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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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ダウン症啓発月間 2018 [2018年03月12日(Mon)]


「 ダウン症のことを 知ってもらいたい 」と
日本ダウン症協会さんが主催する
ダウン症啓発月間。

 
ダウン症のほとんどが
21番目の染色体が3本あることから、
3月21日を
「 世界ダウン症の日」に制定されていることにも重ね
3月は、ダウン症のあるひとたちが
そのひとらしく
安心して暮らしていけるように という願いも込めて、
日本、そして世界で
さまざまな 啓発イベントが行われます。

その中のひとつの取り組み、
2018年ダウン症啓発月間の 啓発ポスターが
届きました。



ダウン症啓発ポスター2018.jpg



ポスターのテーマは、
『 いるだけで 伝わることがある
〜 どんな街にも あなたのそばにも 〜 』。

世界ダウン症連合のテーマ
『 What I bring to my community 』
を 基にしています。

ポスターの背景に映るのは
熊本県天草市、
教会のある漁港として知られる 崎津。

そして、モデルのひとたちは
天草市在住の
41歳から50歳の ダウン症のある
6名の皆さんです。


2014年啓発ポスター「ここにいるよ」では
ダウン症のある児童が、
2015年啓発ポスター「夢だなんて思っていない」では
ダウン症のある青年が
モデルとして 映っていました。

かつては 平均寿命が短いと言われていた
ダウン症ですが、
環境の変化や 医療の進歩により
平均寿命が伸びてきていることは
明らかに なっています。

と いうことは、
学校を卒業した後のほうが長く、
卒業後
何十年も生きる暮らす ということ。

30代、40代、50代、60代を迎える
ダウン症のあるひとたちが、
どのような毎日を過ごすのかを
さまざまな課題とともに
考えることこそが
今 求められていることであり、
必要に迫られていること なのです。

そして、同時に 言えること。それは
ダウン症のある子をもつ親が
成人しても なお
ダウン症のある子のことを
考え続けなければならない現状を変えないと。


成人となった ダウン症のあるひとたち。

そのひとたちが、
自分の住みたいところで
一緒にいたいと思うひとと
健康で 自分らしい人生を謳歌できる社会に
環境を整えるのは、
誰でもない
同じ社会を生きる
皆さん 一人ひとりだと思います。


ダウン症のことを知ってください。
そして、
あなたの周りにいる
まだ知らないひとたちへ「 伝えて 」ください。







* 世界ダウン症の日2018公式サイト
http://jdss.or.jp/wdsd2018/


* 公益財団法人 日本ダウン症協会
東京都豊島区南大塚3‐43‐11
福祉財団ビル5階
Tel:03(6907)1824
http://www.jdss.or.jp


* 世界ダウンの日 公式HP
https://worlddownsyndromeday.org/

2006年から、3月21日を
世界ダウン症の日(World Down Syndrome Day)
と制定しており、2012年からは
国連が正式な国際デ―のひとつとして
『世界ダウン症の日』と制定。
以来、世界中で
毎年3月21日前後に
ダウン症に関する啓発やイベントなどが
行われています。












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