生活を送っている、とか
地域の一員、と 言っていますが
本当に そうでしょうか。

厳密に言うと、それは
「 グループホームが まちにある 」だけで、
障がいのあるひとが
日々接するひとたちは
福祉関係者であるケースが
ほとんど だからです。

福祉関係者以外のひとと
日々 付き合う状況に あってこそ、
地域生活を送っている と
言えるのではないでしょうか。



そんなことは
容易にできないよ と言うひとが
多いかもしれません。
でも、少し考えてみてください。

今日、引越して来て
明日からすぐに
「 隣近所 」の関係が できますか。

障がいのあるひとも ないひとも
「 隣近所 」の関係をつくるのに
時間が必要なことは 同じです。

障がいのないひとも、
「 隣近所 」の関係は
日々の暮らしを経て
できているのではないでしょうか。

障がいのあるひとも、
「 隣近所 」の関係は
日々の暮らしを経て
できるのではないでしょうか。



「 隣近所 」というと
生活感が 漂ってきて、
かかわる、
接する、という実感が
言葉の陰から 見え隠れします。

それを、
いいとか
そうではないとか
言うのではなく、
事実として
社会全体が 受け止める時期に
きていると思います。

行政などが 書類に書きやすい
「 地域 」ではなく、
「 隣近所 」で
暮らしたいのです。



「 地域 」という
生々しさを感じない言葉 から、
「 隣近所 」という
生活実感の伴う言葉 へ。

この「 隣近所 」で
障がいのあるひとたちが暮らすことが、
行政などが言っている
「 共生社会の壁をなくす 」ことへの
他ならぬ 近道だと思います。













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